2019年03月
『サムライマラソン』をはじめ、
このところ唯一無二な映画をよく観ているように思います。
『サムライマラソン』は、
これまで観たことのない時代劇と言えるでしょう。
『ウトヤ島、7月22日』は、
2011年7月22日にノルウェーのウトヤ島で起きた連続テロ事件を描いているのですが、
ほぼ全編をワンカットで撮影。
姿なき銃撃犯から逃げ惑う様を疑似体験させられます。
ヒヤヒヤとかドキドキなんてもんじゃありません。
恐怖です。
『ソローキンの見た桜』は、
日露戦争で捕虜となったロシア兵と、
日本人看護婦の物語。
おおよその想像がつきますね。
音の処理がかなり残念なレベルの映画だったのですが、
内容にひきこまれて、
そんなことなんかどうでもよくなりました。
音にはうるさい筈なんですが …
三作品とも、
史実(事実)に基づいているか、
着想を得た映画でした。
子供の頃は、作文が嫌いでした。
何を書いたらいいか思い付かない。
面倒くさい。
時間がかかる。
とにかく嫌でした。
今でも型にはめて書けと言われると、
結構しんどいです。
が、「ひとりごと」はあくまで「ひとりごと」なので、
自由気ままに書くことができます。
楽団からも許可をいただいています。
もちろん、だからこその責任や制約を感じ取ってもいますが。
話し言葉も混ぜたりして書くのはリズムも良く、
割とスラスラ書けてしまいます。
というのを何年か続けさせてもらって良かったなと思うのが、
書くことによって考えがまとまるようになってきたことです。
そう言えば小学校の先生が、
そのために作文するんだよと仰っていたのを思い出します。
この歳になって分かってくるんですな。
3月24日(日)は、
右京ふれあい文化会館の創造活動室をお借りして合奏を行いました。
参加メンバーは以下の29人。
ピッコロ × 1
フルート × 2
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 6
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 2
ホルン × 3
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1
ストリング・ベース × 1
コンダクター × 1
『翔べ!ガンダム』
『スーパーマリオブラザーズ』
『美空ひばりメドレー』
『よさこい節』
の4曲に集中した合奏にしたいと思っていましたが、
ホントにそうなりました。
この一か月は、この4曲を頑張りました。
その総ざらいになればいいなと思っていたのです。
ところで、メゾフォルテって難しいなあと思いました。
『美空ひばりメドレー』の中の「お祭りマンボ」。
メゾフォルテと書いてあっても、
ついつい吹き過ぎてしまいます。
軽いタッチに変えるように苦労しました。
『スーパーマリオブラザーズ』のサックスを中心としたメロディ。
やはりメゾフォルテの指定なんですが、
ここではフォルテシモくらいでやってほしいくらい。
意図をうまく伝えることが出来ませんでした。
3月22日(金)は、
ピッコロ × 1
フルート × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
トランペット × 2
ホルン × 3
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 2
パーカッション × 1
そして私の計21人で合奏しました。
月に一回の日曜練習が入ってくると、
日曜練習で主に何をするかを考え、
毎週金曜日はそれに繋がる何かを考えます。
『バイバイ・ヴァイオレット』に力を注がなければ本番が大変なことになる、
というのは間違いありませんが、
本番は『バイバイ・ヴァイオレット』だけではありません。
前回の日曜練習で、
いわゆるポップス系の楽曲で、
メドレーや変奏曲になっているために頻繁にテンポが変わるものが、
あまり上手くいってないと感じたので、
このところの金曜練習はそれらに絞っていました。
昨日は『美空ひばりメドレー』。
やはり「繫ぎ目」が難あり。
何度も合奏に参加している人。
仕事の都合等で今回が初参加だった人。
いろんな段階の人がいるのは仕方ありません。
また、
誰がどの段階にあるのか把握しきれません。
そんな訳で、
毎回毎回の合奏の「音そのもの」が頼りです。
合っているなと思えばスルーするし、
「ん?」と思えば繰り返します。
何度でも同じことをリクエストします。
練習で合わない音が、
本番で突然合う訳がないのですから。
このところドタバタしていて、
いつの間にやら見逃がしてしまった映画がタントあります。
『サムライマラソン』もそうなりかけた一本でした。
私が観ることが出来たのが、
MOVIX 京都での最終日だったか、
その一日前かだったと思います。
これが面白くて面白くて!
見逃さないで良かったと思いました。
ほんでもって音楽も素晴らしかったのです!
