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11月13日(金)の練習に集まったメンバーを久しぶりに書きだしてみようかと思います。
ピッコロ × 1
フルート × 1
B♭クラリネット × 2
アルト・クラリネット × 1
コルネット × 1
トランペット × 1
ホルン × 1
ユーフォニアム × 1
そして私の計10人でした。
割と楽器がばらけて、
いいバランスで合わせることが出来ました。
抜け落ちる音が比較的少なかったと思います。
ここのところこれくらいの人数で合わせていますが、
何て言ったらいいのか、
とにかく楽しいのです。
コロナ禍の前まで、
何だか観客の皆さんの目や耳が、
私の背中に集中している気がして、
それが肩に重くのしかかっているようでした。
来年のせせらぎコンサートはもちろんやりたいと思って準備しているのですが、
本番はまだまだ先のこと。
人前での演奏を意識するより、
今は自分たちが音を楽しむことを続けることが大事だと思います。
これまでは音を合わせなければならないと考えていましたが、
今は音が合えば純粋に嬉しいなと感じます。
楽器をやり始めた頃の喜びが戻ってきたように思います。
考え方を変えると、
気持ちがこうも楽になるのかとビックリしています。
不思議なことに、
タクトの基本練習が毎日続けられています。
ホルンも吹いてみようかなと思いますが、
今やマウスピースしか残っていないので非現実的かと。
それよりスコアのアナリーゼがもっと出来るよう、
ピアノを練習した方がいいですな。
朝晩かなり寒くなってきましたが、
アルキニストにとってはちょうどイイくらいです。
まだまだ秋物のブルゾンで充分しのげるぞ、
と思っていたところ。。。
通勤電車が寒いのです。
換気のために窓が開いていて、
吹き込む風がかなり冷たい。
風を通さない上着じゃないととてもじゃないが風邪をひきそうなので、
今朝からダウンコートの登板と相成りました。
なんだか世の中極端に振れていますな。
逆に体調を崩しそうなんですけど。
名脇役2020年11月8日
私はホルン奏者の出です。
ホルンを吹く喜びは、
3人ないし4人のホルン奏者で作った和音がピタッとはまったとき。
得も言われぬ快感です。
私たちの和音に乗っかって旋律を歌ってくれたり、
私たちの和音をベースラインが支えてくれたりするのを感じると、
自分たちの役割を果たせてよかったなと思います。
音にも「層」があって、
目立つ音もあれば、
裏方に回って目立ちにくい音もあります。
ホルンはどちらかと言えば後者。
けれども、
そんなホルンでもソロを担当することもあれば、
全員で唸りを上げることだってあります。
役割はいろいろ変化するものです。
練習や本番の録音を聴いて、
いつも割と目立つ楽器が裏方に回る場面で、
「自分の音が全然聞こえない」と、
いつも目立つ楽器担当が文句を言うことがあります。
が、そんなことはないのです。
聞こえにくくなったかも知れませんが、
聞こえないことはない。
必要でない音などないのです。
※※※
多くの作品でバイプレイヤーを務めてきた宇野祥平さんが、
『罪の声』で最高の脇役振りを発揮されたのを観て、
脇役ホルンのことを思いました。
この映画、
間違いなく小栗旬さんと星野源さんが主演の映画です。
脇を固めるのも贅沢な俳優陣なのですが、
私が最も感銘を受けたのが宇野祥平さんの演技だったのです。
宇野祥平さんが出演する映画。
これまで何本も観てきました。
どの作品でもなくてはならない名脇役振りなのですが、
『罪の声』ではそれがより一層抜きんでていたと思います。
吹奏楽や管弦楽におけるホルン群の和音と同じだと感じたのです。
合奏前の個人練習。
それぞれがマイペースで音出ししているのですが、
ふと、
誰もが発音しなくなる瞬間が訪れることがあります。
すると、
静寂を破るのは誰か、
お互いに牽制し合ってか、
なかなか次の音が発せられない。
が、
しびれを切らして誰かが音を出すと、
つられて何人かが音を出し、
またマイペース音出しに戻っていく。
「吹奏楽あるある」ですな。
いや、
きっといろんな音楽の練習でこういうことがあると思います。
昨日、
11月6日の練習では、
この発音が途切れる瞬間まで待ってから合奏を始めようかなと思いました。
それまで目を通していたスコアから目を離し、
椅子から立ち上がって音が消える時を待ちます。
待っているとき「あるある」かも知れませんが、
音が途切れないのです、
不思議と。
なので、
しばらく奏者の皆さんの様子を観察することにしました。
指揮者などやっていると、
自分自身も「指揮」という動きをしながらなので、
落ち着いて観察するということがあまりありません。
昨日は、
スポーツの練習をじっと見つめているコーチの心境で、
個人練習の様子を見させてもらいました。
各自の課題に取り組んでいるのがよく分かりました。
指揮者だからと言って自分が動くことばかり考えないで、
ただじっとしていることも大切だなと思いました。
途中参加の人がスタジオの扉を開けたとき、
音出しが止まりました。
それを契機に合奏に切り替えました。
今朝の『エール』。
山崎育三郎さんの『栄冠は君に輝く』、
圧倒的でしたな。
続く『あさイチ』のゲストも山崎育三郎さん。
仕事行かんと観て、
ホントよかった!
あまりに天気がいいので明石に行ってきました。
鳥取への行き帰り、
いつも「スーパーはくと」の車窓から明石城跡と明石市立天文科学館を眺めていました。
いつかは訪れてみたいなぁと思っていたのですが、
やっと実現しました。
明石駅から望む明石城跡は、
こんな感じです。

