ソロを被せることを奨励しています。2018年1月20日

1月19日(金)は、

ピッコロ × 1
バスーン × 2
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 7
アルト・サックス × 3(見学1含む)
トランペット × 6
ホルン × 4
ユーフォニアム × 2
テューバ × 2
ピアノ × 1
パーカッション × 3(見学1含む)

そして私の計33人で合奏しました。

ここのところ、
「ソロ(独奏)」と指示されている楽譜であっても、
ジャンジャン被せていこう、
つまり、
複数の人で吹いていこうと呼びかけています。

あるいは、
本来は担当楽器がない場合に演奏すべしと書いてある「 cue 」。
これも、
担当楽器が居てもドンドン被せていこうと奨励しています。

(あるいは、
やはり一人でソロを弾く場合であっても、
ソロを弾く人を固定せずにジャンジャカ回していこうとも呼びかけています。
昨日の『蘇州夜曲』でアルト・サックス・ソロが固定だったのは、
今回は A さんで次回は B さんという感じの割り振りだったのかな?
それもいいと思います)

これにはいろんな意図がありまして、
まず単純に「弾きしろ」を増やしたいのです。

そもそもが週一回の全体練習ですから、
絶対的な弾く量が不足しています。

「ソロ」と指定された楽譜を、
同じ楽譜を見ている同一パートの人がスタンバイしているだけではもったいないと思うのです。

バックアップの意味もあります。

本番ではやっぱり「ソロ」でやってほしいとお願いするかも知れません。

が、
その人だけしか練習していなかったら、
突発事態、
つまりソリストがインフルエンザで出演できなくなった場合など、
対応できなくなるのです。

また、
ソロ=好き放題ではない、
という感覚を磨いてほしいとも思っています。

伴奏してくれるバックがいてくれて初めてソロは成立すると考えています。

ソリスト自体が複数いれば、
まずソリストの中で合わせる苦労があると思います。

それを踏まえたうえでのソロを弾いてもらえたら素晴らしいだろうなと思うのです。

また、
いろんな人がソロを担当してみることで、
バックも「受け方」を変えなくてはという工夫が必要になると思います。

そういった変化を促していくのにもいいかなと思っています。