明石ぶらぶら2020年10月24日

あまりに天気がいいので明石に行ってきました。

鳥取への行き帰り、
いつも「スーパーはくと」の車窓から明石城跡と明石市立天文科学館を眺めていました。
いつかは訪れてみたいなぁと思っていたのですが、
やっと実現しました。

明石駅から望む明石城跡は、
こんな感じです。

帰りがけに撮った写真なので暮れなずんでいます。
二つの櫓とそれを繋ぐ白壁。
そして石垣。
美しいですな。
お城の魅力ってのは、
天守閣だけじゃないんですよね。

案内板により、
明石城跡が公園として整備されていることが分かりました。
私はてっきり二つの櫓と白壁で終わりなのかと思っていましたが、
もっと奥深くまで公園が広がっています。
ということは、
かつての城郭を利用しているのだと思います。
アルキニストにとっては楽しい限りです。

野球好きとしては、
公園内にある「明石トーカロ球場」が気になりました。
開場していなかったので、
近くの公園遊具に登って撮影。

外野は天然芝のようです。
両翼100メートル、
中堅122メートルの立派な球場です。
観戦するのが間違いなく楽しい球場ですな。

のっけから脱線(寄り道)しましたが、
これこそが散歩の楽しさです。

近くから二つの櫓と白壁を見上げた写真がこちら。

向かって右が巽櫓(たつみやぐら)。
左が坤櫓(ひつじさるやぐら)。
城の南東に位置するから巽櫓、
南西だから坤櫓と称するのだと思います。

石段を登ってまずは巽櫓に向かったのですが、
なんと内部を一般公開していました。

櫓の前の案内によると、
正午から13時までの1時間だけ中に入ることができるのだそうです。
偶数月が巽櫓、
奇数月が坤櫓の公開。
こういうのって、
下調べしてがっちりスケジュールを組むこともできるでしょうが、
何も知らずに行って巡り会うラッキーの方が楽しかったりしますな。

巽櫓と明石の街並みの写真を一枚。
遠くに明石海峡大橋が写っているのが分かるでしょうか。

こちらの写真は坤櫓。
すぐ近くにある天守台から撮りました。
やはり遠くに明石海峡大橋が。

公園の一番奥にある第二球場(トーカロ球場よりちょっと小振り)まで歩いてから、
次の目的地である明石市立天文科学館に向かいました。
明石城跡から歩いて15分ほどです。

いつも車窓から見ている天文科学館を、
間近から見上げました。

東経135度の子午線の真上に立ちました。

入館して数十分後から、
これまたうまい具合にプラネタリウム上映。
約40分間、
意外にもパッチリ目覚めたまま天の川銀河を楽しんだあと、
大蔵海岸に向かいました。
ここへ行くことを事前には全く考えていなかったのですが、
天文科学館の14階展望室から眺めていて、
海までそんなに遠くないことが分かったのです。

ラストは大蔵海岸から望む明石海峡大橋です。