Trumpet

vol.173 2月3日(金)の練習2017年2月18日

2月3日:数ヵ月ぶり?の金曜練習。“行ける!今日は楽器2個いる!”と勇んで練習場所について譜面台を忘れたことに気づく。。。( ̄□ ̄;)!!幸い全曲同じパートの人がいたので見せてもらって合奏参加。
2月10日:“今日は楽器1個と楽譜と譜面台と…”出掛けに荷物確認!忘れ物なし!よし!無事練習参加。
限られた合奏練習、準備怠ることなくがんばるべし。

トランペット藤居

Vol.154 5月後半の練習風景2016年6月8日

5月は15日、29日と2回臨時練習がありました。
金曜日の定期練習には仕事の都合で参加できないことが多い私にとって、臨時練習は1日楽器が吹けて、合奏に参加できる貴重な時間です。ここで、がんばって皆に追いつかないと!!!

5月15日は『マードックからの最後の手紙』や『主よ人の望み、喜びよ』『1812年』など1部の曲を中心に練習し、15:00から全曲通しをしました。本番まであと2ヶ月を切ったとなると完成度や緊張感も上がってきています。本番を想定した演出の確認も行われました。
5月29日は2部の曲を中心にテンポや音程の確認などいよいよ最終調整に向けて細かい確認がされました。そして、この日は司会も入れての全曲通しも行いました。やはり、司会が入ると一段と本番に近くなり緊張感も増します。いつにも増してピシッとした演奏になりました。

私はまだまだミスや思うように吹けない部分がありますが、繰り返し練習することで、緊張しても吹けるだけの自信をつけたいと思っています。練習あるのみです!!

本番まであと少し、せせらぎメンバーも本番に向け、個々の完成度を上げてきています。是非、せせらぎサウンドを楽しみにしていてください☆

トランペット ふじい

Vol.135 2015.9.25(金)の練習風景2015年9月29日

9月25日20時過ぎ、

ようやくスタジオへ辿り着いた時には既に合奏中でした。
世界に一つだけの花。
私としては本家槇原敬之さん歌唱の方が好みではありますが、言わずと知れたSMAPの大ヒット曲です。
せせらぎの依頼演奏ではよく選曲されます。
心地よいサウンドを聴きながら準備して合奏に合流できたのは、この曲の最終通しの場面でした。
そして合奏を利用してウォームアップ、申し訳ありません…。
次の曲は、アフリカン・シンフォニー。
そして、サザエさんア・ラ・カルト。
この3曲が今日の練習のラインナップでした。

今日の3曲の中でとても付き合いの長い曲があります。
アフリカン・シンフォニーです。
この曲、私と同世代の吹奏楽人なら回数を覚えきれないくらいに演奏してきた曲だと思います。
私の「はじめまして」はおそらく中学時代ではなかったかな。
中学で吹き、高校でも吹き、そしてアマチュア楽団に所属してからも吹き。
しばらくご無沙汰だったこの曲、意外なところで響いてきて「おっ」と思った記憶があります。
そう、高校野球・甲子園での応援団・吹奏楽部による演奏です。
最近ですと、最新のヒット曲が早々に編曲されて演奏されるのを聴きますが、
一時は「狙いうち」「タッチ」「サウスポー」といった往年の大ヒット曲に並ぶように「アフリカン・シンフォニー」が各学校共に演奏されていて、
吹奏楽経験のある人たちにはメジャーな曲でも、一般的にはこんなマイナーな曲がよく使われるもんだなぁと思ったものです。
野球の応援に使われるほど勇壮で迫力のある曲で、決して複雑ではないわかりやすいメロディを各楽器で代わる代わる演奏するスタイルの曲なのですが、
それが故に「ただただうるさい曲」にもなってしまいがちで。
中学や高校時代の演奏時にはそんな演奏をしてしまっていたのかなと思い出したりもします。
出すところは出す、でも引くところはスッと引く。
クレッシェンドのふくらみのタイミング、音符の終わりはスパッと切る、16分音符、スタッカートは「ピッ、ピッ」と後を引かない。
うるさいだけの演奏にならないように気をつけるべきところは沢山あります。
クラシック系ではなく、こういったポップス系の曲では重要なのは「キレ」。
でも、「キレ」のある曲を吹奏楽で演奏するとどうしても「もっさり感」が出るのも否めないところです。
原曲で使用されている楽器との違いからある意味仕方がない部分ではありますが、そこをいかに表現するか。
この曲に関しての金管楽器には、この「キレ」が求められていると考えて「美しいキレ」を感じてもらえる演奏を、と思っています。

