2019年02月

意外とガンダムに馴染みがないようです …2019年2月28日

『アニメ・メドレー 翔べ!ガンダム』の練習を開始して暫く経ちました。
「せせらぎ人語」でもそうなんですが、
合奏後に奏者の皆さんが雑談してはるのを聞いてると、
意外とガンダムを知らないという声が聞こえてきます。

若い楽員の方が増えてきた昨今、
それは十分に考えられることですが、
世代的にど真ん中である筈の私も、
実はよく知らないのです。
と言っても全然知らない訳ではないのですが。

『機動戦士ガンダム』の本放送は、
私の中学時代で、
平日の夕方5時からだったと思います。
クラスで話題だったのは覚えていますが、
私は部活で観ることが出来ませんでした。
(せせらぎのトランぺッター K さんは中学の吹奏楽部の同期ですが、
彼の家は学校のすぐそばだったので、
オンタイムで観たと言っていました)

今なら録画して観るかも知れませんが、
当時はそんなことは夢でした。

SFアニメーションの系譜として、
『宇宙戦艦ヤマト』
『機動戦士ガンダム』
『超時空要塞マクロス』
『新世紀エヴァンゲリオン』
という流れがあろうかと思います。

私は『ヤマト』がきっかけで楽器を始めたので、
最も関わりが深いです。

『ガンダム』は前述のようにオンタイムで観ていません。
が、再放送は、飛び飛びですが観ました。
何とかその世界観にはついていけるかな。

『マクロス』は高校時代、
やはり部活で忙しかったにもかかわらず、
オンエアが日曜日の午後だったので観ることができました。
語りだしたらキリがありません。

『エヴァ』は全く分かりません。

『ヤマト』と『マクロス』が異星人との星間戦争であるのに対し、
『ガンダム』は内戦が描かれます。
スペースコロニーの独立戦争が描かれるのですが、
地球人同士の争いであることには変わりありません。
そんな訳で中東地域でのウケが良いという話を聞いたことがあります。

高校時代に幼稚園で『ガンダム』を演奏することになった際、
ガンダムの張りぼてを作り、
それを私自身が着て(モビルスーツならぬ張りぼてスーツ)、
子供たちの前で披露しました。

その時のノウハウが活きたのかどうか分かりませんが、
フジテレビF1中継のテーマ曲『トゥルース』を、
せせらぎコンサートで演奏した時、
張りぼてのF1マシン(ネルソン・ピケの乗ったロータス・ホンダ)を作り、
ヘルメットとつなぎを着用した私が乗って登場する、
という演出をしました。

懐かしいですな。

新たな発見2019年2月27日

『メリー・ポピンズ リターンズ』を観ました。
新たな発見に満ちた映画でした。

(1)第1作はジュリー・アンドリュース!

そう!
あのジュリー・アンドリュースです。
『サウンド・オブ・ミュージック』でマリアを演じた!
何と『メリー・ポピンズ』の方が先らしいのです。
ご存知の方にとっては「そんなん当たり前やんか」という話でしょうが、
私は何も知りませんでした。

第1作を全く知らないにもかかわらず、
リターンズを観に行ったのです。

おそらく『メリー・ポピンズ』の中の楽曲を、
何らかの機会に演奏した経験はあると思われます。
が、映画を観ていないので、
頭の中で繋がらないのです。

(2)エミリー・ブラント切れまくり!

エミリー・ブラントが、
こんなに歌も踊りも達者だとは存じ上げませんでした。
不明を恥じます。

それにしても、綺麗でしたな。

(3)もう一人のエミリー

エミリー・モーティマーという方も出演されているのですが、
何かの映画で拝見したことがあるような気もするし、
初めてだったような気もします。

やっぱり、綺麗でしたな。

※※※

言い訳する訳ではないんですが、
女性を美しく撮っている映画には、
名画が多いんです。
『男はつらいよ』がそうであるように。

テンポ・アップしたいけれど、テンポ・アップがすべてでもない2019年2月27日

『 Bye Bye Violet 』6小節目尻からの3連符音階を例に、
いろいろ考えてみることの続きです。

『 Bye Bye Violet 』には調号が書いてありません。
半音の上げ下げには臨時記号のシャープやフラットが用いられます。
調性感に縛られたくないという作曲者の思いが反映されているものと思われます。

