五山の送り火2013年8月17日
8月16日。
今年も大文字五山の送り火の日を迎えました。
多くの思いを抱きながら見送りました。
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8月11日、
勤務先の1期上のKさんが急逝した。
46歳だった。
年齢としては私より2つ下だが、
入社年度は私より1年早かったので、
あくまでも先輩である。
そんな業界である。
(私が大学入学&卒業に手間取ったため、
このような逆転現象が起こった。
ままあることだけれども)
とはいうものの、
Kさんは年上の私を何かと気遣ってくれた。
私も裏表のない性格のKさんが好きだった。
お互いに尊敬しあえる関係だったと思う。
同じ部署にいた時は隣同士のデスクで働いた。
まさか末期ガンで闘病生活を送っていらしたとは…
関連会社に出向しておられたので、
私は近況を全く知らなかった。
ガンと分かってから僅か半年での他界だったそうだ。
もう十数年前のことだが、
やはり同じ部署で働いたことのあるT君も、
20台後半、
ガンで他界している。
KさんもT君も豪快な人で、
当時カニが食べられなかった私を強引に香住の民宿に連れて行き、
新鮮な本場のカニを食べさせてくれた。
私はここでカニの旨さに開眼させられた。
KさんとT君のおかげである。
Kさん、T君、Sさん、そして私の4人でよく麻雀をした。
でも、今ではSさんと私だけになってしまった。
せせらぎ草創期の団長Mさんも、
昨年、
50台前半の若さで亡くなられた。
私に指揮者の道を拓いてくれたのがMさんだった。
友人の死は堪える。
演奏会の直前一ヶ月くらいは、
やはり演奏曲目のことで頭が一杯になるので、
ちょっと読書する余裕がありません。
いや、何もそこまで思い込むことはないかもしれません。
でも、怖いんです、本番で振り間違えることが。
そう思うと、寸暇を惜しんで「鼻歌トレーニング」してしまうんです。
今、ようやく落ち着いて読書できます。
もちろん今でも読まなければならない楽譜はありますが、
さすがに詰め詰めの状態ではありませんので。
8月の盛夏(暦の上では立秋を過ぎましたが…)に本を読んでいると、
なんだか小学校の夏休みの宿題を思い出しますなぁ。
昨日読み終えたのは、
藤沢周平さんの『隠し剣秋風抄』。
9篇の短編が収録されているのですが、
ラストは『盲目剣谺(こだま)返し』。
山田洋次監督の時代劇3部作の3作目、
『武士の一分』の原作です。
キムタクが山田洋次監督作の主人公を演じるって、どういうこと?
と公開前は思っていました。
(ファンの皆さま、済みません)
しかし、『武士の一分』を観て、
なんと見事な演技だと感服つかまつったのでした。
事務所の方針からか、映画賞を辞退するということで、
彼の受賞はありませんでしたが、
もし辞退していなかったら、
間違いなく日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞していた、
と、私は思います。
剣士としては少し線が細いかなと思いもしましたが、
「盲目の剣士」としてはピッタリだったかもしれません。
キムタクは、訳あって檀れいさん演じる妻を離縁しますが、
“ 武士の一分 ” を果たした後、
笹野高史さん演じる下僕の計らいで、
彼女は女中としてこっそり家に戻るのです。
(キムタクは失明しているので、最初はそのことに気付かない)
が、料理の味付けで妻が戻っていることに気付くのです。
劇場は、このシーンで、多くの人の嗚咽や鼻水をすする音に包まれるのでした。
この場面を小説で読んだのは、
出勤途上の電車の中でした。
クロスシートの二人掛けならまだ良かったのですが、
四人掛けに座っていたのでした。
こんなときに限ってハンカチを忘れているは、
汗拭き用のリストバンドをしていないは。。。
ハリウッドの大女優、アンジェリーナ・ジョリーが
初めて長編映画を監督(脚本も)した
『最愛の大地』を観た。
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争を描いた映画だ。
R15+だ。
圧倒された。
私が初めてアンジーに注目したのは、
2008年の『チェンジリング』(クリント・イーストウッド監督)だ。
迫真の演技だった。
いや、演技とは思えなかった。
それまで、名前と顔を知っている程度だった。
今となっては不明を恥じるばかりだ。
アンジーのヴァイタリティーには恐れ入る。
女優であり、
6人の子供(カンボジアやベトナムからの養子を含む)の母親であり、
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使として世界を飛び回る。
それに加えて監督業!