偉そうに語ってしまいましたが、これは自分への言い聞かせなんだなと思っていただけると幸いです

トランペット よこぜき

Vol.128 2015.5.31(日)の合奏風景2015年6月13日

本番まで1ヶ月をきりました。残る練習も少なくなりました。個人的には諸事情で練習開始が遅れてましたので、いまだに譜の読み違いに気づいたり、周りからチェックされたり。で、同じミスは繰り返すまいと赤ペンチェックしてますが、勢い余ることは多々あります。集中というより冷静でないとダメですね。合奏中は譜面もみて指揮もみて、周りを聞いて、ここはこんなイメージで音を当てたいとかこんな音色で出したい!とか色々色々考えたり情報とって対応する、いやいや、音楽は深いですね。まだまだです。
さて今回はビタースィートボンバでベースも担当させて頂いてます。譜面的には難しい!って事はないんですが、周りとのタイミングが取りづらくて、しかもほとんど休みもなく、ズレると立ち直れなくなる恐怖感にかられながら、足を引っ張らないようにと思っています。前回の臨時練習では、聞こえなかったとの指摘も在りましたので、次回はボリュームアップします!
あと少し、本番楽しめるよう精度アップしていきましょう!

トランペット かめぼし

Vol.123 2015.4.24(金)の合奏風景2015年5月1日

思い起こせば、指揮者のK氏より「せせらぎ人語お願いします」と声をかけられたのが 1ヶ月ほど前・・・。すっかり忘れていました。ということで、2度目の依頼。 今度は忘れるまいと必死で筆をとっています。

4月24日。この日の練習曲は、コンサートメインの超大曲「レ・ミゼラブル」。 リズム・転調・音程等、どれをとっても非常に難しい曲です。 特に、トランペットにとっては、高音域で休みなく吹き続ける事が、非常に苦しく、 なかなか吹ききることが困難な曲です。 コンサートまで、あと2ヶ月。 日々の練習でスタミナをつけて臨まなければと 考えています。皆さん、頑張りましょう。

又、この日の練習後にコンサートの実行委員会が開催されました。10数年ぶりに 実行委員となった僕は、改めて裏方の大変さと気遣いに気付かされました。

僕が、実行委員をしていた頃の10数年前には、結構、行き当たりばったりで、 マニュアル化されたものもなくやっていた様に思います。 でも、久しぶりに実行委員に混ぜてもらい感じたことは、色んな事が毎年の恒例の様に 決まっていて、細部にいたるとこまで心配りがされている様に思いました。 例えば、今まで何気なく受け取っていたTシャツが配られる時についていたパート毎のサイズ表。 確かに、それがないと誰にどのサイズを渡していいか判らないと思います。

そんなこんなで、試行錯誤しながらの実行委員ですが、皆さんのご協力の下、 せせらぎコンサートが大成功出来る様に頑張っていきたいと思います。

トランペット ふくち

Vol.120 2015.4.3(金)の合奏風景2015年4月9日

4月3日の練習はB♭音階のロングトーンから始まりました。この日はトランペット8人いるうちのF氏と私の2人だけでの寂しいスタート。メンバー全員が同じ音階のロングトーンをするというのは簡単なようで実はすごく難しく、 一人でやるより数倍疲れます。しかしこの練習のおかげで、耳が相当鍛えられスタミナも付いてきました。ここでトランペット3人目のY氏が加わりました。年度始めで忙しい方も多いのでしょう。いつもは少なくとも5~6人揃うトランペットパートですが本日はこの3人で打ち止めでした。その代わりフルートとトロ ンボーンに2名の方が見学に来られていました。是非とも入団して欲しいです。

