2020年08月

鳥取へ。。。2020年8月31日

いよいよ次の金曜日から合奏再開。
どんな合奏になるのか全く読めません。
そもそも、いろんな意味で合奏が可能なのかどうかも分かりません。
私に出来ることは、指揮の準備をすることだけです。

売れっ子作家の真似で恐縮ですが、
久しぶりに鳥取の温泉に籠って、
譜読みに勤しむことにしました。

せっかくの鳥取ですので、
まずは駅前の「すなば珈琲」でお昼にしました。

宿のチェックイン時刻までかなり時間があるので、
「鳥取砂丘・砂の美術館」に行くことにしました。
鳥取には何度も訪れているのですが、
ここには未だ一度も行ったことがなかったのです。

砂像展示室に入っていきなり目に飛び込んでくるのが、
「チェスキー・クルムロフ」という、
世界遺産の街の砂像です。

実に精巧に造られていて、
いきなり度肝を抜かれました。

けれども、これでビックリしていてはいけません。
展示室の一番奥の「プラハ城」は、
とても巨大な砂像でした。

「リブシェの予言」という砂像は、
これらとはまた違った流麗な趣。

今回は「砂で世界旅行 チェコ&スロバキア編」というコンセプトに従い、
大小約20の砂像が展示されていました。

噂には聞いていましたが、
これほど素晴らしいとは思いもよりませんでした。

さて、譜読みはと言いますと、
『オリエント急行』
『ニュー・シネマ・パラダイス』
そして、しばらく合奏しない曲ではありますが、
『トリトン・デュアリティ』。
この3曲に絞り込んで読みました。

残り5曲の準備もボチボチ進めるつもりです。

ほんのちょっとだけ秋の気配2020年8月19日

連日の酷暑、たまりません。

が、昨日、近所を歩いていて、ふと北の空を見上げたら、

筆で刷いたような雲が広がっていました。
確か、秋によく見る雲だったような …
もちろん、昼下がりなので気温は猛烈に高いのですが、
気持ちちょっと涼やかに感じました。

夜には虫の声も聞こえ始めました。
久しぶりに熱帯夜も脱しました。

少しずつ季節は移ろっているのでしょうか。

相棒2020年8月15日

愛器をインスタグラムにアップする奏者の方、
きっと多いですね。
(インスタグラム=写真に特化したブログ、
と聞いたことがあるようなないような …
合ってますかな?)

ほんじゃま、私も、
ということで、
手持ちの愛棒(相棒)たちを写真に撮ってみました。

撮ってみたものの、
写真としては失敗でしたな。
置いた場所が悪くて棒が分かりにくいし、
光量は足りないし、
ちゃんと並べてないし、
汚れが写っているし。。。

まっ、何はともあれ説明しましょう。

短いのから長いのまで7本ありますので、
一番短いのを1号、
一番長いのを7号と呼ぶことにします。

指揮をし始めた頃に使っていたのは7号です。
私は背も低いし腕も短い(ついでに脚も短い)ので、
長い棒の方が表現しやすいかと思ったのです。

握りとなる右端のコルクの左側が汚れてますね。
これは自分で巻いたテープ。
アスリートがテーピングに用いるテープで、
滑り止めに役立つかと思って巻いてみたのです。

だんだんと棒が長過ぎると思うようになり、
いろいろな指揮棒を試すようになります。

最終的に行き着いたのが2号と3号。
この2本、実は同じもので、
3号には滑り止めテープが巻いてあるのです。
汚れ過ぎていて申し訳ありません。
長年使うとこんなことになってしまうのです。

7号にしても3号にしても、
定期的なテープの巻き直しが必要です。
が、一旦巻いたテープを剥がすのがとても大変。
また、テープを巻いたからといって、
滑らない訳ではないのです。

結局は市販されたままの状態が一番やね、
ということで2号に落ち着きます。

ってな訳で、
愛棒たちなどと言いながら、
1号・4号・5号・6号は殆ど使ったことがありません。

検温の習慣がついて2020年8月12日

毎朝、検温して、ネットで報告。
会社にやらされるようになって、
報告義務のない休日でも起きたらすぐに体温計を脇へ。
そんな習慣ができてしまいました。

このところの猛烈な熱帯夜のせいなのでしょう、
36.7とか36.8とかいうことが結構あります。
若い頃は低めだった体温が、
長年に渡る飲酒習慣からか、
割と高めの平熱になったということもあります。

が、37.1などという結果が出ても、
体調は万全だということは、
やはり気温が高過ぎると思うのです。

この高温注意の中、
屋外であるにもかかわらずマスクをしておられる方、
大丈夫ですか?
逆に危険じゃないですか?