例えば、「ミ♭」での伸ばしが小節を跨いで続くような場面。
伸ばしの最初の小節の「ミ」に♭が必要なのは言うまでもありません。
タイで繋げられた2小節目の「ミ」。
ここに♭を付ける必要はありません。
タイで繋がっているので、臨時記号なしで「ミ♭」となるのが楽典。

でも、『 Bye Bye Violet 』では2小節目の「ミ」にも、
もちろんそれ以降の小節の「ミ」にも♭を書いてくれています。

楽譜を「横」の流れで読んでいくプレイヤーさんにとって、
これはどちらでもよいことかも知れません。
が、「縦」で捉えることの多い指揮者にとってはとても有難い書き方なのです。
例えばスコアのページを跨いで伸ばしが続いていたら、
「ミ」がフラットなのかシャープなのかはたまたナチュラルなのか、
ページを戻さないと分からないこともあるからです。

このように臨時記号の書き方が親切な『 Bye Bye Violet 』ですが、
同一小節内に臨時記号が複数回登場する場合、
2回目以降には書いてくれていません。
おそらくそこまですると奏者を馬鹿にするような感じがするからでしょう。

さて、6小節目尻からの3連符音階の話に戻します。
速くて細かい動きのここは典型的。
2回目以降の(書いてないけれども有効な)臨時記号を落っことしがちになります。

私自身が音を出す訳ではありませんが、
曖昧さを排すために2回目以降の臨時記号をスコアに書き込みました。
奏者の皆さんも工夫が必要ですな。

この音型、実際はハイ・テンポでやるよう指示されています。
まだゆっくりでしか合奏していませんが、
これからはテンポ・アップも目指したい。

と書いて心配なのが、
正確さを欠いたテンポ・アップ練習をしてしまわないかということ。

さらに心配なのが、
腱鞘炎になってしまいそうな練習をしてしまわないかということ。

ピッチャーが速い球を投げようとする場合、
あるいはバッターが速くスイングしようとする場合、
力んでしまってはあきまへんな。
フォームを矯正する、体力アップするなどして、
基本的なところから持ち上げていかないと体を壊しかねません。

アッチェレランド、
というよりはストリンジェンドな感じを求めたいところではあります。
が、基礎を壊しそうなテンポ・アップは避けたい。
よい落としどころを探らないといけません。

今年初めてのぶっ通し2019年2月26日

2月24日の目的として、
『 Bye Bye Violet 』にガッツリ取り組むことに加え、
今年初めてのプログラム全曲通し稽古をやることを掲げました。

『 Bye Bye Violet 』に多くの時間を割くことになるので、
全プログラムを小返しするのは難しいだろうと思っていましたが、
予想通り、
3曲はぶっつけで通すことになりました。

本番の5か月も前に全曲通すのは、
ちと早過ぎるような気もします。
が、何年か前の実行委員会の要望でもあるし、
その後、解除された様子はないし、
きついけれども全曲やってみないことには分からないこともあるし、
酷い演奏になったとしても構わないという覚悟で通しました。

いろんな課題が見える会になったように思います。
それらの事柄を思い浮かべながらスコアを読んでいこうと思うし、
奏者の皆さんも課題克服に取り組んでもらえたらと思います。

曖昧な箇所2019年2月24日

2月24日(日)は、
今年に入って2回目の日曜練習。

ピッコロ × 1
フルート × 3
バスーン × 1
B♭クラリネット × 6
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
バリトン・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 4
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 3
テューバ × 1
パーカッション ×3(エキストラ1含む)

そして私の計33人で合奏しました。

『 Bye Bye Violet 』の曖昧な箇所を抜き出して、
集中的に練習するのが一番の目標。
実に沢山あるのですが、
6小節目のお尻から始まる3連符の音階(ホルンが頭の音を補強)を例に記します。

『 Bye Bye Violet 』は、
スコアを調べたところ、
音の高さの間違いは見つかりませんでした。

ただし、厳密には、全くなかった訳ではありません。

例えば、ファーストとセカンドが一つの五線に記譜されていて、
セカンドの1拍目の「シ」に「♭」付いているのに、
ファーストの4拍目の「シ」には何も付いていないケース。
一つの五線上のことなので、
4拍目の「シ」も実は「♭」です。
楽典上は間違いありません。
が、ファースト奏者はその小節で初めて「シ」と出会うので、
パート譜には「♭」が付いていないと不親切です。

