中央本線完乗 その22019年7月10日

なんだか食べ物をアップしているブログみたいですが、
あまりに美味しかったので書かせていただきます。

翌日、マイクロバスで大月駅まで送ってもらった私は、
駅前にある「月カフェ」というお店に飛び込みました。
ランチタイムでしたので。

あまりに素敵な店構えに惹かれたのですが、
ここで頂いた和風ハンバーグが絶品でした。

列車に乗るまで少し間があったので駅前をぶらついていたら、
大月市の一般の吹奏楽団の演奏会を宣伝するポスターが目に留まりました。
やっぱり『美空ひばりメドレー』が選曲されていました。

大月から再び特急「あずさ」に乗り、
上諏訪で途中下車。
その上り線ホームにある足湯に入るためです。

足を浸けていたのは10分程度だったと思います。
お湯に浸かっていた膝下から足先にかけて、
見事なピンク色に染まりました。

タオルで拭いて、靴下履いて、靴を履いて。
リュックを背負って下り線ホームに戻り、
ベンチに座ったとき。
足がすごく楽になっているのに気付きました。
上半身までポカポカになったかというと、
それには気付きませんでしたが、
足だけでなく体全体が楽になっているのは分かりました。
全身の血行が良くなったのでしょうか。

足湯って効果があるんだというのが身をもって分かりました。
(しかも上諏訪温泉のお湯が、源泉かけ流し!)

普通で一駅進み、
下諏訪駅で改札を出ます。
タクシーで約10分、
毒沢鉱泉「神乃湯」へ。

5月に須川高原温泉へ行った時ほどではありませんが、
やはり九十九折の山道を登っていきます。
京都でいえば、
鷹峯の然林房への坂くらいの急勾配の場所も。

鳥のさえずりを聞きながら、
「武田信玄のかくし湯」とも伝えられる鉱泉に身を浸そうとするのですが、
源泉温度は2度。
足を浸けただけで断念しました。

この源泉の湯(いやいや、冷水)舟へそそぐ鉱泉は、
飲泉することが出来ます。
まるでレモン水(もちろん砂糖抜き)。
これまで飲泉した中で最も酸っぱいと思います。

そして加温した湯舟でゆっくりしたのですが、
鉄分が多いからだと思いますが、
赤、というかオレンジ色のお湯。
じんわりと沁みました。

翌日は下諏訪から塩尻へ普通に乗り、
そこからは特急「しなの」で名古屋に向かいました。
一応、中央本線完乗と相成りました。