さて今日のメイン練習は『レ・ミゼラブル』でした。トランペットの楽譜だけでも4ページに渡る大曲です。まだこういった曲では、フォルテシモを見るとついつい荒い演奏になりがちですが、そこは気を静め、分厚く美 しい和音を響かせたいものです。まだまだあやしいところもありますが、本番までには必ず仕上げます。

私は20数年のブランクを経て2年前に吹奏楽の世界に舞い戻り、今やっと再開して3年目に入りました。今までいろんな失敗を繰り返しましたが、お陰で少しは度胸も付きました。私と同じよう に、再開したいけど躊躇されている方も多いと思います。ぜひ一緒にやってみませんか?いつでもお待ちしています!

トランペット さきや

Vol.103 「プログラム・パンフレット」のお話2014年11月30日

よく目に留まるのは電車の車内吊り広告。
次に雑誌の表紙・目次・見出しのあるページ。
あらゆるところに置いてある商品やイベントのチラシ。
映画やミュージカル鑑賞時のパンフレット。
そしてもちろん、他楽団のコンサートのプログラムやそこに挟んであるチラシ。
やはり劇団・楽団でもプロの物は参考にしたくなる事も多いです。
常に意識をしている訳でもないのですが、元々の広告屋時代の習性かキレイなレイアウトや斬新なもの、メインの写真が美しい物など色々と目に留まります。

はい、今回も“練習風景というお題”を外れた印刷物のお話です。

全体のインパクト・写真・レイアウトのバランス・色味・書体・キャッチコピー、その内の全部もしくはいくつかが「おっ、これいいな~」と思ったものは手元に残しておきたくなります。
参考にさせてもらおうと思って。
巷ではパクリとも言いますが。(笑)
でも、上手にデザインを拝借するのもなかなか難しいものなんですけどね。

チラシならせいぜいA4サイズまでであり、載せる情報もさほど多くはなく比較的作りやすいです(あくまでも比較的ですよ)。
前回にお話させていただいた通りチラシの目的は、①目を惹いて、②興味を持ってもらい、③日時をお知らせする、なので。

ところが、当日ご覧いただく「プログラム・パンフレット」はそういう訳にはいきません。
ご挨拶に始まり、ステージごとに曲名・作編曲者や曲の紹介、メンバー紹介、吹奏楽団せせらぎの情報などなど。
さらに「プログラム」は、開場から開演までの時間や幕間の休憩時にもお読みいただける「読み物」としての色合いも兼ねる側面があり、公私ともに多忙を極めるK氏にも尽力いただいて、せせらぎでは「指揮者のひとりごと」というコンテンツも載せています。(「指揮者のひとりごと」はせせらぎホームページで好評連載中です。ぜひそちらもご一読下さい。)

さて、これだけの情報になってくるとサイズもA4の1面分では到底足りません。
過去のせせらぎではA3の二つ折り、ハンカチサイズの4つ折り、など色々と作ってきました。
そんなせせらぎプログラムに異変が起きたのは、第22回せせらぎコンサートの時でした。

「CDジャケットサイズの冊子って出来ますか?」
こういう問いをいただいて。
以前にもCDのケースに収まるサイズの4つ折りは作った記憶がありましたが、その時はなんと16ページからなるまさに「冊子」にしたいとの事。
しかもっっっカラーでっ!