ビックリするしかない。
初監督作『最愛の大地』、一切妥協がない。
この人、凄いというしかない。
職場の元後輩が所属する「劇団残夢(のこんのゆめ)」。
春と秋の年2回、定期的に酒蔵公演を行ってこられましたが、
酒蔵の事情により、もう同じ酒蔵では公演できなくなってしまいました。
とてもいい雰囲気の酒蔵だったし、
その雰囲気に不思議とマッチしたお芝居を作り上げていらっしゃったし…
残念です。
今年の春公演では、
増えてきたお客さんに対応するため、
これまでは1回公演しかしていらっしゃらなかったのを、
水曜日と土曜日の2回公演されました。
キャスティングも変わるということで2回とも観に行ったのですが、
いやはや、あれが最後の公演だったとは…
とにもかくにも観に行くことができてよかったです。
秋の公演がなくなってしまったからなのか、
それとも、もともと予定していらっしゃったのか、
その辺りの事情は存じ上げないのですが、
8月に自主製作映画『紫陽花日和(あじさいびより)』を、
神戸アートヴィレッジセンターで公開されました。
CG満載のハリウッド大作ではありません。
市井の人々の日常を淡々と追いかけ、
心を表現していく人間ドラマです。
録音・整音にやや難ありでしたが、
自主製作映画でここまで描けるのかと感嘆いたしました。
これまで公演を続けさせてくれた酒蔵への感謝の気持ちにあふれた、
素敵な映画でした。
※※※
思えば、せせらぎの活動も「手作り」なのです。
約30年前から比べれば楽員数も増え、
少し助っ人を頼むだけで何とかなるようにはなりましたが、
それでも地道な活動であることには変わりありません。
忘れちゃいけない大切な何かを、
映画の中に見せてもらったように思いました。
せせらぎに見学に来られる皆さんには、
4回は合奏に参加してもらうようにしています。
その中でお互いの呼吸を確かめるよう努めています。
どうしても吹奏楽コンクールに出たいという希望をお持ちの方がいらっしゃったら、
見学で呼吸感を確かめ合う以前のこととして、
残念ながらせせらぎとはご縁がなかったということになります。
7~8年前だったでしょうか、
吹奏楽連盟に加盟し続けるべきか否か、
楽団内で大いに議論した結果、
吹奏楽連盟から離れるという結論に至りました。
数年前に、吹奏楽連盟に戻るのもいいかも知れないという意見が出た際も、
やはりじっくり議論しました。
結果は吹奏楽連盟には戻らない、でした。
吹奏楽連盟に加盟していない、イコール、吹奏楽コンクールに出ることはできないのです。
だからといって、
吹奏楽コンクールの課題曲の楽譜を購入して演奏する、
というのまでできない訳ではありません。
今年のコンクールの課題曲は5曲ありますが、
そのうちの3番目、
岩井直溥さん作曲の『復興への序曲「夢の明日に」』を、
せせらぎの夏の練習曲として採用しています。
合奏はこれからなんですが。
私は指揮者として譜読みはしているんですが、
実際に音で聴いたことがないので、
現在、京都コンサートホールで開催されているコンクールの京都大会に足を運び、
ナマの演奏で聴いてみようと思い立ちました。
夜勤明けの8/5(月)、高校生の演奏を何校か聴かせてもらいました。
いやはや、どの学校も上手でビックリしましたな。
それでも、じっくり耳を傾けていると、
「ここは吹奏楽部って感じやな」
「ほうほう、この学校はシンフォニック・バンドっていうテイストやな」
「おう、この演奏はウィンド・オーケストラというにふさわしいがな」
などなど、
偉そうな感想を抱いてしまうのでありました。
でも、繰り返しますが、やはりどこも上手です。
感じたのはテイストの違いなのです。
私は審査員じゃないので、
点数を付けたりなどは、ようしまへん。
それにしても、
課題曲Ⅲ『復興への序曲「夢の明日に」』を演奏する高校がなかなかありません。
この曲を演奏する学校がこんなに少ないとは思ってもみませんでした。
プログラムを買えばペースが掴めるのでしょうが、
すぐに聴けると思っていたので…
ぼちぼち帰ってまおか、
と思っていたら意外にも母校が舞台に上がり、
課題曲Ⅲ『復興への序曲「夢の明日に」』を演奏するとアナウンスが!
