こんなに怖いゴジラは初めて観た2017年11月28日

『 GODZILLA 怪獣惑星』を観ました。
ゴジラ映画として、かつてない怖さを経験しました。

子供の頃みたゴジラ映画の中では、
『ゴジラ対ヘドラ』が怖かったのを覚えています。
最後まで観ることができずに途中で映画館から出てしまったくらい。
ヘドラの容姿が堪らなく嫌だったのです。

今ならば公害問題がベースにある「社会派ゴジラ」として鑑賞できると思うのですが。

『シン・ゴジラ』も怖い作品でした。
ゴジラが現実に存在する状況を思い浮かべたとき、
本当に起こりそうな世の中の動きが描かれていたからです。

ゴジラよりも人間社会が恐ろしい。
やはり「社会派ゴジラ」と言えるのでは。

『 GODZILLA 怪獣惑星』はゴジラ初のアニメ化だとそうですが、
その恐ろしさたるやこれまでの比ではありません。
絶望感に打ちのめされそうになりました。

少しだけ希望があるとすれば、
続編が制作されていること。
『 GODZILLA 怪獣惑星』だけで終わりでは、
全く救いがなかったので。。。

それから、音楽も斬新でした。
伊福部昭さんの、ゴジラのテーマ音楽を全く使っていませんから。