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2011年7月15日

第24回せせらぎコンサートで最も苦労したのは、なんといっても、
フィリップ・スパーク作曲『交響曲第1番“大地、水、太陽、風”』でした。

とにかく合奏が前に進みません。
いや、安直に前に進めたら細部が煮詰まらずに滅茶苦茶になるのが明白だった。
プレイヤーの皆さんには、かなりの辛抱を強いましたね。

結局、通したのは3回だけだったと思います。
5/1(日)と、6/26(日)と、あと本番。
(ゲネプロは途中で何回か止めたと思います)

よくこれだけの通し稽古で本番やりましたな。

約40分の演奏時間、私には旅に思えました。
スコアに並んだ音符群が時刻表に見えたりしました。

※※※

今回、この曲に限らず、リハーサルをどう進めるかに心血を注ぎました。
(リハーサルとは、普段の合奏のことです)
あまり長い小節を通すことをせず、
細かく切り分けながら、
曲の構造を理解してもらうことに意を注いだつもりです。

なので、私にとって本番は、公開している最終リハーサルでした。
伝えたいことが山ほどありました。
緊張している暇もありませんでした。

本番という旅はアッという間に終わりました。
それがどんな旅だったか、自分自身では評価できません。
が、やるだけのことはやった、と思っています。

感謝2011年7月8日

2011年7月3日、日曜日。
大きな事故もなく、第24回せせらぎコンサートを終えることができました。
ひとえに、ご協力いただいた関係各位のご尽力の賜物です。
心より御礼申し上げます。

そして何より、コンサート実行委員はじめ、
定期演奏会開催のために力を尽くしてくれた「せせらぎPlayers」の皆さん、
本当にありがとうございました。
普段、演奏面での叱咤激励ばかりで、
裏方仕事に対する労いの言葉もかけておらず、済みません。

今日はここで、演奏以外にどんな仕事があるか、
私の錆びついた頭で考えて見ましょう。

本番の会館の予約。
会館との打合せ。
選曲。
企画立案。
予算決定。
出演費用集金。
楽譜手配。
企画用の大道具・小道具の制作。
練習会場確保。
プログラム制作。
司会原稿制作。
司会。
録音。
ビデオ撮影。
写真撮影。
看板制作。
受付。
会場整理。
舞台設営。
大型楽器運搬。
レンタカー手配および運転。
借用楽器手配。
昼食弁当手配。
弁当のゴミ処理。
楽屋の鍵管理。
打ち上げ幹事。
楽団運営とりまとめ。

(抜けてないかな? 心配やなぁ~)

こういった様々な仕事がベースにあってはじめて、
演奏に集中していくことができます。
どれひとつ欠かせない仕事ばかりです。
それを、演奏者自身が分業して行ってくれているからこそ、
演奏会が成立するのです。
本当にありがとうございます。

今回、特に、音楽活動できる有難さを痛感しております

凛として立つ2011年7月2日

6月26日(日)、本番1週間前。
本番の日までに全曲合奏するラスト・チャンスでした。
もちろん、金曜日のレギュラー合奏がもう一回あるのですが、
さすがに金曜日には全曲できないのです。

できるだけいい演奏になるよう心掛けてきたつもりです。
ですので、プレイヤー諸氏にはストレスを与えたと思いますが、
通すことを殆んどせず、小返し中心に進めてきました。
昨年とは全く逆のアプローチです。

全曲通すのは、当日のゲネプロが初めてでもいいと割り切っていました。
が、ぶっ通しというのは、やってみないと分からないことを洗い出してくれるものです。
例えば、曲間で移動する際、ミュートを持っていくのを忘れるとか、
曲中の打楽器の移動に無理があるとか。

なんとか時間を作って初の全曲ぶっ通しにチャレンジ。
プレイヤーの皆さんには、大変しんどい思いをさせました。
が、ここで見つかった問題点を、
各自解決してくださることを期待します。

※※※

思えば、ここに至るまで、非常に辛い日々が続いています。

『坂の上の雲』の明治も、そして今も、
大きな国難に直面しているという点では似ていると思います。

NHKスペシャルドママ『坂の上の雲』のテーマ音楽『Stand Alone』を作曲する際、
久石譲さんは、
“明日に向かって「凛として立つ」明治の人々の美しき姿”を描こうとしたそうです。
(“”内はサントラ盤のライナーノートから引用)