久しぶりのスコア製本2020年8月11日

先日、練習が再開しました。
といっても、スタジオを借りての個人練習で、
合奏再開は9月になってからです。

だからといってぼんやりしているとあっという間に9月になってしまうので、
合奏予定曲の製本を久しぶりにやりました。

少し日常が戻ってきたように思いました。

寝苦しい夜2020年8月8日

もう暑くて暑くて眠れない。
そんな方、多いのではないでしょうか。
もちろん私もその一人。
夜中、しょっちゅう目が覚めます。
昼間はあくびしてばっかり。

が、何年か前に編み出した夏の夜の過ごし方により、
少しマシになりました。
そう、板の間で寝るのです。

風呂上り。
どうせ簡単に汗は引きません。
どうせ何もやる気になりません。
ほんなら、と浴衣のままひっくり返るのです。
灯りを消して。
ジャズの CD をかけて。

気が付いたら4時間くらい経っているのです。
レム睡眠2~3回はクリアしたのではないでしょうか。
かなりスッキリします。

そこから二度寝することもあるし、
眠れないようなら起きて活動開始です。

最初は体が痛かったのですが、
もう慣れました。

決して人に薦める気はありませんが、
布団の上で何度も寝返り打って苦しむより、
冷房の効いた部屋で布団にくるまるより、
窓を開けっぱなしにして板の間で寝るのが私には向いているようです。

練習再開2020年8月8日

8月7日(金)から練習再開しました。
といってもスタジオ借用を再開したことによる個人練習場所の提供であり、
まだ合奏は行っていません。
私自身、顔出ししていませんし、
どれくらいの人が参加されたかも分かっていません。

いろいろと気を付けながら、
ゆるゆるとやっていけばヨイかなと思っています。

9月からは合奏再開の予定ですが、
これも様子を見ながらとなるでしょう。

いざ合奏がスタートしたら、
「とにかく楽器を扱うことが出来る!」を大切にしたいと思っています。

リアル・ニルスの不思議な旅2020年8月7日

朝イチから出勤しなくて大丈夫やな、
よし、映画観てから行こか、
ホームページで時間の合いそうなの探そ、
おっ、この映画面白そやな、
行ってみよか。

こんな感じで観に行く映画を決めることもあります。
そして昨日観たのが『グランド・ジャーニー』という作品。
予告篇や宣伝の類を観た記憶なし。
事前情報は劇場のホームページの短い紹介文だけ。
ほぼまっさらな状態で観ました。

都会に住む少年が、
渡り鳥を研究している父親の住む湿地帯で休暇を過ごすことになります。
ネットも繋がらず、
最初は都会に帰りたがっていた少年ですが、
父が孵化させようとしていた卵からガンの雛が生まれる瞬間に立ち会うと一変、
父と共に鳥たちとの生活にのめり込んでいきます。

父はラップランドから南仏まで、
渡り鳥に安全な飛行ルートを教えることを目指しています。
そのために鳥たちと家族同然の生活をし、
ゆくゆくは超軽量飛行機で鳥たちと一緒に飛ぶ計画なのです。

ところが父は各方面の許可を取っておらず、
鳥たちが役人たちに捕まりそうになったとき、
少年は鳥たちと共に飛び立ってしまいます。
幾多の苦難を乗り越え、
少年はラップランドから南仏までの鳥たちとの飛行に成功、
安全な飛行ルートを教えることが出来たのです。

実話に基づいた物語で、
ドキュメンタリーにもなったりして有名な話なのだそうですが、
私は全く知りませんでした。

嵐の中の飛行シーンはさすがに CG を使ったそうですが、
それ以外は実写だそうです。

胸に突き刺さる映画でした。
涙と鼻水がどうしようもないので、
マスクは付けていられませんでした。

私にとっての今年のベストワンと巡り会いました。