これがまた凄い演奏で、
とても勉強になりました。
後日、情報を得たのですが、
我が母校は関西大会に進出できたとのこと。
せせらぎはコンクールとは無縁となっておりますが、
やはり母校の活躍は嬉しいのでありました。
京都から大阪に勤めに出る身。
職場で、よく、
「京都って、暑いんやろ?」
って聞かれますが、
「いやいや、大阪のほうが数倍暑いです」
と応えます。
コンクリート・ジャングルの大阪の都心の暑さ、
尋常じゃないです。
日陰に入ってちょっと涼しいな、
と油断していたら、
熱風が吹き付けてきたりするのです。
これがヒート・アイランドなのかと愕然とします。
もちろん、
中崎町とか中津とか、
古い町並みはそこまで暑くはないですが。
そこにきたら京都の都心は、断然、涼しい。
もちろん烏丸通や四条通など、
大通りは大阪と変わらないかも知れない。
けれど、一本それて小道に入れば様相は一変。
日陰は充分涼しいし、吹け行ける風も爽やか。
(大阪の都心に比べれば、って話ですが)
やっぱり緑の多さでしょうか。
そうそう、緑といえば、
京都御苑の木陰なんて、
ホント、別世界です。
涼しい風が吹きぬけると、
まるで高原に遊びに来ているのかと錯覚するくらい。
歩くのが大好きだから、
汗をダラダラ流しながらノン・ストップで歩き続けてしまうのですが、
京都御苑で涼風を受けるとちょっとひと休みしたくなります。
ビールを飲むと最高なのでしょうが、
いやいや、そこは我慢して、
持ち歩いている水筒の冷水をゴクリ。
うん、旨い!
先日、
デーヴィッド・ベッドフォードの吹奏楽曲を2曲だけ知っていると書きました。
『波濤にかかる虹』についてだけ言及し、
もう1曲については触れずに終わってしまいました。
デーヴィッド・ベッドフォードの吹奏楽曲で私が知っているもう一つの曲、
それは『カノンとカデンツァ』という曲です。
マエストロ・フレデリック・フェネル指揮、
東京佼成ウィンドオーケストラのCD、
『コンテンポラリー選集 “ ラウデ ”』
に収録されています。
佼成ウィンドの東京芸術劇場での演奏会で初めて聴いたのですが、
1列目の下手側(客席から見て左側)、つまり指揮者のすぐ左に、
コントラバス・クラリネットを配置し、
その隣にバス・クラリネット、
その隣にアルト・クラリネット、
その隣にB♭クラリネット(1本だけ)、
その隣にE♭クラリネット、
という実に珍しい並び方が印象的でした。
“ カノン ”という様式は、
同じ音型を繰り返していきます。
『パッヘルベルのカノン』を思い出していただけば分かりやすいかと。
『カノンとカデンツァ』も同じ旋律が楽器を変えてやたら繰り返されてゆくのですが、
不思議なことに、全然飽きが来ないのです。
もちろん私の個人的な感想ですが。
できれば朝イチで、
その時間がなくても一日のうちのどこかで聴きたくなる、
そんな曲を紹介しました。
先日のデーヴィッド・ベッドフォードに続き、
今回はノーマン・デロ=ジョイオという作曲家を紹介してみたいと思います。
この作曲家の名前を知っているとすれば、
あなたはかなり“ コアな ”吹奏楽人ではないかと思われます。
では、私が“ コア ”かというと、
それは甚だ疑問。
というのは、
彼の作品で私が知っているのは
『ハイドンの主題によるファンタジー』
という曲のみだから。
つまり、
ノーマン・デロ=ジョイオ作曲の
『ハイドンの主題によるファンタジー』が好き、
というだけのことでございます。。。
マエストロ・フレデリック・フェネル指揮
東京佼成ウィンドオーケストラの
“ コンテンポラリー選集 セレブレーション ”
というCDのトリを飾ります。
私はこのCDの東京佼成ウィンドオーケストラの演奏に衝撃を受けました。
「ナマでもこれほどの演奏をするんだろうか?」
それを確かめたくて、
ノーマン・デロ=ジョイオ作曲『ハイドンの主題によるファンタジー』
がプログラムされた佼成ウィンドの定期演奏会を、
東京・上野の東京文化会館まで聴きに行ったことがあります。
私はここでも電気を喰らったような衝撃を受けました。
あまりにも凄い演奏だったのです。
これを機に、
「いつか佼成ウィンドと仕事がしたい」
と強く思うようになりました。
ラジオのディレクターとなった数年後、
遂に録音ディレクターとしてその夢が実現しました。
その際のメイン・プログラムは、
『ハイドンの主題によるファンタジー』収録CDのタイトルともなっている、
フィリップ・スパーク作曲『セレブレーション』でした。
(私にとって現代吹奏楽の最高傑作!)
