上には上があるものでして2020年1月19日

阪急京都線の特急は、伝統的にクロスシートです。
ここ数年はロングシート車両も投入されていますが、
メインはクロスシートの9300系。

現在は京とれいん、嵐山線普通車両に改造されての運用が続く6300系も、
やはりクロスシートの名車でした。

9300系も、6300系も、
終着駅で客を降ろしたあとに一旦扉を閉めて、
椅子の向きをひっくり返す、いわゆる「バッタン」が名物。
普段見慣れている私たちにとってはどうってことのない風景ですが、
他府県から来た人や外国人観光客が「オオーッ」と歓声を上げるのも名物。

この「バッタン」によって、
眠りこけている人も大概起こされます。
私も起こされたことがあります。
ありがたや、ありがたや。

が、時には猛者がいるもので、
バッタンをものともせず眠ったままの人もいます。
もと来た道のりの辿り直しです。
お気の毒に。。。

初めて見たのですが、
扉付近に立ってもたれかかったまま、
終点到着に気付かない人がいたのです!

私も立ち寝の経験はありますが、
膝がカックンしてこけそうになり、
吊革につかまって危うく難を逃れる、という感じで、
立ったまま熟睡したことまではありません。

あのあと、どうなったんやろ。