2020年12月

的外れだとは思うのですが…2020年12月30日

怒られるかも知れませんが、
やっぱり私の正直な今年の感想を書こうと思います。

なかなか取れない休息をいただいた一年だったというのが、
私の率直な気持ちです。

せせらぎコンサートを開催することが出来ず、
京都こども文化会館は閉館してしまうし、
何とも言えない一年だったのも確かです。

が、やっぱり休息できたと思うのです。

あるいは充電できたというべきか。

現に、私自身の中では音楽活動は全くストップしていません。

大切なことを見直すことができた一年でもありました。

天外者2020年12月26日

いつもの年なら最終練習日となる筈の12月25日(金)。
私からの申し出もあって「練習なし」となりました。
例年、仕事が忙しすぎてスタジオ入りがままならないからですが、
今年はコロナ禍もあって年内最終金曜日までスタジオを借りることはなかろうと思ったのです。

もちろん私の一存で決めた訳ではなく、
オンライン役員会で決議した事項でした。
私としては、
コロナうんぬんに関係なく、
今年のスケジュール感が年末のあるべき姿ではないかと思うのですが、
皆さん、いかがでしょうか?

さてさて、
12月25日(金)の私の勤務状況はというと、
予想通りの超多忙。
仮に練習日と設定されていたとしても、
私は参加出来ませんでした。

明けて12月26日(土)。
仕事を納めた解放感からか、
寝坊してしまいました。
と言っても7時には起きているのですが。
(普段は4時か5時くらいに起きてしまいます)

映画館のホームページを調べたら何とか間に合うことが分かったので、
何としても観たかった『天外者(てんがらもん)』を観に行きました。
亡き三浦春馬さんが五代友厚を演じた映画です。

日本・トルコ合作の『海難1890』でもメガホンを執った田中光敏監督の作品。
実にガッチリした、真面目な映画でした。
三浦春馬さんの人柄も滲みだしているのでしょうか。

時代の先を行き過ぎたせいからか、
生前は敵が多かった五代友厚。
映画のラストでは、
彼の葬儀に人が集まり過ぎて、
大阪が機能停止に陥ったとのテロップが流れます。

もしかして、
三浦春馬君も速く走り過ぎたのでは?
私にはそんな思いがよぎりました。

すすり泣く女性の声を多く耳にしました。
ファンの方々の悲痛な叫びなのでしょう。
私もいたたまれない気持ちになりました。

三浦春馬さんもそうですが、
芦名星さんの自死など、
ご活躍されている俳優さんが自ら命を絶ってお亡くなりになるニュースに接することの多い一年でした。
何があったのか分かりません。
理由は一様ではないと思います。
が、共通する何かがあるような気がするのです。
その何かが分からぬまま、
一年を終えようとしています。

リモート、テレ2020年12月20日

遠隔操作のことをリモート・コントロールといいますな。
なのでリモート会議=遠隔会議ということですが、
私は当初、
「遠隔操作会議」と思っていて、
何が何やら訳が分からなかったのです。

テレワークの、テレ。
これにしたって、
照れながら仕事?
何のこと?
と真面目に考えていたのです。

テレビジョン。
テレフォン。
ああ、なるほど、
テレにも「離れた」という意味があるんやな。
やっと気付きました。

お馬鹿な発想から始まった仕事の変革。
リモート会議(テレビ会議、ビデオ会議、オンライン会議、いろんな呼び方されました)、
その代表でしょうな。
社内の会議室に集うことはなくなったし、
出張も壊滅しました。
招待メールを送ればすぐにでも始められるので(私でも簡単にできちゃう)、
以前は出張して名刺交換してから始まった全国規模の会議が、
今では隔週で行われます。

会議が激増しました。
終了時間もあまり気にしなくてよくなったせいで、
やたらと長い会議になることも多いです。
もうホンマ、ええ加減にしてくれと思います。

テレワークにしても困りもの。
自宅にいながらも会議に参加できてしまうので、
仕事とプライベートの境目が分かりにくくなってしまいました。
会議ではない普段の仕事であっても、
いつまでもやってる感があります。

自分で区切りをつけるようにと人事は言いますが、
なかなか難しいものです。

私のように疲弊している人はどれくらいおられるでしょう?
職場では喜々としてテレワークしている人が結構多くて、
私にはちょっと信じられない光景です。

2020年最終2020年12月19日

12月18日(金)は、

フルート × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 3
バス・クラリネット × 1
コルネット × 1
ホルン × 1
テューバ × 1

そして私の計10人で合奏しました。
一週間前の倍くらいの人数で合わせました。
ひと昔前の私なら、
全くやる気が出なかったと思いますが、
今は全く違います。
俄然、やる気満々。
音楽が出来るだけで充分。
きっと、戦時中も同じように思った音楽家が多くいらしったのでは。