さて、デーヴィッド・ベッドフォード作曲の『波濤にかかる虹』同様、
ノーマン・デロ=ジョイオ作曲『ハイドンの主題によるファンタジー』も、
朝の体操の時間によく聴く曲です。
なんだか一日いい気分で過ごせそうだと私は感じます。
スタジオジブリの最新作、
宮崎駿監督の『風立ちぬ』を
公開2日目に観に行ってきました。
さすがですね!
9割方、席が埋まっていました。
日曜日ということもあって親子連れが多かったのですが、
さて、子供たちに理解できただろうか?
大人向けの作品だなぁと思いながら観ていました。
関東大震災、昭和恐慌、戦争…
きっと子供たちには難しいと思います。
大正史、昭和史が頭に入っていないと辛いかも知れません。
でも、きっと何かを感じ取らずにはいられない作品だと思います。
振り返ってみれば、
私が小学3~4年の頃に観た映画『日本沈没』。
1回観てはまってしまい、
親に頼み込んで計4回劇場に足を運んだと記憶します。
そのとき、民族離散の悲しみに浸った訳ではなかったと思いますが、
なぜか、どうしてもこの映画の世界観から離れられなかったのです。
頭で理解できた訳ではなく、何かを感じ取ったのだと思います。
子供だからといって、
分かるものだけを観ればよいのではない、
と私は思います。
そういう意味からも、
たとえ難しくても子供さんも観たほうがいいのではないかな。
この映画の評価はきっと人によって随分分かれるのだろうと想像しますが、
私は傑作だと思いました。
※※※
主人公・堀越二郎は零式艦上戦闘機、いわゆるゼロ戦の設計者です。
声を演じるのは庵野秀明さん。
『新世紀エヴァンゲリオン』の監督と同姓同名の声優さんがいるんだなぁと思っていたら、
なんと、庵野監督その人でした。
最近、au(だったと思う)のCMでよく見かけます。
これまで声も風貌も知らなかったんですが、
『風立ちぬ』をきっかけに知ることになりました。
そういえば、
庵野秀明さんといえば、
『宇宙戦艦ヤマト2199』の監督へのオファーがあったと聞きます。
諸々の事情からそれは実現しなかったようですが、
『ヤマト2199』のオープニングは庵野さんが担当されたようです。
そういえば、
庵野さんが監督した『ふしぎの海のナディア』で、
二代目ノーチラス号が出航するシーン、
ヤマトの発進シーンとそっくりやったなぁ~
きっと、オマージュなんでしょうね。
そういえば、
零式艦上戦闘機、いわゆるゼロ戦ですが、
『ヤマト』の世界では「コスモ・ゼロ」として継承されているなぁ~
そういえば、
旧日本軍の戦闘機には、
局地戦闘機「雷電」
局地戦闘機「紫電」「紫電改」
一式戦闘機「隼」
などがありましたが、
このうち「隼」が、
『ヤマト』の世界では「コスモ・ファルコン」として継承されているんだなぁ~
(ファルコン=隼)
そういえば…
あっ、
妄想の広がりはここまでにしとこ。