分解、組立2017年2月4日

2月3日(金)、節分は、

ピッコロ × 1
フルート × 2
B♭クラリネット × 6
アルト・サックス × 3
トランペット × 5
ホルン × 5
トロンボーン × 1
テューバ × 1
パーカッション × 1

そして私の計26人で合奏を行いました。

高校を卒業してから2年。
私が3年生だった時の1年生が3年になった年の、夏のコンクール。
京都大会での後輩たちの演奏は素晴らしかった。
普通に考えたらそれより上手になっている筈の関西大会での演奏が今一つ。

恩師によると、京都大会のあと、もう一度分解したまでは良かったものの、
組み立て直しきれずに関西大会を迎えてしまったとのこと。

その数年後。
『ダンス・フォラトゥラ』を演奏して全国大会まで出場した後輩たちの、
お正月の定期演奏会。
コンクールの緊張感から解放された『ダンス・フォラトゥラ』は、
それまでのどんな大会での演奏よりも素晴らしかったと思います。

が、同じ定演での『オセロ』はお世辞にもいい演奏とは言えませんでした。
スコアが透けて見えてこないのです。
ちゃんと分解する過程を踏んでいないことは明白でした。
秋の全国大会への対応に追われていただろうことは充分想像がつきますが。

さて、今のせせらぎは、音程とリズムに特に注意を払いつつ、各曲の分解作業中。
例えば昨日は、
『 GR 』のリハーサル記号47から10小節だけに限定し、
まずは一通り合わせてみてから、
・16分音符の音階を奏する楽器群
・3連符で分散和音を奏する楽器群
・音を伸ばして和音を形成する楽器と、旋律を奏する楽器群
の3群に分解。
各群ごとに合わせてみてから、
全群で合わせてみる、
という練習をしました。

演奏会に向けて全曲が出揃い、
先月の日曜練習に向けて全曲に一通り当たってきました。
楽員諸氏に各曲の全体像はほぼ掴んでもらえたかと思います。
次は細部を詰めていく作業が必要だと考えています。
『 GR 』は毎回、ただし小節を限定して、
他の曲はプログラムに沿って、行けるところまで。

分解しては組み立てて、を積み上げていければなぁと思っています。