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このところ、観たい映画が目白押し。
『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』
『ジョジョ・ラビット』
『ラストレター』
『フォード vs フェラーリ』
などなど。
年が明けたところで、
新年度の予算申請をしなけりゃならんし、
人事考課もやらんといかんし、
緊急連絡網の作り直しをせっつかれるわで、
仕事が超多忙。
先日、全曲を練習する日曜合奏が終わったところですが、
2月の日曜合奏はないものの、
言うてる間に3月の日曜合奏がやってきます。
お尻に火がついている感じ。
でもやっぱり、映画も観たい。
ということで、なんとか時間を遣り繰りし、
クリント・イーストウッド監督の『リチャード・ジュエル』を観てきました。
音楽を殆ど使わない映画で、
出てきたとしても静かなピアノの音だけ。
それがかえって効果的なのです。
エンド・クレジットになって初めてクラリネットを聴いたな、
ヴァイオリンの音を聴いたな、
と思っていたら、
最後に加わってきたのがフリューゲルホーンだったのです。
その音色が素晴らしく、
映画を温かく締めくくってくれました。
クリント・イーストウッド監督の映画では、
監督ご自身が音楽を担当されたり、
息子さんだったか娘さんだったかが担当されることが多いのですが、
パンフレットによると、
『リチャード・ジュエル』の音楽はアルトゥロ・サンドバル。
前作『運び屋』に続く起用だそうです。
アルトゥロ・サンドバルはトランぺッターだそうです。
この映画のフリューゲルホーンも、
もしかしたら作曲者ご自身の演奏なのかも知れません。
映画『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて』を観ました。
イギリスの漁師さんのグループが、
漁のときなどに歌い継いできた舟歌を歌い、
メジャーデビューを果たすというストーリー。
何と、実話なんだそうです。
その舟歌が、
豪快で、
味わいがあって、
聴いていると知らず知らずの間に頬が緩んでくるのが分かります。
そして何より、
音楽の喜びに溢れた歌声なのです。
本業が漁師さんということは、
趣味で歌っている訳ですな。
ということは、
炭鉱で働く人たちが金管バンドを組む映画『ブラス!』と似てますな。
ということは、
学校に通ったり仕事したりしながら続けている私たちとの共通項も多いですな。
この映画には、音楽の喜びの本質が描かれていると思います。
オススメです。
1月19日(日)は、
右京ふれあい文化会館の創造活動室をお借りして、
今年初めての日曜練習を行いました。
参加メンバーは、
ピッコロ × 1
フルート × 4
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 6
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 3
ホルン × 3
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1
パーカッション × 4(見学 × 1、エキストラ × 2含む)
そして私の計33人でした。
今年の冬は大して寒くありません。
とはいうものの、
朝早くから打楽器運搬をする身にとってはやはり寒い。
金属を持つ手は冷たいし、
倉庫に靴を脱いで上がるのも冷たい。
が、会館に着くと、
結構な人数が待ち構えてくれています。
それも、寒空の下を。
おかげで楽器搬入はとてもスムーズで、
とても気持ちのいい朝のスタートとなりました。
ありがとうございました。

(写真はお昼休みの様子。皆で頑張って楽器運搬し、組み立てました)
全曲を通してみるのが理想なのかも知れませんが、
まだそこまでは達していません。
曲によっては通して、
曲によっては小返ししながら、
とにかく全曲に当たりました。
一か月後に演奏会があるのなら、一大事です。
が、本番は半年後。
そう考えると、
うまくいった箇所もそうでなかった箇所も、
とにかく全部の小節を経験したというのが大切でした。
ただ一つ、残念なことがありました。
右京ふれあい文化会館で練習するときは、
天神川通り沿いにあるインド・ネパール料理の店で、
辛い辛いカレーを食べるのを楽しみにしていました。
その店がなくなっていたのです。。。
阪急京都線の特急は、伝統的にクロスシートです。
ここ数年はロングシート車両も投入されていますが、
メインはクロスシートの9300系。
現在は京とれいん、嵐山線普通車両に改造されての運用が続く6300系も、
やはりクロスシートの名車でした。
9300系も、6300系も、
終着駅で客を降ろしたあとに一旦扉を閉めて、
椅子の向きをひっくり返す、いわゆる「バッタン」が名物。
普段見慣れている私たちにとってはどうってことのない風景ですが、
他府県から来た人や外国人観光客が「オオーッ」と歓声を上げるのも名物。
この「バッタン」によって、
眠りこけている人も大概起こされます。
私も起こされたことがあります。
ありがたや、ありがたや。
が、時には猛者がいるもので、
バッタンをものともせず眠ったままの人もいます。
もと来た道のりの辿り直しです。
お気の毒に。。。
初めて見たのですが、
扉付近に立ってもたれかかったまま、
終点到着に気付かない人がいたのです!
