第32回せせらぎコンサート、終演いたしました。2019年7月8日

7月7日。
第32回せせらぎコンサート。
いつものように、
演奏メンバーの報告から始めます。

ピッコロ × 1
フルート × 5
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 9
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 6(エキストラ1含む)
ホルン × 5
トロンボーン × 5
ユーフォニアム × 3
テューバ × 1
パーカッション × 7(エキストラ5含む)

そして私の計50人でした。

今年も多くの皆さんに来ていただきました。
本当にありがとうございます。

気楽に聴きに来ていただきたくて、
楽団発足当初から変わらないスタイルで、
つまり全席自由席でやり続けてきました。

最初は客席の半分も入っていただくことができませんでした。
それが長年かかって7割、8割と増えていき、
遂に満席となりました。

最初、トンミ・ヒルトネンしかお客さんのいなかった「かもめ食堂」が、
映画のラストで遂に満席になる、
そんな感慨深さを感じました。

けれども、
お座りいただけなかった方、
大変申し訳ありません。

今度は混雑緩和を考えなければならないところに来たのかもしれません。

私の一存では決めることはできませんので、
楽団役員の皆さんや演奏会実行委員の皆さんと、
しっかり考えていかなければならないと思います。

歯切れの悪い書き方しかできなくて済みません。

※※※

今回の私自身のテーマは、
「入れ込み過ぎない」
でした。

去年、『ジャングル大帝序曲』の途中でスコアが頭から消えてしまったのは、
疲れがたまっていたのが原因だと思うのです。
なので今年は睡眠をしっかりとり、
フレッシュな心身で本番に臨みたいと思っていました。

去年の『リヴァーダンス』も高速変拍子で大変でしたが、
今年の『バイバイ・ヴァイオレット』も大変な集中力を要する大曲。
そんな訳で暗譜作業を早めにスタート。

本番中に楽譜をロストした去年ではありますが、
8月になっても9月になってもまだ全曲覚えている自分がいました。
大学浪人中の予備校の先生の教えは、
「受験の一週間前からは勉強するな。頭を休めろ!」

今年の本番一週間前からは、
さすがに勉強ゼロにはしませんでしたが、
鼻歌トレーニングをやり過ぎないようには気を付けました。

そして本番前日は、
楽曲をイメージすることさえせず、
自分を音楽から切り離して完全休養しました。

本番も、
力まないよう、
気合を入れ過ぎないよう気を付けました。
特に腕がつるようなことにはならないように。

が、実は足はつってしまいました。
『ガンダム』や『マリオ』の着替えで舞台袖に下がったとき、
ストレッチできたので助かりました。

とはいうものの、
第1部ラストの『第2組曲』の第4楽章で、
テンポのリミッターは外しました。
楽曲の高揚と、オーケストラの高揚とに身をゆだねたほうが良さそうでしたので。

アンコールの『よさこい節』では、
『セッション』のJ.K.シモンズばりに音切りしてしまいました。
ここはいつも通り、
バリバリ力みました。