美しい音を求めて2011年5月4日
追求の道、とても険しい。
練習に練習を重ね、
楽器編成の遣り繰りを重ね、
遂に5月1日(日)を迎えた。
広い会場を借りての「オール・スパークday」である。
フィリップ・スパーク作曲『交響曲第1番“大地、水、太陽、風”』。
かつて私たちが経験したことのない大曲だ。
これまで地道に稽古を積んできた。
もちろん、本番は7月で、これからも練習は続くのだが、
ひとまずの目標を5月1日としてやってきたのだ。
打楽器も、エキストラを頼むパートを除き、すべて揃えてくれた。
エレクトーンも持ち込んでくれた。
エレクトーンで、ピアノ・ハープ・シンセサイザーを表現してもらうのである。
殆ど休憩をはさまず小返ししたあと、
初の通し稽古に突入した。
とても長い旅をしているような感覚だった。
「長い」というのは嫌な「長い」ではなくて、
もっと旅していたいと思うような「長い」だった。
プレイヤーの皆さんは、どのように感じられただろうか。