「とても大変そうだなぁ…」と他人事のように思ったのを覚えています。

さぁそれからは本当に沢山考えて、沢山素材を探して、試行錯誤の日々でした。
1色モノクロだと、見映えからも表現方法はある程度限られています。
基本的に白地に黒文字、黒地に白文字、濃い目の網点に白文字、薄目の網点に黒文字、あとは網点の文字、くらいのパターンで、背景に写真や模様などを配し、そこに四角や丸などの枠などを使って、読みやすくそれでいて変化のあるように見せ方を考えていきます。
それなりに多様な表現からの選択ではありますが、とは言え所詮1色です。
ところがカラーとなるとその表現は数十倍数百倍からの選択になります。
単なる「濃い・薄い」だけではなくなってしまうのが、カラーの恐ろしいところです。

ここで、冒頭の「参考にする」が多少なりとも活きてくると良いのですが…、いや、活きてきましたとしておきましょう。
雑誌でも高級志向のものやファッション系のもの、特にある程度の高い年齢層へと向けたものが、落ち着いていて尚かつセンスのいい表現が使われていると感じます。
色合いや書体、写真の使い方、ページ内の文字と空間のバランス。
目次一つ取ってみても様々な表現方法が取られている事がわかります。
まぁそう簡単に拝借できるものでは無い事は先ほども書きましたが、とにかくそういうものの中から使えそうな表現を探し、再現できるように頑張る訳です。
カラフルで、それでいてスッキリと「読みやすく」も忘れないように。
その時はなんとか締め切りにも間に合い、お越しいただいた皆さんにもご覧いただくことが出来ました(結構冷汗ものでしたけど)。

ここ数年は1色かつページ数が12ページとなり、実行委員会さんのお気遣いも感じています。(実は予算の都合かもしれませんが)
一度、「間」を取りたいあまりに文字を小さくし過ぎたようで、アンケートでご注意をいただいた事もいい教訓となってます。

そんなこんなでご来場いただいた皆さんには、そういう苦悶と苦闘の上に出来上がっているのだなぁと思いつつも、コンサート休憩中に気軽に「眺める物」としてご利用いただけると幸いです。
また、アンケートなどで感想などいただけるととても喜びます。
そして、私と同じような目線で、車内吊り広告や雑誌に目を通していただけると、記事の内容以外に何か新しい発見を得られるかも知れませんよ。

トランペット よこぜき でした。

Vol.99 ただいま奮闘努力中2014年10月3日

初めて楽器に触ったのは、もうかれこれ30年以上たつだろうか。

それは中学一年生の時、それまでアニメや特撮ものは好きでも、音楽には全く興味がなかった私。これから送る中学生活で、楽しみの一つである部活を何にするか、79年日本シリーズ第7戦を江夏が抑え初の日本一となった広島カープに興奮し、始めた少年野球、中学もそのまま野球部に入ろうか、それとも当時背の低かった私は、バスケ部入ったら身長伸びるでと姉に勧められ、さてさてどちらにしようか、などと迷っていた。(当時、私の身長は135センチ。その後、中3まで15センチしか伸びなかったのである。おかげで中3の一学期には最前列を競いあう事になるのだ)
そんな時、文化 系クラブ のオリエンテーションがあるというので講堂へ。はじまったのは、ブラスバンドの演奏だった。何曲か演奏されたかもしれないが、なんとも衝撃的だった曲が、その後の吹奏楽人生に大きく関わる宇宙戦艦ヤマトである。あまりのカッコ良さに、一気に吹奏楽への興味が湧き、即見学にいった。初めて近くで見る楽器、渡されたマウスピース。こんな風に吹くのと教えてくれた優しそうな2年上の素敵な女性の先輩。(何故優しく素敵に思えたのか、まだ幼かった私は心で人を見れたのだろう)
おだてられ、そして迷いながらも惹かれるように、めでたく入部。
しかし入部してからは一転、優しかった先輩方も時折蹴りが飛んでくるほど豹変。(私はその点要領がいいのか、蹴りを食らうことはなかった)
当然楽器 を触らせてもらえるはずもなく、ひたすら毎日毎日マウスピース練習に明け暮れた。(当時の校舎は東西にクランク状の形で、トランペットの練習場所は クランクの曲がり角の北東角。次の曲がり角の南西角はホルンの練習場所で、そこには黙々と練習する少年がいた。後のせせらぎ指揮者K村くんである。髪型は あまり変わっていない。といっても入学当時は長めの髪だった。3年には坊主になっていたと思う。間違っていたらごめんなさい。でも当時と色と量が違うのは間違いない)
しかし当時は飽きもせずよくマッピ練習してたものだ。それでもマッピで音階が吹けるようになると、どうしてもやりたくなるメロディー。宇宙戦艦ヤマトである。そして日々の精進が認められ、ようやく楽器をつけさせてもらえるようになると、更に吹きたくなるそのフレーズ。当然初心者の私にはチューニングべーすら難しい。それでもそのフレーズが吹きたいがために練習した。家に帰ってからもご近所迷惑にならないよう、枕にベルを当て吹いていた。。。。

