フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの『展覧会の絵』を聴く2018年10月21日

CD ショップで探す CD の一つに、
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの『展覧会の絵』があります。
が、一向に見つかりません。
あまりに古くて絶版なのでしょう。

それが、先日たまたま立ち寄った JEUGIA 三条店で見つかったのです。
フィリップ・ジョーンズ生誕90年記念ということで、
28タイトルが復刻されたのです。

モデスト・ムソルグスキー作曲の組曲『展覧会の絵』。
もともとはピアノ曲ですが、
その色彩感の豊かさが多くの作曲家の興趣を誘うのでしょう、
モーリス・ラヴェルを始めとする多くの作曲家が管弦楽などに編曲してきた名曲です。

エルガー・ハワースが、
フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルのために編曲した金管合奏版は、
ピッコロ・トランペット、
フリューゲル・ホルン、
トランペット、
ホルン、
トロンボーン、
ユーフォニアム、
テューバ、
多くのパーカッションを使った金管大編成。

私が中学3年生だったとき、
毎晩欠かさずレコードで聴いていました。
苦しかった日々を癒してくれる音楽の深さ、
美しい音色、
ピッコロ・トランペットを始めとした超絶技巧の凄さ。
すべてに惹きつけられていました。

38年の時を経ても、
何ら色褪せることがありません。