『ジャングル大帝序曲』手直し作業2018年2月12日

手書き譜である『ジャングル大帝序曲』。

そのスコアのト音記号やヘ音記号は、
1頁目と最終頁にしか書いてありません。

調号も同じ。
が、途中で転調するので、
さすがにそこには調号が書いてあります。

楽器名は先頭頁のみ。

そういうもんだと思って慣らしていってもいいのですが、
やはり合奏中にドタバタしそうなので、
記号や楽器名の書き込みから『ジャングル大帝序曲』の読み込みはスタートしました。

という苦労はありますが、
実に美しいスコアです。
音符の形も綺麗だし、
何より縦(アインザッツ)がピシッと揃っていて読みやすい。

手直し作業のためパート譜にも目を通しましたが、
きっと楽員の皆さんも読みやすい手書き譜だと感じておられるのではないでしょうか。

ただし、
手書きならではのうっかりミスがチョコチョコあります。
まあ、
仕方ないでしょうな。

それよりも、
手書きならではの念入りな作譜が行われていることに感服いたしました。

素晴らしい楽譜だと思います。