もう一度『さよならくちびる』を観る2019年6月20日
CD はよく売れているのに、
映画上映は終わってしまうんだ …
他にもいろいろ観たい映画はあるけど、
やっぱりもう一度観ておきたい。
そんな気持ちが抑えきれず、
『さよならくちびる』をもう一度観ました。
『アラジン』から吐き出されてくる大量の人波を脇に見つつ、
MOVIX のちょうどいい広さのシアターでの鑑賞。
パンフレットも読んだし、
CD も聴いているのですが、
全く飽きが来ない二度目。
むしろ作品世界がよく理解できて、
とても良かった。
ドンパチも、
派手なアクションもないけれど、
私にはしっくりくる作品です。
ハルも、レオも、シマも、
ハルレオを追っかける女の子たちも、
みんな生きにくさを抱えています。
サラリーマンやりながら指揮者やって、
何が不満なのかと思われるかも知れませんが、
私も生きにくさを感じます。
それでも生きていくってことを、
淡々と描いた作品なのだと思います。
私の上期ベストワンでした。