大変なことが多かった一年ですが、
反面、
大切なことが浮き彫りになった一年でもありました。

警戒態勢が解除されるのはまだまだ先だと思いますが、
そんなことは気にせず、
自分に出来ることをやっていきたいと思います。

樹木希林さんの、
「何でも面白がって生きていかなきゃね」
という言葉を胸に刻みながら。

ラス前2020年12月12日

12月11日(金)は、

B♭クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
トランペット × 1
ホルン × 1
ユーフォニアム × 1

そして私の計6人で合奏しました。
と申しましても、
殆どの時間を個人練習に充て、
『トリトン・デュアリティ』を一回合わせただけですが。

これくらいの人数だと、
個人練習だけにするとか、
ある楽器だけが多く集まっていたら、
その楽器のパート練習をするとか、
とにかく合奏にこだわらずに練習することも何回かありました。

が、昨日はうまいこと楽器がバラけました。
指揮者である私も参加していましたので、
短時間ですが合奏も行った次第。

早いもので、
今年の練習もあと一回を残すのみとなりました。
出来不出来など気にもせず、
ずっと取り組んできた『トリトン・デュアリティ』の、
とりあえずの最終回としたいと思います。

年が明けたら、
実行委員会で決めてもらった第33回せせらぎコンサートの他の予定曲に取り組み始めたいと思います。
1年前の今頃、少しずつ練習していた曲が殆どですが、
このところ『トリトン・デュアリティ』ばっかりでしたし、
活動休止期間もあったりしましたから、
思い出すのに時間がかかるかも知れません。
ちょっとずつ進めていこうかと思います。

足立美術館2020年12月9日

島根県安来市の足立美術館に行ってきました。
あまりの美しさで言葉になりません。
写真で綴ります。

名コンビ2020年12月5日

絶対面白いに違いないと思って、
『魔女がいっぱい』の初日の初回を観ました。
はい、大変面白うございました。

大魔女を演じたアン・ハサウェイの怪演が際立っていました。
それ以上に凄いなと思ったのが、
魔女と対峙するグランマを演じるオクタヴィア・スペンサー。
二人で映画を牽引しているようでした。

監督は誰やったんやろ?
と、エンドロールを注目していたら、
ロバート・ゼメキス!
音楽は?
アラン・シルヴェストリ!
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に代表される、
これまた名コンビやないですか!

ド派手な音楽がピタッとくるファンタジーと久しぶりに出会いました。

程よい疲れ2020年12月4日

12月4日(金)は、

E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 3
バス・クラリネット × 1
トランペット × 1
コルネット × 1
ホルン × 1
ユーフォニアム × 1

そして私の計10人で合奏しました。

私にとっては久しぶりの練習参加です。

タクトの基本練習は毎日さぼらずにやってます。
が、合奏で楽員の皆さんの前で振るのとは違いますな。
正直申して疲れました。

でも、その「疲れ」がよいのですな。

防寒対策2020年12月4日

私は寒さに震えあがると途端にテンションが下がってしまいます。
子どもの頃は半ズボンで走り回っていたのが嘘のようです。
高校時代は雪の中でロングトーンしていたのに。。。

最近、どこが冷えて困るかというと、お腹です。
ちゃんと着込んでいるのに、
お腹だけ冷たく感じることが多いです。

そんな私の味方は、
やっぱり腹巻。
全然違いますよ。

近況報告2020年12月3日

しばらく書くのをさぼっておりました。。。

2週前の金曜日(11月20日)は、
わかさスタジアム京都(西京極球場)のスコアボード表示システムを操作するため、
事前申告のうえ楽団をお休みさせていただきました。

先週(11月27日)は出席予定だったのですが、
当日になって急きょお休みをいただきました。
体調不良のためでした。
万が一に備えて、
怪しい場合は人の集まるところに行かないようにしようという最近の風潮に従いました。

が、結局は過労だったようです。
ひと晩眠ったらスッキリしましたし、
その後も何ら怪しい状況にはなりませんでした。

明日(12月4日)は大丈夫です。

ところで、何が過労だったのかというと、
最近、プライベートが忙しいのです。

今年の7月で私は55歳になりました。
ひと昔前なら定年退職の年齢です。
そこで、はたと考えたのです、
「定年退職後のことを俺はちゃんと考えているのか?」と

おぼろげながら、
退職後は五線と向き合う暮らしを考えています。
もちろん今もそうなのですがが、
今よりもっと徹底的にです。
そのためには、
やはりピアノが弾けないとダメだと思うのです。

が、すぐに弾けるものではないピアノ。
その準備を何もしてないじゃないか!
と焦りだしたのです。

日々の生活で、
タクトの基本練習はかかせません。
指揮者を続けていくために、
ストレッチも筋トレも欠かせません。
そこにピアノの稽古も挟み込み、
当たり前ですがサラリーマンとして働かないといけないので、
このところ睡眠を削り過ぎていたようなのです。
しかも私の場合は深夜に頑張るよりも早起きして時間を削りだしているので、
夕方にはかなり疲れています。
先週の金曜日はそれがピークに達したように思います。

今週は少しペースを落としました。
明日の練習には程よい疲れくらいで参加できると思います。