『 GR 』を観る2017年5月13日

『 GR 』とは、『ジャイアントロボ』の略。

私が幼い頃にテレビで観ていた特撮ロボットもの『ジャイアントロボ』。
スフィンクスをモチーフにしたと思われる独特の頭部(ロボットの)。
何だかとても暗い主題歌。

ストーリーは全く思い出せないのですが、
主題歌の暗さが強烈で、
明るい思い出ではありません。

私が観た『 GR 』は、
上記の『 GR 』ではなく、
1992年から7年に渡って製作されたオリジナル・ヴィデオ・アニメーション( OVA )、
『ジャイアントロボ ジ・アニメーション 地球が静止する日』です。

特撮番組を原案にアニメ化されたものと思われますが、
アニメ化に当たってどのくらい内容変更されているのか分かりません。

兎にも角にも、今回『 GR 』を演奏するに当たり、
OVA 版を観ておく必要があると思っていました。
トロンボーンの T 氏にご協力いただきました。
ありがとうございました。

ただし、観るのがかなり遅くなってしまいました。

7年間に渡って、ということは、7話あるということです。
OVA の1話分の長さ、どれくらいあるのでしょう?
私は1話=1時間と見積もりました。
ということは、7時間?
一気に観ようとすると、かなりキツい。

夜勤の前と後に何とか時間が作れそうな日ができたので、
2回に分けて観ました。
いざ観てみると、1時間弱の回が最長。
35分くらいの回もあったりで、
合計7時間はかかりませんでした。

私たちの演奏する『 GR 』は、正確には、
『交響組曲第2番「 GR 」より』というタイトル。
OVA 版の音楽を担当した天野正道さんが、
サウンドトラックを基に管弦楽組曲に編曲し、
さらに吹奏楽に再構成したものです。

OVA を観ながら、
音楽の使われ方がよく分かりました。
『交響組曲第2番「 GR 」より』では、
OVA の第5話以降の音楽が色濃く反映されていると思いました。

観るのが遅くなりましたが、
音楽がほぼ頭に入った時点まで引き延ばしたことで、
「観ること」「聴くこと」に偏ることなく、
総合的に鑑賞できたかと思います。

演奏に反映できると良いのですが。