2009年09月

久しぶりに2009年9月29日

9/18(金)、また仕事で遅くなり、
スタジオに着いたのは合奏が終わった瞬間でした。
参加できたのはその後のバンビオLIVE打合せだけでした。

9/25(金)は久しぶりにすんなり仕事が終わり、
合奏の最初から最期まで参加できました。

久しぶりにナマの音を聴いた訳ですが、
基本練習の段階から、皆さんとっても調子がいいと思いました。
しっかりと練習を積んでこられたのが音にはっきり表れていました。
この日は10/18の依頼演奏用の曲目も初練習したのですが、
初見にもかかわらずかなりいい線いっているなと感じました。

乗り越し2009年9月14日

9/11(金)、また仕事で遅くなりました。
なんとか乗り込むことができたのは、
大阪・梅田19時50分発の阪急の快速急行。
大宮着が20時35分くらいで、
スタジオにたどり着いたのは40分過ぎだったでしょうか。

もしも居眠りして、大宮を一駅でも乗り越してしまえば、
もう間に合わなかったでしょう。

なぜそんな心配をするのか?というと、
これまで何度もしくじっているからです。

大阪から京都への帰路、
気がついたら桂、ということがよくあります。
一旦終点の河原町に着いたあと、
大阪方面に戻っての桂、なのです。
「お客さん、車庫に入りますよ」
と駅員さんに肩をゆすられて目覚めたときなど、
本当にガックリきます。

西京極通過中に目覚め、
電車が大阪方面に走っていたりすると、
やはりガックリ。
また桂から引き返しです。

先日、また駅員さんに起こされました。
「またやっちまった。ところで…ここはどこ?」
十数年乗り慣れた阪急京都線の駅とは何か雰囲気が違うような…
かすむ眼で駅名表示板を見つめます。
少しずつ焦点が合ってきて…
北千里でした。
千里線の終点です。
一体何がどうなったのでしょうか??

ちなみに私の父も京都から大阪へ通うサラリーマンでした。
私と違って国鉄ユーザーだった父の乗り越し最高記録は、
大垣です。
滋賀県を通り越し岐阜県まで行っちまったのです。
血はおそろしい。
私は怖くて、仕事帰りにJRに乗るのを躊躇います。

読む。2009年9月8日

9/4(金)、ちょうど一ヵ月後の「バンビオLIVE!」に向け、
4曲合わすことができました。
単に4分音符を演奏する場合でも、
その裏拍を意識することはとても重要だと思います。
(半拍とは限らず、3分の1拍や4分の1拍の場合もあるでしょう)

実際、音になってきているものを聴いていると、
いい線いっているように思いました。
ひとりひとりにとって、いかがだったでしょうか?

さて、このところ読んでいるスコアは、
「バンビオLIVE!」用のものです。
私にとってはすべて再演もの。
かつての書き込みを読み直して、
「あの時はこんな風に考えていたのか。
でも、やっぱりこうしよう」てな具合に、
消しゴムで消して新しい書き込みを加えたり。
結構面白いです。
が、ぼちぼち新しいスコアも読みたいな、と。

7月の定演後、少し余裕ができたので、ひっさりぶりに本を買いました。
平積みしてある本の中から、
この秋に映画化されるということで、
何の気なしに山崎豊子さんの『沈まぬ太陽』を選びました。
文庫本で全5巻。
事前情報、ゼロでした。

軽い気持ちでの選択でしたが、
思いも寄らない展開を生みました。

全巻読んだ訳ではないので断言はできませんが、
この物語は、あるサラリーマンの半生を描いた作品です。
最初の2巻、中近東やアフリカを約10年間たらいまわしにされます。
アフリカの営業所では、日本人は主人公ひとりっきり。
その辛さ、もちろん理解できるなどというのはおこがましいのですが、
同じサラリーマンとして、想像できないことはありません。
会社というものの酷たらしさを感じずにはいられません。
辛くて辛くて、少しずつしか読めませんでした。

現在、ようやく第3巻なのですが、
主人公の勤める航空会社の旅客機が墜落、
520人の尊い命が奪われます。
そう、「御巣鷹山」なのです。
小説では「国民航空」としてありますが、
「日本航空」であるのは明らかです。
既に国内勤務となって約10年の主人公は、
遺族係として働きます。
2~3頁読むたびに慟哭してしまいます。
全然読み進むことができないのです。

こんなに辛い本とは思いもせず入手してしまいましたが、
今は何とか最後まで読みきることが大事だと思っています。

映画は渡辺謙さん主演ということで
大変興味深く、楽しみではありますが、
読むだけでも大変なのに、
果たして映画館へ足を運ぶことができるかどうか、
甚だ不安です。