私も立ち寝の経験はありますが、
膝がカックンしてこけそうになり、
吊革につかまって危うく難を逃れる、という感じで、
立ったまま熟睡したことまではありません。
あのあと、どうなったんやろ。
1月10日(金)は仕事の都合でお休みをいただいたので、
1月17日(金)が私にとっての2020年初めての合奏でした。
合奏に参加出来たのは、
ピッコロ × 1
フルート × 4
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 8
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
トランペット × 3
ホルン × 3
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1
パーカッション × 1
そして私の計32人でした。
7月の演奏会に向けて、
今月からは日曜日に集まっての合奏という機会が少しずつ増えていきます。
その第1回目が1月19日(日)。
それまでに一通り楽曲に当たっておくというのが当面の目標でした。
私自身が参加出来たり出来なかったりを繰り返しましたので、
まだ振っていない楽曲もあります。
楽員の皆さんにとっても、フル参加出来ている人は別にして、
全曲経験は出来ていないことと思います。
とはいえ、
代わりに指揮していただいたり、
いろいろと遣り繰りした結果、
この日に合わせた『千と千尋の神隠しハイライツ』をもって、
楽団としては一通り合わせたということになりました。
今回のプログラムも、バラエティに富んでいます。
そして、なかなかの難曲揃いです。
通勤途上の列車で譜読みするのが私のいつもの勉強の仕方です。
意外と静かで集中しやすいのです。
時間が区切られることも集中力を高めるのに役立っているように思います。
今年はそれだけでなく、
ちゃんとデスクに向かって勉強し、
ちゃんとピアノの前に座って音を確かめ、
ちゃんと譜面台の前に立ってタクトを振る稽古をする、
というのが重要だと感じています。
久しぶりに振ってみて、特に、
体を動かしての本番シミュレーションが大切だなぁ~と感じました。
※※※
1月17日。
阪神・淡路大震災発生の日。
姉の嫁ぎ先の実家が東灘区にあり、
その家が倒壊しました。
その約4か月後、
ラジオの取材で東灘区を訪れました。
実家の住所は存じ上げなかったので分からなかったのですが、
更地になったり、
瓦礫が置いてあったり、
マンションの壁にヒビが入っていたりするのを多く見ました。
あれから25年。
時おり三ノ宮を訪れますが、
見た目は完全に復興しているように見えます。
が、
ホントのところは、
人の心の中はどうなのでしょうか。
ヴィクトル・ユゴーの『ノートル=ダム・ド・パリ』を読みました。
アラン・メンケン作曲の『ノートルダムの鐘』を演奏するためです。
アラン・メンケンの音楽は、
もともとディズニーのアニメーション用だったそうで、
その後、ミュージカルにもなりました。
私たちが練習しているのは、いわゆるメドレー。
様々な場面の音楽が使われています。
私はまだアニメもミュージカルも観ておりませんが、
その前に原作である『ノートル=ダム・ド・パリ』を読むことにしました。
アニメやミュージカルはかなりストーリーが変えてあるらしいのですが、
まずは原作ということで。
以前、アッペルモント作曲の『アイヴァンホー』を演奏する際にも、
ウォルター・スコットの原作を読みました。
このときは本屋さんで見つけることが出来ず、
知り合いの古本屋さんに探してもらった文庫本を入手。
古本であるということに抵抗はないのですが、
印刷された年代のせいか文字が小さく、
あまり目に優しくなくて苦労しました。
それに比べたら『ノートル=ダム・ド・パリ』の文庫本は快適でした。
冊数も2冊。
かつて読んだユゴーの『レ・ミゼラブル』が5冊だったので、
単純計算で半分以下。
『レ・ミゼラブル』は、フランスの歴史的背景をも織り込んだ超大作でした。
『ノートル=ダム・ド・パリ』にもパリの建築物に関する章が織り込まれていますが、
『レ・ミゼラブル』ほどの長さではありませんでした。
『ノートル=ダム・ド・パリ』。
アニメやミュージカルがどのような結末を迎えるのか前述のように存じ上げませんが、
原作はハッピーエンドとは言えません。
誰一人として想いを叶えることが出来ない、
この世の不条理さを抉り出すような終わり方だと思いました。
が、カジモドにとっては、
最期に幸せを手に入れることが出来たのかも知れません。

チョイとピンボケな写真で申し訳ありません。
京都御苑で蠟梅(ロウバイ)が咲き始めました。
「梅」と書きますが、「ウメ」ではないそうです。
「ウメ」っぽいからこの名が付いているのでしょうか。
いずれにせよ、春の訪れを感じさせてくれます。
とはいうものの、暖冬ですな。
最低気温が氷点下まで下がるとか、
最高気温が2度くらいしかない、
っていう日がありませんな。
お寺さんの月参りの日。
午前中に来てくださるのは分かっているのですが、
具体的な時間帯はその日の都合で決まります。
早く来てくだされば『ティーンスピリット』、
中くらいならば『フォード vs フェラーリ』、
遅めならば『マザーレス・ブルックリン』を観に行こう、などと、
けしからぬ考えを抱いておりました。
結果、中くらいだったのですが、
お昼ごはんを食べることも考え合わせ、
遅め候補の『マザーレス・ブルックリン』を観ました。
こんないい加減な選択肢だったにもかかわらず、
エドワート・ノートンが主演、兼、メガフォンも執るこの作品、
見事な大当たり!