胸に迫ってくる感じが何とも言えませんでした。
音楽を担当したのはフィリップ・グラスと方で、
名作をタント担当してはるそうです。
3月15日(金)は、
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
トランペット × 4
ホルン × 1
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 1
パーカッション × 1
そして私の計18人で合奏を行いました。
今回も「メドレー」の練習です。
『よさこい節』と『美空ひばりメドレー』を合わせました。
『よさこい節』は厳密には「メドレー」ではありません。
高知の民謡を題材にした「ポップス変奏曲」といった趣です。
なのでテンポも拍子もコロコロ変わります。
そんな訳で「メドレー」的に変化のある楽曲という括りで、
「メドレー」練習の一曲に加えています。
先日の団内アンサンブル発表会を聴いて思いを強くしたのが、
発音=アタックの重要性について。
それを、この日の合奏でも感じました。
やはりアタックへの意識を強くしてもらうと、
音がガラリと変わります。
「出だし」という意味で繋がりがあるのですが、
音楽の切り替わりポイントの「一発目」も重要だと思いました。
音楽に「変化」があっても、
最初は対応できず、
しばらくしてから「ああ、そうやった」という感じで反応する。
それなら誰でも出来ます。
が、切り替わった最初、つまり「一発目」から対応できるようにする。
演奏する立場からすると難しいけれども、
聴衆の立場からしたら出来ていて当たり前のことです。
使い古された言葉で表現するなら「集中力を高める」ということです。
私としては、気持ちのスピードをいきなりトップに持って行ってほしい、
という感覚ですかな。
音楽とも、
震災とも関係ない話で済みません。
スキー・ジャンプのワールドカップで、
小林陵侑選手が遂に総合優勝を果たしました。
おめでとうございます!
本番ではパート譜を見てはると思いますが、
練習ではスコアを見ながらでしょうか。
もちろん、スコアを手元に置いておいてではなく、
スコアそのものを見ながら、ということです。
合奏では、
スコアそのものを見ながらというのは、
かなり難しいです。
が、アンサンブルなら比較的やりやすいと思います。
それが難しくても、
スコアを奏者全員が持つのは、
アンサンブルならそんなに難しいことじゃないですね。
前回、アタック後に音を探っているケースもあったことを書きましたが、
ピタッと嵌る「ドミソ」では、そんな現象は滅多になく、
やはり難しい和音の場合に起こりやすいようです。
スコアがあれば調べやすいですよ。
他のプレーヤーとの音の関係が分かれば、
その箇所をちょいと抜きだしての音合わせもしやすいですし。
また、楽譜が間違っていることも、時にはあるのです。
パート譜とスコアを見比べてみることも重要です。
3月10日(日)。
京都こども会館の小ホールで、
せせらぎ団内のアンサンブル発表会が行われました。
アンサンブルを楽しみつつも、
同じ楽団の仲間の前ゆえの「超」緊張に押し潰されそうになりながら演奏する、
とても有意義な機会です。
今回の出演は10団体。
同属楽器の○重奏というのもあれば、
ユニークな組み合わせ方のグループもあり、
興味深く聴かせてもらいました。
せっかく楽しまれたところで恐縮ですが、
やはりここは指揮者の立場から、
聴かせていただいた感想を申しましょう。
やはり発音=アタックが重要だと思いました。
鳴るべきタイミングで音が出ないと、
その後に出るパートが困ってしまいます。
また、ピッチは、アタックの瞬間に決まるべきです。
その音を、音符の長さ=音価分、継続させることを目指し、
トレーニングすべきでしょうね。
そのためには、発音の前に音のイメージが出来てないといけないし、
楽譜が広く見渡せていることも重要でしょう。
今の一点しか見えていないと、
数小節先の未来をイメージ出来ませんから。
みんながみんなアタック後に音を探っている、
あるいはピッチが揺れているという訳ではありませんでしたが、
なかにはそんな音も確かにあり、
基本中の基本がホントに大切だと思った一日でした。
3月8日(金)は、
ピッコロ × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
アルト・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 4
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 3
パーカッション × 2
そして私の計24人で合奏を行いました。
このところ、
ポップス系で、
テンポ変化のある楽曲に取り組んでいます。
いわゆる「メドレー」が多いです。
前の日曜練習で、
これらを重点的に合わせるべきだなと感じたからです。
金曜日のレギュラー練習で頑張るとともに、
次の日曜練習でもしっかりやりたいと思います。
もちろん、
『バイバイ・ヴァイオレット』も外せませんな。
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