そんな日々から3?年がたち、その間吹奏楽がつまらなくなって遠ざ かる頃もありましたが、今は貴重な時間になっています。 長く吹けるよう、歯は大切にしないとな、なんて思ってる矢先、実は、知らない人もいるかもしれませんが、昨年末、奏者としては絶対やってはならない事をやらかしてしまいました。帰宅途中にバイクで転倒、顔面を強打し、前歯2本を折るという事故をおこしてしまい、幸い前歯は脱臼という診断で、もとの位置に戻 して固定するという処置でした。3ヶ月間固定して、その間も練習には参加させてもらって最初は器用に調整すればすぐ元のように吹けるだろうと安易に考えたけれど、どっこいそう簡単ではありませんでした。正直もう無理かなと思った時もありましたが、今は少しずつ吹ける音域も広くなってきたし、まだ音の当たりはよくないけど、徐々にならせるようになってきました。世の中同じような人は少なくなく、プロの中にも復活を遂げた人もいるそうです。今は色々試しながら探ってるというところでしょうか。そういう試行錯誤をしていると中学時代を思い出します。あのフレーズが吹きたくて色々試してたり。今年のせせコンは 3rd中心で出演させてもらいました。これもまた中1の頃のような気分で、その頃の事を思いだし、冒頭は思い出話させて頂きました。
さて、音域は広がってきたので、次の課題は音の出だし。音色といってもいいでしょう。これをクリアしないと邪魔な音になりますよね。これは少々時間かかるかも知れませんが、温かく見守って頂ければ幸いです。長くなりましたが、ではまた合奏で。

トランペット かめぼし

Vol.97 バンビオライブに向けて2014年9月13日

せせらぎコンサートも終わり、ホッと一息ついてしまいそうなこの時期ですが、バンビオライブが来月に控えてるんですね~(´∀`; )

私はバンビオライブは今まで仕事の都合で出られなかったので、実は今回が初参加になります。
短い準備期間に新曲を覚えられるのか、ちょっと不安がありますが、そんな事言ってる場合じゃないですね(^_^;)

5日の練習では、新曲のセドナを初めて合わせました。
お初にお目にかかる曲だったのですが、なんだか懐かしいような、中学の時によくやった雰囲気を感じて楽しかったです。
トランペットのメロディがあると、つい嬉しくなってしまって張り切って吹き過ぎてしまうのは私だけでしょうか?笑
そのへんも気を付けて、次の合奏ではもっと丁寧に吹く事を心がけたいと思います。

旧友は、パート内でも全然違う動きがあったりするので、つられてしまわないように自分のパートをしっかり吹かなければ!というかんじです。
繰り返しがけっこうあるので、スタミナ面も私は課題ですね。

バンビオライブまであと一ヶ月ほど。がんばらねば~( ´▽`)

TPふるかわ

Vol.92 「チラシ」のお話2014年6月28日

吹奏楽団せせらぎ
第27回せせらぎコンサート
2014年7月6日(日曜日)
13:00開場14:00開演(オープニングパフォーマンス13:30)
会場:京都こども文化会館(エンゼルハウス)
以上

