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『ノヴェンバー・ステップス』を聴く2017年6月13日

JEUGIA で何の気なしに CD を渉猟していたら、
ロンドン・デッカが「ベスト100プレミアム」なる廉価盤を出しているのを発見。
クラシック・レーベルでよくある奴です。
特にデッカで多いような気がするんだけど …

つらつら眺めていると、
武満徹さんの『ノヴェンバー・ステップス』がありました。

私はこの曲を中学生か高校生かで、
FM ラジオで聴いた覚えがあります。
心に染み入る名曲だという印象は残っているのですが、
それ以来ちゃんと聴いたことがあったかどうか。。。

小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラによるこの CD 、
一度ちゃんと腰を据えて聴かねばなるまいと思いました。

ニューヨーク・フィルハーモニックの創立125周年記念の委嘱作品だったそうです。
凄いですよね。

尺八、琵琶を独奏楽器とした、
言わば合奏協奏曲的な作品だと思うのですが、
尺八、琵琶が大活躍で、
オーケストラはもしかしたら暇だったのでは?

武満徹さんの作品が3曲収録されたこの CD 。
私にとっては3曲目の『ア・ストリング・アラウンド・オータム』に最も心打たれました。
武満徹さんの心の温かさがそのまま音になっているように感じました。

本番当日シミュレーション2017年6月11日

6月11日(日)は、
京都こども文化会館の小ホールを借りて練習しました。
(本番は大ホールです)

ピッコロ × 1
フルート × 4
オーボエ × 1(エキストラ)
B♭クラリネット × 9
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 3
バリトン・サックス × 1
トランペット × 9
ホルン × 5
トロンボーン × 6
ユーフォニアム × 3
テューバ × 2
パーカッション × 5(エキストラ2含む)

そして私の計51人で合奏を行いました。

※※※

本番当日のゲネプロは第2部スタートで、
第1部に戻っていくやり方です。

照明、音響など、
会館サイドとの調整事項の多い第2部を先にリハーサルするのが通例です。

セッティング面でも、
本番でのアタマとなる第1部を、
ゲネプロでは後ろに持って行ったほうが効率的ですし。
(セッティングし直しせずに本番を迎えることができます)

※※※

本番当日の時間割はかなりタイトです。
おそらく自覚しておられる方と、
そうでない方がおられることでしょう。

今回が初めての本番という方、
まだ何回目かという方もおられると思います。

そんな訳で、本日は本番をシミュレーションしました。

それぞれにとって、
どんな一日だったでしょうか?

第1部おさらい2017年6月10日

6月9日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 4
B♭クラリネット × 9
アルト・サックス × 2
トランペット × 6
ホルン × 3
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 3
テューバ × 1
パーカッション × 4(エキストラ2含む)

そして私の計37人で合奏しました。

今回はテューバの見学の方をお迎えしましたが、
ほぼ吹いておられなかったので上記人数には含めていません。
(あくまで合奏メンバーですから)

この日は第1部のおさらいでした。

『楽譜の風景』を読み続ける2017年6月8日

岩城宏之著『楽譜の風景』を読んでいると、
まだまだ最初の方なのに、
僕の心情にピタッと嵌る事柄が沢山書いてあります。
偉大なる岩城宏之さんと比肩するつもりなど毛頭ありませんが、
たとえアマチュアでも、
指揮者というのは同じような思いをするものなんだなぁ~と。

岩城さんは、
N 響指揮研究員だった若かりし頃、
定期演奏会のプログラムが急きょ変更となり、
三日間徹夜して、
プロコフィエフの『交響曲第5番』のスコアから、
パート譜を作っていったそうです。
コンピュータもコピー機もない時代。
そう、手書きで!

第1ヴァイオリン奏者が仮に14人いたとします。
2人で一つの楽譜を見るので、
第1ヴァイオリン用だけで7冊分写譜しなければならないのです。
すべて手書きで!

気の遠くなる仕事ですね。

そう思うと、現代は便利です。
コンピュータ浄書が当たり前になりましたから。

が、ダメダメな楽譜はなくなりません。
いや、もしかすると増えているかも知れない。
レイアウトを気にしていない楽譜は読みにくくてしようがないし、
そもそも楽典の知識なしで書いているとしか思えない楽譜は解読困難。

どんなに便利なツールが出てきても、
やはり大切なのは「人」なのです。

岩城さんが若い頃には、
作曲家の記譜ミスまで修正してくれる、
優秀な写譜屋さんもおられたそうです。

現代の音楽出版にも、
本来はそこまでの精度が求められると思うのですが、
間違いだらけの楽譜を直すことが私自身の勉強になっているとも言えるし。。。

これ以上は愚痴になるのでやめときます。

『楽譜の風景』を読み始める2017年6月7日

山本訓久著『新版 学ぼう指揮法 Step by Step -わらべ歌からシンフォニーまで』
の中のコラムで、
岩城宏之著『楽譜の風景』(岩波新書)が紹介されていました。

新書なら持ち歩くのに軽くていいなぁ。
ということで丸善ジュンク堂で探すけど、
見つかりません。
店員さんに調べてもらったら、
既に絶版になっているとのこと。

ありゃりゃ。

絶版なら仕方ないな、
と思い始めたそのとき。
以前、
やはり絶版となったウォルター・スコット著『アイヴァンホー』を、
古本屋さんに探してもらって入手したことを思い出しました。
アッペルモント作曲『アイヴァンホー』を演奏した際、
勉強のために読んだのでした。

今回も同じ古本屋さんに頼んで『楽譜の風景』を手に入れることができました。

最初のお話は、
シューベルトの悪筆について。

当たり前すぎる話ですが、楽譜は手書きの時代。
シューベルトはアクセント「>」を横長に書きすぎる癖があったようで、
もう殆ど dim. に見えてしまうそうなのです。
浄書するのは作曲家とは別の人なので、
本来アクセントだったところが dim. に置き換わってしまったのが多々あるそうです。

