それでも桜は咲く2020年3月19日
京都御苑の近衛池近辺の糸桜です。
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こんなご時世ですので、
会議の取りやめが相次いでいます。
そして、やたらとビデオ会議(テレビ会議?WEB会議?)が増えています。
隣の席の上司が、
「チョイと独り言が増えるけど、気にせんといてな」と言っては、
ヘッドセットをかけてビデオ会議に参加する姿をよく目にします。
先週、私もビデオ会議に参加しなければならなくなったので、
上司の使っているヘッドセットを参考に、
家電量販店にそれを買いに行きました。
テレワーク・コーナーが出来ていたのですが、
ヘッドセットは既に品薄状態となっていました。
隣の部署の部長は優しいことに、
部員全員分のヘッドセットを通販で買ってあげました。
それは予定通りに届いて各部員に配布されたのですが、
改めてサイトを覗くと、
2~3か月待ち状態となっていたそうです。
いろんなところに影響が出ています。
3月15日は、
本来なら右京ふれあい文化会館の創造活動室をお借りして、
朝から夕方までガッツリ練習する予定でしたが、
新型コロナウイルスのせいで中止となりました。
休みを有効活用しようと思ったので、
和音が難しい『五木の子守歌』のスコアをコンデンスしてみたり、
それをクラビノーバで弾いてみたり、
シャドーで指揮してみたりしました。
音楽の難しさをあたらめて思い知るとともに、
音の積み重ね方がよく分かって面白いなと思いました。
当分は、こういった休みの過ごし方になろうかと思います。
新型コロナウイルス感染拡大のせいで、
マスクがなかなか入手出来ません。
花粉症持ちにとっては頭の痛い問題です。
出来るだけ花粉を吸い込みたくないのはもちろんのことですが、
くしゃみを人に吹きかけたくないのです。
これ、今や大問題になりかねませんから。
使い捨ての白いマスクが手に入らないので、
色はグレーで、
ポリウレタン素材のマスクを買いました。
それならば売っていたので。
「マスクは白」という固定概念を持っていたせいか、
最初はこのマスクを付けるのが嫌だったのですが、
使ってみると意外と快適でした。
通気性がよいのか、顔が暑くなりません。
密閉性が高いのか、眼鏡をかけてもあまり曇りません(完全にという訳ではない)
くしゃみ暴発の頻度が下がりました。
洗って繰り返し使うことが出来ます(何回くらいかは分からないが、使い捨てということはない)
そして、どことなくいい匂い。
最初、何の匂いなのか分かりませんでした。
が、ある時ひらめいたのです。
新車の匂いに似ているのです。
なんとか花粉症の季節を凌ぐことが出来そうです。
今週の火曜日に、
病気療養中の会社の後輩 T.K. が他界しました。
突然の訃報でした。
私が入社4年目の1994年に入社してきた T.K. は、
私の所属する部署に配属されました。
当時はいろいろなことがアナログでした。
手書きで作る書類の書き方をとことん指導したのを覚えています。
年が明けて1995年。
阪神淡路大震災の特番を、
共に必死で乗りきったことも思い出されます。
ここ最近、
音楽関係であれ仕事であれ、
後輩の訃報に接することが多く、
少し参っています。
3月6日(金)は、
フルート × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
コルネット × 1
ホルン × 3
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 1
パーカッション × 1
そして私の計16人で合奏しました。
新型コロナウイルス感染拡大のためだと思いますが、
最近は合奏参加人数がめっきり減っています。
先週金曜日の私がまさにその一人。
勤務先の対策に追われ、
スタジオに来ることが出来ませんでした。
今週も危ないと思っていたのですが、
対策本部の会議開催が午前中だったので助かりました。
私のように職場の対策に携わらなければならない方、
看護師として仕事そのものに追われている方、
自分自身の参加、あるいはお子さんを連れての参加に不安を感じている方、
いろいろおられるでしょうから、
合奏が成立するかどうか分かりませんでした。
が、有難いことに15人の楽員さんが集まってくれました。