帰りがけに撮った写真なので暮れなずんでいます。
二つの櫓とそれを繋ぐ白壁。
そして石垣。
美しいですな。
お城の魅力ってのは、
天守閣だけじゃないんですよね。

案内板により、
明石城跡が公園として整備されていることが分かりました。
私はてっきり二つの櫓と白壁で終わりなのかと思っていましたが、
もっと奥深くまで公園が広がっています。
ということは、
かつての城郭を利用しているのだと思います。
アルキニストにとっては楽しい限りです。
野球好きとしては、
公園内にある「明石トーカロ球場」が気になりました。
開場していなかったので、
近くの公園遊具に登って撮影。

外野は天然芝のようです。
両翼100メートル、
中堅122メートルの立派な球場です。
観戦するのが間違いなく楽しい球場ですな。
のっけから脱線(寄り道)しましたが、
これこそが散歩の楽しさです。
近くから二つの櫓と白壁を見上げた写真がこちら。

向かって右が巽櫓(たつみやぐら)。
左が坤櫓(ひつじさるやぐら)。
城の南東に位置するから巽櫓、
南西だから坤櫓と称するのだと思います。
石段を登ってまずは巽櫓に向かったのですが、
なんと内部を一般公開していました。

櫓の前の案内によると、
正午から13時までの1時間だけ中に入ることができるのだそうです。
偶数月が巽櫓、
奇数月が坤櫓の公開。
こういうのって、
下調べしてがっちりスケジュールを組むこともできるでしょうが、
何も知らずに行って巡り会うラッキーの方が楽しかったりしますな。
巽櫓と明石の街並みの写真を一枚。
遠くに明石海峡大橋が写っているのが分かるでしょうか。

こちらの写真は坤櫓。
すぐ近くにある天守台から撮りました。
やはり遠くに明石海峡大橋が。

公園の一番奥にある第二球場(トーカロ球場よりちょっと小振り)まで歩いてから、
次の目的地である明石市立天文科学館に向かいました。
明石城跡から歩いて15分ほどです。
いつも車窓から見ている天文科学館を、
間近から見上げました。


東経135度の子午線の真上に立ちました。

入館して数十分後から、
これまたうまい具合にプラネタリウム上映。
約40分間、
意外にもパッチリ目覚めたまま天の川銀河を楽しんだあと、
大蔵海岸に向かいました。
ここへ行くことを事前には全く考えていなかったのですが、
天文科学館の14階展望室から眺めていて、
海までそんなに遠くないことが分かったのです。
ラストは大蔵海岸から望む明石海峡大橋です。

10月23日(金)の練習も少人数で行いました。
合奏曲目はいつも通りの『トリトン・デュアリティ』。
逆説的かも知れないのですが、
私はここのところ、
音楽活動が楽しいのです。
これまで、
年に一度のせせらぎコンサートをはじめとして、
本番があることを想定して練習してきました。
その方が張り合いがあって良いかも知れませんが、
精神的にしんどいのも確かです。
今は、
集まることのできる人が集まって、
音を合わすのが大切だと思います。
そう考えると、
気持ちの上で楽と言うか、
純粋に音を楽しめているように感じます。
合わない音があっても気長にやっていこうと思えるし、
気持ちよくハモったらとても明るい気持ちになります。
思えば、
中学で吹奏楽部に入りたての頃、
マウスピースで唇が振動して発音できただけで嬉しかったし、
もちろんマウスピースを楽器につけて音が鳴ったときも嬉しかった。
コンサートもコンクールも関係なく、
ただ楽器に触れて嬉しかった。
今はタクトに持ち替えてますが、
振ることができるだけで楽しいのです。
エール2020年10月22日

先日のサイクリングロード完歩の稿に載せ忘れた写真です。
木津の泉大橋まであと2キロというところの道路標識。
逆光だったのでちゃんと撮れたか自信がなかったのですが、
ダイヤモンドリングみたいになっていました。
「がんばれ」
とても励まされました。
私にはついていけない言葉が世に溢れています。
・ソーシャルディスタンス
・DX
・鬼滅の刃
という私が取り残されているのが現実なんでしょうな。
ちょっと前に、
自分にとって朝イチですべきことは何か?
について書きました。
・筋トレか?
・ストレッチか?
・譜読みか?
・仕事か?(それはナイナイ)
で、
やっぱり棒振りだよねと気付いてから、
割と日にちが経ちました。
自分でもちょっと信じられないのですが、
今でも続いています。
自慢してるみたいにとられるかもしれませんが …
私は指揮を我流でやってきました。
が、
それでは立ち行かなくなるだろうと思い、
斎藤秀雄先生の『指揮法教程』を読んで勉強したのが社会人になりたての頃。
ざっと30年前になりますかな。
爾来、
タクトの基礎練のやり方は、
『指揮法教程』に書かれていたことを基に、
これまた我流アレンジしました。
そのアレンジにまたアレンジを重ねて、
今では10分弱くらいでワンセット出来る基礎練になりました。
前後の首・肩・腕ストレッチを入れても15分かかりません。
が、
やらないんですな、
たった10分を。
やる日もあるけど、
やらないとなったら一週間も二週間もやらない。
そんな日常を変えてくれるきっかけが「京都こども文化会館ありがとうコンサート」でした。
悔いの残ることをしちゃいけないという想いに突き動かされました。
おかげで習慣になりました。
合奏の際にも、
傍目にはあまり分からないかもしれませんが、
実は調子イイのです。
今取り組んでいる『トリトン・デュアリティ』はむっちゃ難しいので、
ついついスコアを見ることにのめり込み勝ちになりそうなのですが、
毎日体を動かしているからか、
スコアを見る目と、
腕の動きとのバランスがイイのです。
何でもっと若い時から規則的に取り組んでこなかったんやろ、
と反省しきりです。
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