ウェザード2010年11月26日

11/19(金)は仕事の都合で練習に参加できませんでした。
フィリップ・スパークの交響曲第1番「大地、水、太陽、風」
の第1回合奏日であったにもかかわらず、
参加できず申し訳ありません。

しかし、この曲を熱い想いで選曲したコンサート実行委員長であり、
テューバ奏者であり、
さらには副指揮者である近藤君が指揮してくれました。
きっと熱い想いで。

どんな合奏だったのでしょうか。

さて、ある雑誌を読んでいて、「ウェザード」という言葉を見つけました。
「weathered」と綴ります。
“風雨にさらされて変色した”という意味の形容詞なんだそうです。

私の頭髪は正しくウェザードなんであります…
ってなことは置いといて…

いい言葉だなぁ、と思います。
せせらぎもウェザードだなぁ、と思うことがよくあります。

若い楽員の皆さんには失礼かもしれませんが、
振っていて、
時にこのウィンド・オーケストラが醸し出す、
何とも言えない醸成度を感じることがあります。
音に年季を感じる、と言ったほうがいいでしょうか。
見事な琥珀色をたたえるウィスキーの如き味わいです。
ぽっと出の1年生や2年生には出せない味わいです。

これは、上手下手という感覚では測れないものです。
大切にしたいな、と思いましてな。