伝説のトランぺッター、マイルス・デイヴィスが登場するのですが、
演じている人か、
その吹替えか分からないけれども、
ペットを吹いている人の音が凄過ぎて!
クレジットを見たら、何と、ウィントン・マルサリス!
そりゃ、凄いに違いない!
内旋2020年1月13日
ボールを投げる際の腕の動きは、
まず内旋し、
次に外旋し、
最後にまた内旋すると、
ものの本に書いてあります。
実際に動かしてみるとよく分かるのですが、
内旋~外旋~内旋というのはとても自然な動きです。
ラストの内旋は、
体温計を振るときの動き、
と言っても水銀式の体温計が殆どない今の時代にあっては、
どんな動きか逆に分からないかもしれません。
歯ブラシの水気を取る際の振り方、
というと分かりやすいでしょうか。
指揮棒を振るのは同じく腕を使う運動ですから、
この内旋を応用してみよう、
と思いながらなかなか実践しませんでした。
昨日の個人基礎練習で、
初めて内旋を取り入れてみました。
最初は意識しないとうまくいかなかったのですが、
やはり自然な動きだからでしょう、
だんだんと体になじむようになってきました。
特に打点をハッキリと意識しなくても、
点の表現がハッキリします。
ただし、
腕の動きがクニャクニャした感じになるので、
場面によっては取り扱い注意かなと思います。
1月10日(金)は、2020年最初の集合日。
ですが私は職場の都合で参加出来ず、
テューバ奏者兼副指揮者 K さんの指揮で合奏していただきました。
そう言えば、ご自身の新作コラールである『コラール・トランクイロ』の、
作曲者ご自身の指揮による初合奏にもなったのではないでしょうか。
個人的事情ですが、年末年始は特に忙しくなります。
先に年始について述べますと、
人事的な仕事、予算に関する仕事が一気に押し寄せてきます。
若い頃はスルーしても差し支えなかったことも、
歳を重ねるごとにスルーしてはいられなくなります。
普段着でよかったのが、スーツを着る機会も増えています。
とはいえ、1月の第1金曜日はお休みにし、
第2金曜日からせせらぎの合奏が始まるのは妥当だと思います。
おそらく来年は合奏に参加出来ると思います(気が早すぎますが)
そして年末。
働き方改革だか何だか知りませんが、
前倒し代休日や年休取得奨励日を作って無理やり9連休、
あるいはそれ以上という長期休業が常態化してきました。
纏まった休み、それはそれで有難いのですが、
休み前に連休分の仕事を前倒しで片付けなければならない性質の仕事だと、
連休前の忙しさは半端ない。
せせらぎでは12月最終金曜日は集合日ですが、
私にとっては年間で一番忙しい日。
過去、この日にスタジオ入り出来たことは、
1回か2回くらいだと思います。
12月最終金曜日&1月第1金曜日は2週続けてお休みにする、
という思い切った割り切りがあってもいいのではないかと思うのですが、
あまり後ろ向きな発言は良くないかと思って控えております。。。
さて、1月10日(金)の合奏に話を戻しますと、
K さんから詳細な報告をいただきました。
予定していた6曲のうち1曲が出来なかったそうですが、
5曲出来れば上出来です。
ありがとうございました。
特に『愛の讃歌』と『五木の子守歌』に取り組んでもらえたのは大きい。
やはりテンポ変化する楽曲は難しいですから。
次週1月17日(金)は、
継続中の『トリトン・デュアリティ』と、
初合わせの『「千と千尋の神隠し」ハイライツ』に取り組みます。
(阪神淡路大震災から25年です)
何とか1月19日(日)の一日練習への見通しが立ちました。
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