薬師山病院2018年9月15日

せせらぎコンサート後の夏・秋シーズン。
できるだけアンサンブルの依頼演奏に足を運ぼうと思っている。

依頼演奏ではないが、
7月21日の「フィロス・パーカッション・コンサート」は聴きに行った。
T 永リーダーが大活躍されていた。

次のチャンスは8月26日。
金管アンサンブルが七彩すまいる館さんへ赴いた。
が、私は聴きに行くことが出来なかった。
手帳を見ると、
会社の同期と上七軒ビアガーデンに呑みに行っていた。
と言っても、昼間は空いていた筈だ。
他に何があったのだろう?
今となっては思い出せない …

そして9月15日。
何と、依頼演奏が2つ重なった。
一つは四条大宮で、クラリネットとバスーンの四重奏。
もう一つは西賀茂で、ホルン五重奏。
どちらも出演時刻は14時台。
2つともは無理だ。

四条大宮は日頃の練習スタジオの近くだ。
できれば、そうじゃない西賀茂に行きたいなと思った。

が、天気予報が微妙だ。
基本、車に乗らない私にとっては、
晴れていたら迷わず西賀茂へ行くが、
雨降りなら交通機関の整っている四条大宮か。

当日、やっぱり天気は微妙だ。
が、この感じなら歩ける!
と判断した私は、
西賀茂を目指した。
(クラリネット&バスーン四重奏の皆さん、ごめんなさい)

お昼ごはん休憩を挟んで、1時間半かかって西賀茂に着いた。
が、西賀茂というのはあまりにザックリしている。
正確には北区大宮薬師山西町。
「舟形」の舟山近辺ということでご容赦願いたい。

途中、玄琢下で御土居跡に出くわした。

20180915御土居(玄琢下)

程なくして、薬師山病院に到着。

20180915薬師山病院

せせらぎのホルン・パートがアンサンブルするときは、
「マイマイズ」を名乗っている。
およそ想像が付くと思う。

薬師山病院での昼下がりコンサートということで、
こんなプログラムを組まれた。

20180915マイマイズ・プログラム

3曲目の『夕焼け小焼け』、
4曲目の『浜辺の歌』、
5曲目の『里の秋』は、
歌詞カードも用意され、
お客さんも一緒に歌ってくれたら嬉しいな、
という企画だった。

20180915薬師山病院でのマイマイズ演奏風景

何十年も吹奏楽をやっていると、
もはや知らない楽曲はないんじゃないかというくらい、
いろんな曲に取り組んできている。
上記3曲も、吹奏楽でやったことのある曲ばかりだ。
メロディーは苦も無く浮かんでくる。

が、歌詞となると分からない。
歌曲は、本来、歌詞も分かっているべきだと思う。
これまで、和音やリズムにばかりこだわってきて、
歌詞が分かっていなかったのだ。

そんな単純なことに、今日初めて気付いた。

3曲とも口ずさんだ。
何も難しく詩の研究とかせんでも、
歌えばいいのだ。

そんな単純ことが、これまで分かっていなかった。

『里の秋』の2番を歌っているうち、
詩の心が胸に迫ってきて、
歌えなくなってしまった。

父も母も、姉も若くして亡くしてしまったことを思い出した。
泣き虫じゃなぁ~

聴いてくださる方々と、
プレイヤーとの距離がすごく近いコンサートは、
ホントにイイ。

そんな単純なことを、再確認させてもらった。

※※※

今日の万歩計は16000を記録した。
普段と変わりない数字だが、
一つの目的地に行って帰ってしただけの連続歩数である。

かなり稼いだゾ。