内旋2020年1月13日

ボールを投げる際の腕の動きは、
まず内旋し、
次に外旋し、
最後にまた内旋すると、
ものの本に書いてあります。

実際に動かしてみるとよく分かるのですが、
内旋~外旋~内旋というのはとても自然な動きです。

ラストの内旋は、
体温計を振るときの動き、
と言っても水銀式の体温計が殆どない今の時代にあっては、
どんな動きか逆に分からないかもしれません。
歯ブラシの水気を取る際の振り方、
というと分かりやすいでしょうか。

指揮棒を振るのは同じく腕を使う運動ですから、
この内旋を応用してみよう、
と思いながらなかなか実践しませんでした。

昨日の個人基礎練習で、
初めて内旋を取り入れてみました。

最初は意識しないとうまくいかなかったのですが、
やはり自然な動きだからでしょう、
だんだんと体になじむようになってきました。

特に打点をハッキリと意識しなくても、
点の表現がハッキリします。

ただし、
腕の動きがクニャクニャした感じになるので、
場面によっては取り扱い注意かなと思います。