B♭ の音は「ファ」に感じた2020年10月5日

「京都こども文化会館ありがとうコンサート」が終わり、
来年のせせらぎコンサートを目指した練習を再開しました。

会場探しはこれからですし、
プログラムにしても決まっていません。
が、今年7月に演奏する筈だった『トリトン・デュアリティ』はプログラムされると思います。
レンタル譜ですし、
コロナ禍による1年のレンタル延長が可能となった楽譜ですから、
選ばれない筈がないと思います。

3月で集合を打ち切った時に練習していたのが『トリトン・デュアリティ』。
あまりに難しく、いくら練習してもし足りないくらい。
ちょうど今、時間があるので、重点的に取り組んでいます。

「ありがとうコンサート」を目指していた9月は、
毎回7曲も合わせていたので
みんなで基本練習する時間が取れませんでした。
かろうじて『コラール in B♭ 』は練習したのですが、
音階練習はしませんでした。

先週の金曜日、久しぶりの音階練習に取り組みました。
吹奏楽にとって基本中の基本、B♭ の音階です。

最初、当然ながら B♭ の調の主音である B♭ を鳴らしてもらうのですが、
私はそれが「ド」ではなくて「ファ」と感じました。
ホルンは F 管の楽器です。
F が「ド」であるホルン吹きにとって、
B♭ は「ファ」なのです。

毎週のように違う調で音階練習していた頃は、
どの調も「ドレミファソラシド」と感じていたのですが、
久しぶりの音階練習が B♭ から始まると、
「ファソラシ♭ドレミファ」と聞こえたのでした。

ホルン吹きだった頃の感覚が蘇ってきたのでしょうか。
不思議な感じでした。