このような事象がスコアで見つかった箇所を、
パート譜で見てみました。

まず、ファーストとセカンドが一纏めになったパート譜はありませんでした。
ファーストはファーストの楽譜、
セカンドはセカンドの楽譜に分かれています。

ということは、
上記事象でいうと、
ファーストの4拍目の「シ」には、
親切とか不親切とかに関係なく
「必ず」♭を書いておいてくれないと、
ファースト奏者は「シ・ナチュラル」で演奏することになります。

結論を申しますと、
パート譜は大丈夫でした。

パート譜一つ一つをチェックすれば、
もしかするとミスがあるかも知れません。
そこまで手は回っていませんし、
今後も全て見るつもりはありません。
その時間があれば他の楽曲の「スコア」を読みますので。

確率論的に、『 Bye Bye Violet 』のパート譜には間違いがないと思われます。

前置きが長くなりましたが、
6小節目のお尻から始まる3連符の音階(ホルンが頭の音を補強)についてです。

抜き出して練習しましたが、
音の間違いが多発しました。
演奏上のミスです。
譜読みが甘かったのでしょう。

こうやって直していかなければならない曖昧な箇所が山積みなのが現状です。

改善、そして課題2019年2月23日

2月22日(金)は、

フルート × 1
B♭クラリネット × 6
アルト・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
トランペット × 4
ホルン × 4
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1

そして私の計24人で合奏を行いました。

「そして私」と書くのが今回もおこがましいです。
またもや大遅刻でした。

先週に引き続き『ガンダム』をお稽古。
副指揮者 K さんが一通り通してくれている途中でスタジオ入りしたのですが、
先週の時点では酷かったリズムがかなり改善されているのを耳にし、
ちょこっと安心して指揮を交代させてもらいました。

が、いざ振ってみると、
うまくいっているとは言い難く、
短時間ながらもしつこめにおさらいしました。

日曜日は月イチの臨時集合ですが、
そこでは『 Bye Bye Violet 』を徹底的に練習したいと考えています。
そして、極端な話、無茶苦茶になってもいいから、
全曲ぶっ通しもしてみたいと思います。

終止線に辿り着く2019年2月21日

『 Bye Bye Violet 』のコンデンス作業が漸く出来ました。

音の組み合わせが複雑で、かなり苦労しましたが、
何とか終止線に辿り着いてホッとしました。

が、本当の仕事はこれから。
コンデンスした内容を、
リハーサルで活かすことが出来なければ、
何にもならないからです。

演奏会のお手伝い2019年2月17日

せせらぎコンサートで、
いつも RAM 吹奏楽団の皆さんに、
会場整理や受付のお手伝いをしていただいています。

今日は RAM 吹奏楽団さんがコンサートを開催されるということで、
S 団長と私とでお手伝いに行ってきました。

場所は右京ふれあい文化会館の創造活動室。
私たちもよく使わせていただいている部屋ですが、
本番としては未だ使ったことがありません。

創造活動室全体のキャパシティーは120人だそうです。
今日の RAM さんの出演人数が40人ということで、
入場していただけるお客さんの数は80人。
S 団長と私に与えられた使命は、
入場者が80人を突破しないようにすること。

プログラムをお渡しする数で計っていくのですが、
受け取ってくれる人、
受け取ってくれない人、
それらの把握が難しくて気を遣いました。

でも、いい勉強になった一日でした。

五線ノート入手2019年2月16日

好みのタイプの五線ノートは廃版などにはなっておらず、
近所の楽器屋さんに取り寄せをお願いしたら、
一週間で入荷しました。
助かりました。
ありがとうございます。

いちから2019年2月15日

2月15日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 9
トランペット × 3
ホルン × 4
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 3
テューバ × 1
パーカッション × 2

そして私の計27人で合奏しました。

このところ『バイバイ・ヴァイオレット』に力を注いできましたが、
この曲に関してはちょっと一休み。
合奏頻度の低い楽曲、
初合奏の楽曲、
今回はこれらに取り組みました。

初合奏は『機動戦士ガンダム』のメドレーなんですが、
『バイバイ・ヴァイオレット』の初合奏を思い出しました。
うまくいかない具合は、
変わらないものですな。

一から作り上げていくのは、
どんな楽曲も変わりないですね。