リーグ戦初勝利2025年9月7日

次男が大学進学とともにアメリカンフットボール部に入ったのが3年前。
チームは関西学生アメリカンフットボールリーグ(KCAFL)の3部所属ですが、
大学1年のときは全敗しました。
殆どの試合で零封され、
中にはコールド負けもありました。

コールドゲームって、
私は野球だけに限られたものと思い込んでいましたが、
アメフトにもあったんですな。
KCAFLでは35点差がつくと(おそらく後半か、第4クォーターかで、だと思います)、
コールドゲームとなって試合終了(点差の記憶もおぼろげ…)

ただし、
両チームの合意があれば、
どちらかのチームが次に得点するか、
もともとの試合終了の時間が来るまで継続されます。

リーグ戦最後の試合、
息子のチームはコールド負けしましたが、
上記ルールに基づき継続されました。
息子はこの時間帯で、
クォーターバックからのパスをキャッチし、
そのままタッチダウンしました。
このシーズンのチーム唯一の得点でした。

普通なら4部に降格しそうなところですが、
メンバー不足のため全試合棄権したチームがあり、
息子のチームは降格を免れました。

大学2年からはクォーターバックをやり始めましたが、
試合結果はやはり全敗。
零封負けが減ったのが救い。

今度は入替戦に臨まざるを得ず、
これも敗戦。
4部降格となったのですが、
他チームの諸事情などあって、
3部に戻ることになりました。

大学3年でも全敗。
入替戦はMKタクシーフィールドEXPOで行われました。
ガンバ大阪のパナソニックスタジアム吹田のすぐ隣にあるアメフト球技場です。
このとき私は坐骨神経痛で歩行困難でしたが、
悶絶を呑みこんで観戦に行き、
遂に、
勝利の瞬間に立ち会うことができました。

試合が終わると、
高校野球さながら、
選手たちは味方の観客席に向かって一列に並び、
観衆は立ち上がって礼を受けます。

選手・コーチ陣・マネージャー・スタッフ、
客席のOB・OG・保護者・関係者、
殆どの人たちが嗚咽をもらしました。
実に長い雌伏の時でした。

大学4年。

春にオープン戦的ではあるけれども公式戦が2つあり、
1勝1敗。

そして昨日、
秋のリーグ戦がスタートし、
16対0で勝利しました。
大学生になって3勝目です。
もう泣きません。

本当は昨年の入替戦後に書きたかったのですが、
あくまでもリーグ戦での勝利を掴むまでは封印、
と思っていました。