日々2017年2月16日

昨年11月に公開された『この世界の片隅に』。
当初、京都の映画館では上映なし。
勤務先の近所のテアトル梅田で観ようと思ったら前の方の端っこしか空いておらず、
日を改めてと思ったら満席だったり。
(ちなみに昨日も満席でした)
おいしいパンを食べようと神戸に行ったのを機にシネ・リーブル神戸で観たのは12月。
満席ではありませんでしたが、7~8割は埋まっていたと思います。

京都での公開がスタートしたのは年が明けてから。
立誠シネマでした。
1月半ばだったか、遂に MOVIX 京都(シネコン)でもスタート。
2番目に大きい部屋で、1日5回とはビックリ!
さらに T ジョイ京都、京都みなみ会館、京都シネマへと拡大。
近年、こんな広がりをみせた映画があったでしょうか。
(私が気付いていないだけで、他の劇場へも拡大しているかも知れません)

片渕須直監督が8年前に撮った『マイマイ新子と千年の魔法』までもが MOXIX 京都でリバイバル。
当時、名画だと言われていたのですが、「マイマイ」という言葉に何だか子供っぽさが感じられ、
ついつい足が向かずに終わっていたのです。
『この世界の片隅に』のヒットがなければ観ることはなかったと思われる『マイマイ新子と千年の魔法』。
やっぱり名作でしたな。

当たり前の暮らしの中にある感覚。
大切なのはビッグ・イベントなどではなく、
日々の積み重ねなんだということ。
忘れてしまいそうなことを思い起こさせてくれます。
どちらの作品でも。