明治の骨太な人々には及ぶべくもありませんが、
覚悟を決めて本番の舞台に臨みたいと思います。

佐々木さんにまつわる、あれこれ2011年6月26日

寺町押小路を上がったところに、
「富屋」さんという酒屋がある。
俳優の佐々木蔵之介さんの『ハンチョウ』のポスターを貼り出し、
『ハンチョウ』という名前の日本酒を売っている。
ほう、京都出身の佐々木蔵之介さんの実家、佐々木酒造では、
TBSとタイアップしてこんなお酒も出してるのか、面白そうやな、呑んでみよ。
という訳で買って帰って試飲である。

なかなかにフルーティーで、爽やかな飲み口のお酒である。
呑みながら、ふと思った。
佐々木酒造って、伏見のどの辺にあるのやろ、と。
で、瓶のラベルをみると、
「上京区日暮通椹木町下ル」
えっ?伏見じゃないの?
上京区?

地図で調べると、
ニューセンチュリースタジオ、あるいはTOHOシネマズ二条から、
自宅まで歩く場合のルート上にあった。
ただし、なぜかいつも通りを一本はずして歩いていた。
いや~、洛中にあるとは、全くもって意外だった。
調べてみると、佐々木酒造は洛中唯一の蔵元なんだそうだ。

散歩がてら佐々木酒造まで歩いてみた。
広大な敷地であった。
これまで本当に知らなかった。

さらに佐々木蔵之介さんのことについて調べていると、
出身高校が私と同じだということが分かった。
年齢関係からいくと、私が3年だったとき、佐々木蔵之介さんは1年だったことになる。
まさか後輩だったとは!

と、演奏会直前であるにもかかわらず、
全くもってお気楽な話題でありました

イメージ・トレーニング2011年6月19日

毎日毎日が演奏会へのカウントダウンです。
せせらぎPlayersの皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

仕事を持ちながらの日々、
なかなか楽器そのものを引っ張り出しての練習は難しいかもしれません。
そこでお勧めしたいのが、「鼻歌トレーニング法」です!
(なんやらテレショップ風やなぁ~)

せせらぎコンサートの演目を、
どうやって頭の中で思い浮かべるか?
本番1か月を切ったこの時期に、
プロのモデル演奏を聴きまくるのは、チトまずい。
あらゆるイメージがデモ演奏に縛り付けられる恐れがあるからです。
実際の我々の演奏で、
モデル通りにやってるのなんて、
ひとつもありませんからなぁ。

そこで登場するのが「鼻歌トレーニング法」。
実際の合奏でどんな風に演奏してたか思い出しながら、
鼻歌を歌うのです。
そう、鼻歌で充分、しっかり歌唱する必要はありません。
もしも公衆の面前ならば、頭の中でイメージするだけでOK。

また、正確である必要もありません。
「あれ、この次はどういう風に進むんやったっけ?」
と詰まってしまうのもOK。

大切なのは、自分で思い浮かべようとすること。
合奏のときだけ音楽家になるのではなく、
日々、音楽家でいることが演奏への適応力を高めます。

それでも、どうしても鼻歌を歌う時間も見つけられないという方、
就寝時に試してみてください。
たった1小節でも思い浮かべてみるだけで、
あなたは今日、音楽家だったのです。

横になった途端に眠りに落っこちてしまう徹夜続きのあなた、
こりゃ、困ったな。
また、相談に乗ります。

寅さんリバイバル~その2~2011年6月13日

いつまでもへこんでいても仕方ないので、
円谷プロ・ウルトラシリーズの最高傑作(と私が思っている)
『ウルトラマンティガ』のビデオを、
久しぶりに観ることにしました。
全部観るのはいくらなんでもしんどいので、
第50話~52話の最終回3部作に絞り込んで。

そのこころは、演奏会のプログラムにて。

翌日、さらに気分一新、
『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』のリバイバルを、
MOVIX京都に観にいきました。

寅さんシリーズの第32作、
マドンナは竹下景子さん。
全48作中、この第32作が一番好きで、
DVDレンタルでも観たし、
NHKの衛星第2放送での再放送も観たし、
3年前にはなんばパークスシネマのリバイバルにもわざわざ出かけたし
(「指揮者のひとりごと」2008/12/15参照)、
おそらく今回が7回目くらいの鑑賞になると思います。