それも、うまい具合に楽器がばらけましたので、
開始時間を少し遅らせたものの合奏することが出来ました。
『トリトン・デュアリティ』を、
曲頭から終止線まで2回さらいました。
楽曲前半は4分音符=60。
後半は4分音符=92。
テンポ変化を加えず、
とにかく音程とリズムに注意して、
長い小節数を合わす練習です。
悔しい思いをした楽員さんもいらっしゃると思いますが、
私としては想像以上の出来だったと思います。
所期の目的は達成しました。
次の合奏では、
もう一度同じスタイル、
つまりテンポ変化しないで通す練習をしたあと、
テンポを変化させたり、
テンポアップしたいと思います。
が、残念なことに、
次の合奏は4月10日(金)です。
役員会で話し合って決めました。
※※※
2011年3月11日(金)。
翌日に控えたコンサートのため、
せせらぎは通常の合奏を行いました。
合奏後、
不安を抱えながらも、
翌日のコンサートをどうするか議論を尽くすことはありませんでした。
深夜、
テレビのニュースを見ながら悩んでいる時、
今は亡きトランぺッター N さんから楽団内一斉配信メールが流されました。
「燃える気仙沼の映像を見ながら思った。コンサートを開催すべきなのか」と。
これで私は中止を決断しました。
独断です。
役員会に諮る時間がありませんでした。
後で非難されるのは構わないと思いました。
※※※
新型コロナウイルス感染拡大防止のためのせせらぎの取り組みとして、
合奏休止を私の独断で決めるほど、
事態は切迫していないと思いました。
ですので3月6日(金)の合奏を急きょ取りやめるようなことはせず、
合奏後の役員会での話し合いにより、
今後約一か月間、
合奏練習は日曜日も含めて行わないことになりました。
会議の場で一番最初に休みを言い出したのは私に違いありませんが、
議論のステップはちゃんと踏んでおります。
ご理解いただければと思います。
※※※
合奏は休止しますが、
各個人が練習していけない訳ではありません。
楽員の皆さんは、
この一か月をむしろチャンスと捉えてくれたら嬉しく思います。
合奏は本来、
合奏だけではどうにもならないものです。
各個人がやってきたことを持ち寄り、
「合わす」場だと考えます。
そして、
合奏出来なくてうずうずしていた気持ちを、
次回の集合日にぶつけてもらえたらいいなと思います。
昨日(2月28日(金))は、
急きょ休ませていただきました。
新型コロナウイルス対策に追われたためです。
その対策に対して好意的に受け止めてくれる人もあれば、
やり過ぎだと噛みついてくる人もいたりして、
なかなか大変な一日でした。
いよいよ『トリトン・デュアリティ』を全曲やるつもりでスコアを読んでいたのですが、
スタジオに行くことも出来ず残念です。
そして申し訳ありません。
金曜日の夜に練習して、
その後にお酒を呑んで、
そのまま寝てしまう。
そして次の日に後悔する。
いったい何度繰り返せば気が済むのでしょう。
指揮という動きは、
そんなに大した運動ではないのですが、
体を動かしているのは確かです。
練習の後は、
手首、肘、肩といった腕周りはもちろんのこと、
足腰もほぐしてやるべきなんです。
次の日に残る疲れが全然違いますから。
ついついサボってしまうストレッチ。
が、この間の金曜日は、
軽めではありますがほぐしてから寝たのです。
やはり、次の日が違いました。
ところで、奏者である皆さんはどうでしょうか?
もちろん、愛器の手入れはされると思います。
高いお金がかかっていますし。
が、体のケアはついつい疎かにしがちでは?
楽器演奏というのはあまり大きな体の動きはないかも知れません。
それよりは同じ体勢を続けることで、
体が硬くなっているかも知れません。
若いうちは大丈夫かも知れませんが、
長く活動を続けようと思ったら、
ケアも念頭に置いた方がいいのではないでしょうか。
自戒の念をこめて書きます。
飲食店で出されるおしぼり。
まず、手を拭きます。
そのあと顔を拭いたり、
夏場だったら首筋を拭ったりして、
店員さんに嫌な顔をされたり …
問題はその後でして、
手を拭いたおしぼりで、
食中や食後に私は口を拭うのですが、
昨今いろいろ言われていることからすると、
あんまり良くないようですね。
口を拭うのは、
紙ナプキンとか、
ハンカチの方が良さそうですね。
気を付けたいと思います。