体幹2018年6月26日

この1年、
野球に関する本を読み漁りました。
特に投げ方、打ち方の基本を教えてくれる本を。

どれを読んでも、
腕に力を入れて投げたり打ったりしてはいけないと力説されていました。
下半身で生まれたパワーが、
体幹を通り、
最終的に手からボール、あるいはバットに伝えられるのだから、
鍛えるべきは下半身であり体幹であると。

体の支えである下半身、
中心である体幹が重要であるのは、
管楽器演奏にも繋がる考え方です。

では、
指揮に関してはどうか?

もちろん指揮も腕を振る動きですが、
ピッチングやバッティングのような大きな動きではありません。
ときには腕は止めて手首から先だけで表現することもありますし。

ですので、
一時は体幹を意識して振っていたのですが、
いつの間にか気にしなくなっていました。

本番が近づいてきて、
椅子に座りながらではなく、
立って指揮することが多くなってきました。
全プログラムをぶっ通すことも。

そんな時、
ふとお腹をへこませることを意識してみたら、
足元はバタつかないし、
何より指揮する覚悟が決まるのです。

やはり体幹は重要だと実感します。