今回のリバイバルは、3年前に使われたリマスター版ではなく、
相当古いフィルムでの上映でした。
特にリール替え近辺の傷みが酷く、
立て傷はありまくるわ、
コマ落ちして画も音も飛ぶわ、
なかなかのもんでした。

しかし、やっぱり寅さんはすごい!
こうして文句みたいに書きましたけど、実は殆んど気になりませんでした。
そんだけ面白かったです。

前夜、へこんで『ティガ』を観て呑みすぎていたので、
上映前から睡魔に襲われていたのですが、
『寅さん』パワーで頭スッキリ、
2時間わろたり泣いたり、あっという間でした。

『寅さん』観たら、なんや、旅に出とうなったな…
あかんあかん、演奏会前やで!

合奏の時間割を失敗する2011年6月7日

6/5(日)、本番までに広い会場が使える、最後のチャンスでした。
レンタルのチャイムを運んでいただきました。
ハープ・ピアノ・シンセサイザーをなぞるエレクトーンも運んでいただきました。
打楽器も細かいものまで運搬に力を尽くしていただきました。

にもかかわらず、最後までさらうことができませんでした。

私は、今、呑んでいます。
かなりへこみながら呑んでいます。 いったいどうすれば、
各署の要望に応えつつ、 練習効果をあげることができるのか、
悩みつつ呑んでいます。

おそらく、各プレイヤーと私との間で、 打ち合わせはできます。
しかし、絡み合うプレイヤー同士の演奏によるコミュニケーションは、
もしかするとゲネプロまでできないかもしれない。 これが最大の悩みです。

寅さんリバイバル2011年6月2日

ある日、ふと新聞の映画欄に目が留まりました。
MOVIX京都の欄に、
「チャリティー上映 寅次郎夕焼け小焼け」と書いてあるのです。

おいおい、『寅さん』かけるんやったら教えてくれな!
と独り言をぶちながらネットで調べてみたところ、
全国のMOVIXで、5/21~6/30の期間、
松竹の映画をリバイバルするんだそうです。
『男はつらいよ』はもちろん、
『釣りバカ日誌』や『幸せの黄色いハンカチ』もかかるそうです。
(劇場によってラインナップは違うようです)

料金は500円で、売上を東日本大震災の義援金として寄付するそうです。

午前中1回のみの上映ということで、
5/23(月)の朝、早速MOVIX京都に行きました。
作品は『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』。
マドンナは太地喜和子さん。
いや~、よかった~。

それにしても、観客は私を含めてたった6人でした。
ゆったり『寅さん』鑑賞できてよかったけど、
ちょっと寂しかったですな。
もう少し宣伝に力入れてもええんとちゃうやろか。

石筍2011年5月23日

あれは夜勤明けの帰りのことだった。 大阪を出た時、とてもいい天気だったに、
京都に近づくにつれ、道が濡れていることに気づいた。
どうやら、通り雨があったらしい。

阪急・長岡天神駅でボーっと車窓を眺めていたら、
屋根があるにもかかわらず、ホームもびしょ濡れだった。
きっと横殴りの雨だったに違いない。

ホームから滴り落ちる水滴の行き着く先を見ると、
なんと小さな石筍ができているではないか!
私はビックリしてしまった。

きっとコンクリートの中には、
鍾乳洞と同じ成分が入っているんでしょうね。
長年の積み重ね、すごいな。

なんだかんだ言っている間に、演奏会が近づいてきました2011年5月18日

5/15(日)は、2週間ぶりの日曜練習。
お天気もよく、会場に向かうのがとても気持ちよいです。

このところ、かなりしつこく音作りに励んでいます。
プレイヤーの皆さん、粘り強くお付き合いいただき、ありがとうございます。
この日ももちろん、粘っこい合奏をさせてもらいました。

開催延期となった3月の「ふらっとコンサート」用のプログラムと、
7月の「せせらぎコンサート」のプログラムは、一部重複しています。
2~3月には、それら重複している楽曲を中心に合奏していましたが、
最近はスパークの交響曲にかなりの力を注いでいました。
しばらく演奏していない楽曲の感触、
もう一度取り戻さないといけません。

次の日曜練習は6/5ですが、
それまで3回の金曜練習では、
スパーク以外の曲目にしつこく取り組んでいきましょうかな。
そして6/5はスパークも含めて全部やる、
ということにしましょう。