演奏者泣かせの楽譜というのは、
いつの時代も変わらないようですな。

『学ぼう指揮法』を読む2017年6月6日

ちょっと前、
山本訓久著『新版 学ぼう指揮法 Step by Step -わらべ歌からシンフォニーまで』
という本を読みました。

勤務先の近所の丸善ジュンク堂にあるのを見ては、
買うべきか、買わざるべきか、
長いこと逡巡した本です。
内容が濃そうですから。

思い切って買った後もなかなか読み始めませんでした。
分厚くて、持ち歩くのを逡巡したのです。

が、そんなこと言ってたらいつまで経っても読めないので、
思い切ってカバンに入れて、
通勤電車で読み始めてみたら …
なんと、スイスイ読めたのです。
明快な解説書でした。

指揮する人なら誰でも一度は、
齊藤秀雄先生の『指揮法教程』を読んだことがあると思います。
指揮の動きのバイブルといった感があります。

山本訓久先生の『学ぼう指揮法』は、その応用編という感じがしました。
譜例に基づいた動きの解説がとても分かりやすかった。

指揮の動きの基本は、脱力。
打点に入る一瞬だけ力を入れて、それ以外は脱力。
が、力を抜くことって、ホント難しい。

力を入れる一瞬、
つまり打点を叩く際、
どこに力を入れるか?
『指揮法教程』では「下膊(かはく)」と書いてありました。
ヒジと手首の間のことです。
それより細かいことは書いてなかったと思います。

私は、ヒジと手首の間の、小指側のことだと思いました。

が、『学ぼう指揮法』によると、
ヒジと手首の間の、親指側に力を入れるとなっていました。

指揮棒を握ったときの腕の動き、
筋肉の収縮を考え合わすと、
なるほど、親指側のほうが自然です。

とてもいい勉強になりました。

もちろん、勉強になったことはまだまだあります。

なぜ1回でうまくいかないのか?2017年6月5日

2回目の演奏では思い出したように嵌るのに、
1回目の演奏ではうまくいかない。

なぜ?

答えは簡単でしょう。
1回目、だから。

ならば、
1回目の演奏を、
1回目ではなく2回目にすればいいのでは?

どうやって?

それは考えましょう。

『 NSB 2017 』を聴く2017年6月4日

ちょっと前に購入していたにもかかわらず、
聴かずに放置していた『ニュー・サウンズ・イン・ブラス( NSB )2017 』。
ようやく聴きました。
45作目です。
寅さんに近づいてきましたな。

昨年の『 NSB 2016 』はシエナ・ウインドオーケストラが担当しましたが、
今年は東京佼成ウインドオーケストラに戻りました。
シエナ・ウインドオーケストラに移行したのかと思っていましたが、
そうじゃなかったようです。
何があったのでしょうか?

岩井直溥先生、
真島俊夫先生がお亡くなりになり、
どことなしにサウンドが寂しくなりました。
仕方ないことではありますが …

『 NSB 2017 』で私の印象に残ったのは、
ラストの9曲目、
『デイドリーム・ビリーバー』です。

忌野清志郎さんが、原詞とは全く異なる内容の日本語歌詞を付けて大ヒットした曲。
それをベースとした数多くのカヴァーが発表されています。

私にとっては、
『ひるね姫』のテーマソングとして、
高畑充希さんが歌ったヴァージョンが心に刺さっています。

『 NSB 2017 』の『デイドリーム・ビリーバー』はバート・バカラック風だったかな。

そう言えば、
『 NSB 第1集』は、
10曲中4曲がバート・バカラック作品でした。
原点回帰と言えるかも知れませんな。

一か月前となる。2017年6月3日

6月2日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 3
B♭クラリネット × 10
アルト・サックス × 3
テナー・サックス × 1
トランペット × 6
ホルン × 3
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 3
パーカッション × 3(見学1含む)

そして私の計36人で合奏を行いました。

この日の予定は、
第30回せせらぎコンサートの演目のうち、
第2部の楽曲の練習。

各曲が通れば申し分ないのですが、
それが無理でも、
とにかく一回「擦る」というのが目標。

まあ、どの曲も通りませんわな。
というか、通したら、ええ加減で終わらせたことになります。

そう、通らなくていいんです。
一個一個、これまでやってきたことを確認していくべきなんですな。

どうでしょう、確認できましたかな。

『トッカータ・マルチアーレ』手直し難渋2017年6月2日

昨年夏に練習曲として取り組んだレイフ・ヴォーン=ウィリアムズ作曲の『トッカータ・マルチアーレ』。
第30回せせらぎコンサートの楽曲決定が早かったこともあって、
取り組む時間は短かったと思います。

合奏しながら結構な数の楽譜の間違いが見つかったので、
ちゃんと机に向かって修正作業しないとマズいなと思いました。

そんな訳で、第30回せせらぎコンサートの準備と並行して、
『トッカータ・マルチアーレ』の手直しも進めてきました。

やっぱり第30回せせらぎコンサートの演目の譜読みが優先しますので、
『トッカータ・マルチアーレ』のチェックは、
リハーサル記号一区間に絞ったり、
一つの楽器に絞ったりするなど、
少しずつ少しずつ進めました。

それでも、可能な限り毎日取り組んだおかげか、
もう少しで終止線に到達します。

なかなか厄介な楽譜です。
間違いの量が『序曲1812年』や『 GR 』くらいの多さなのです。

演奏会までに手直しを完了させたかったのですが、
とても間に合いそうにありません。

今夏の練習曲はまた別の曲を選ぼうかと思います。