お知らせしたい、お伝えしたい内容はこれだけなんです。
なぜお知らせするのかと言うと。
もちろん、コンサートへご来場いただきたいから。
でも、これだけの情報だけでは「そうだ せせらぎ、行こう。(参考:JR東海)」
とはなかなか思い立っていただけないだろう。
そう考えるから色々と手を入れてみる。

「いきなり何の話だ?」と思われましたか。

これはコンサートを告知するための「チラシ」のお話です。
最近では「フライヤー」という呼び方がメジャーでしょうか。

お伝えしたい事は冒頭の内容で全てなので、白い紙に黒い文字でその内容を印刷すればいいだけなのかも知れません。
(今の時代、あえてそんな手法も逆に「アリ」かも。)
でも、それだけでは来場の動機付けには不足…、また多数のチラシ群に埋もれてしまうのでは…、などと考えるのが普通です。

そこで、考えます。
まずは目に留めてもらわなければならない。
白い紙に赤色インクで刷れば?
オレンジ?ピンク?
それなら、紙の色を派手にする?
模様入りの紙を使う?
逆に、見た目を真っ黒にするのは?
金の紙?銀の紙?
金属に刷る?プラスチックは?

予算にも都合があるのであまり無茶もできません。

紙や印刷の色、それに加えてデザインでも目を惹きたい。
紙や色で目に留まったとしても中身を読んでもらえないと意味がない。
かわいいイラストで?
チラシ全体を埋めるような大きな文字は?
「おや?」と気になるキャッチコピー?
吹奏楽ファンに向けてメインの大曲の曲名は?
演奏経験の無い方々へは、よく知られている曲名を。
メインの曲をイメージしたイラストで。
(そんな都合のいいイラストは世の中にないので拙い自家製も…)

見やすいレイアウトは?
文字の書体(フォント)の選択。
肝心の開催日時が目立たなくては…、でもアンバランスになっても滑稽。
見る人の目は左上から右下へと流れていくという心理を考慮した構成。
キャッチ(コピーやイラスト)で目を惹きさえすれば、後は比較的細かい文字でも読んでもらえる。

様々な事を考えて、試してみて、やっぱり1からやり直したり…。
本職のデザイナーから見ると「ままごと」の如しではありますが。
そんな試行錯誤を繰り返し完成へと向かいます。
もちろん、責任者やコンサート実行委員会のご意見も伺いつつ。
ですが、所詮「なんちゃってデザイナー」なのでそんなに深い要求にお応えする事も出来ません。
その辺りは実行委員会の皆さんにもご理解いただいているようで、手加減をしてもらって申し訳ないなとも感じています。

十数年前にコンサート実行委員長を拝命した時をきっかけに広報印刷部門を担当するようになりました。
元職が広告関係だったので多少は印刷方面に明るいからといった軽い気持ちだったんです。
(今は全くの畑違いの仕事をしています。)
しかも当初は、デザイナーの卵さんが団員さんにいて(イラストもパソコンで描いてしまうとても素敵な団員さんで)。
構成案やデザイン案は一緒に頭を捻ってはいたものの、制作作業はおんぶに抱っこでほぼ1人で頑張ってもらってました。

実行委員長を経て実行委員を数年後に退いた後も、そのまま印刷担当として今に至ります。
その大変ありがたかった団員さんも後に退団されてしまい、ビビりながらもなんとか体裁を保つために、
毎年1月頃からプログラムの作成が終わる6月頃まで夜な夜なパソコンに向かっています。

音楽を共に楽しみ、その楽しみを皆さんにお届けする団体ではありますが、
視覚的に、ビジュアルに、苦悩している団員もいるんだなぁと思っていただければ幸いです。

そしてコンサートに関わる印刷物と言えば、本番当日にご覧いただくプログラム。
現在はCDジャケットサイズの冊子タイプで製作しています。
これにも色々と未熟な故の苦悩があるわけですが、そのお話は次の機会にゆずります。

トランペット よこぜき