2017年映画ベスト52017年11月26日

京都シネマから送られてきた会報に、
「 2017 京都シネマ BEST 10 投票用紙」が挟まれていました。
京都シネマ以外で上映されたものも含めて5作品書くことができます。
例年のことですが、今年も考えてみます。

今年観た作品の中から、
洋画・邦画に関係なく、
シネコンで観たかミニ・シアターで観たかに関係なく、
まずは以下の18本をノミネートしてみました。

『本能寺ホテル』
『沈黙 -サイレンス-』
『ザ・コンサルタント』
『愚行録』
『ラ・ラ・ランド』
『わたしは、ダニエル・ブレイク』
『幸せなひとりぼっち』
『ひるね姫』
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
『メッセージ』
『美しい星』
『ジーサンズ』
『パターソン』
『ドリーム』
『ユリゴコロ』
『エルネスト』
『女神の見えざる手』
『ローガン・ラッキー』

第1位以外は散々悩みましたが、
私なりに以下としてみました。

第1位 『メッセージ』

私の中では揺るぎようがありません。
あまりにも良かったのでリピートした作品です。
その2回目の鑑賞の2時間が、
今年私が味わった時間の中で、
最も幸せな時間でした。

第2位 『ドリーム』

努力の素晴らしさを信じさせてくれる映画だと思います。
ブラボー!

第3位 『女神の見えざる手』

いや~、やられました。
ダーク・ヒーロー(ヒロイン)が活躍するという点では、
『ナイトクローラー』の女性版と言えるかも知れません。

第4位 『美しい星』

三島由紀夫唯一の SF 小説を吉田大八監督がメガホンを取って映画化。
監督の作家性が際立つ一本。

第5位 『愚行録』

妻夫木聡さんと満島ひかりさんが兄と妹の役で共演。
トップ・ランナーが渾身の演技をすると、
こんなに凄い映画ができるのですな。

※※※

ちょいと番外となりますが、
注目する俳優さんはアダム・ドライバーです。
上記の中でも、
『沈黙 -サイレンス-』
『パターソン』
『ローガン・ラッキー』
に出演。
『スター・ウォーズ』でカイロ・レンを演じているのも彼。
特に『パターソン』での佇まいが良かったと思います。