無題2009年1月2日

12/26(金)、仕事が終わりません。今年の締めくくりの練習だったにもか
かわらず参加できませんでした。申し訳ありません。
 今回のひとりごとは、代わりに新人金融レディーとして頑張るクラリネッター
が書いてくれます。よろしく!

(↓この先は新人金融レディーとして頑張るクラリネッターのひとりごとです↓)
わたしは金曜日の練習に代理で指揮をしたわけではないのですが、指揮者Kさんからご使命を受けましたので、書いてみます。せっかく新人金融レディーという紹介もして頂いたので、そのお話もしてきますね。
今回だけですので、指揮者ではない「指揮者のひとりごと」お付き合いください。

この金曜日は仕事納めの方も多かったと思いますが、金融機関の仕事納めはもうちょっと先のお話でして、練習には一番乗りで参加できました。
とはいえ、年末ですからお年玉用に両替をされるお客様でごった返し(私が勤める支店ではお客さま用の両替機がないんです)、ATMコーナーではお客様の列が店外にも伸びるという状態が続くような日で、通常では考えられない来店客数でした。そしてそのような日は「機械(ATM)はよくわからない」と問い合わせに来られる方が大変多いのです。一度ATMのご案内に行くと30分はATMコーナーから出られず、5台設置されているATMのひとつひとつを回って案内することも多々あります。

例えば、ATMに行くとこのように次々とお客様から声を掛けられます。

「ちょっとお姉ちゃん!カード入れてもお金でてこーへんけど、どういうこと?!」
「キャッシュカードの挿入方向が逆なんですね。矢印の向きにこう・・・」
「あのー、すみませんけど、10万出したいのに何回やっても10円しか・・・ほら」
「ご出金ですか?金額の画面のときに、1、0、万、円・・と押していただくと、」
「あ、出てきたわー、もーこの機械かなわんわー」
「ごめんなさいねー、またお困りの時ありましたら、わたしまたご案内いたしますから・・・」
「すみません、これお金のとこのふたがしまらんのですけど、」
「あ、これは機械がですね、お客様が入れたお札を読み込めなかったので…これで大丈夫です」
「ちょっとちょっと、暗証番号うまく押せへんねんけど、あんた代わりにやってーや。」
「申し訳ございません、それは出来かねますのでわたしと一緒にやってみましょう。お客様のお洋服の袖が画面に当たって機械が反応しにくいようになっているようですので・・・」
「・・・・・!」
「・・・・・・・・!!」

こんなことが年末には3、4回は続きます。でも忙しいのは営業時間だけで、閉店時間である3時をすぎると何も仕事を抱えていない新人は特別なことがない限り後片付けのみ。定時に帰ることを目標に、特に金曜は上司に捕まらないよう猛ダッシュで四条大宮へ!

ということで、今回の合奏曲目は「ベルキス」第4楽章。木管奏者としては慣れない音階、慣れない指使い等悩まされることの多い曲ですが、そうはいっていられません。一音間違えると、周りから恐ろしい目線が向けられますので、確認しながら楽譜とにらめっこ。ひとり、ひとりとセンチュリースタジオにやってくる団員さん方も個人練習をし、また楽譜の確認をしながら、指揮者の到着を待ちます。しかし、指揮者・練習指揮者が練習場所に到着する気配がないまま時間が過ぎていきます。コンマスが携帯片手にそわそわしだしたころ、とうとう意を決して「ベルキス」吹奏楽版編曲者Mさんが立ち上がり、指揮台へ!
やはりみなさんお仕事をもっていらっしゃいますので、指揮者が突然練習に参加できなくなったというのは当然起こりえることですが、進んで代振りをしてくれる方がいらっしゃるというのは奏者としては本当にありがたいことです。Mさん、ありがとうございました。

合奏時間は1時間程でした。急な代振りで指揮していただいたMさんは大変な心境の中でやっておられたのではないかと思いますが、本当に新鮮でした。毎度ながらピッチや指まわりに悩まされました。木管・金管とも音が高いので合わせるのが難しいですね。第4楽章の合奏はこれまで何度かやってきていますが、なかなか口と指が慣れてくれません。でもみなさん、めげずにがんばっていきましょう。

今年最後の練習、参加者のみなさんはどう感じられたのでしょうか??私は課題がたくさん残った最後の練習でした…。参加できなかった団員さんも、この「ベルキス」という難曲に対していろんな想いがあるかと思いますが、来年もこつこつといい曲を作り上げていきましょう。

では、みなさんよいお年をー。