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阪急沿線の桜2019年4月11日

阪急京都線、沿線の桜。
沿線の名所のお寺などの桜ではなく、
線路沿いに植えられている桜。
また、車窓から見える、公園等の桜。

約30年に渡り、見続けてきました。
以前も書いたことがあると思いますが、
年々、樹々の力が衰えてきているように思います。
花のつき方が減ってきている気がします。

特に今年は、
昨年の台風21号の影響もあるのかも知れません。

やっぱり、楽譜は紙がいい。2019年4月7日

出先でタブレット端末を使って作曲する。
そんなCMを観たことがあります。
便利そうですな。

演奏者が譜面台にタブレットを置いて、
そこに表示された楽譜をスクロールしながら演奏する。
あるいは譜面台そのものがタブレットになっている。
そんな時代が近づきつつあるのか、
あるいは既に実用化されているのか?

画面フリーズとか、停電とか、故障とか、
いろいろなトラブル回避策が必要だと思います。
が、あらゆる対策が施されたとしても、
やはり紙の楽譜がいいと思うのですが、
皆さん、いかがでしょうか?

楽譜を見渡したときの定位感であるとか、
少し先の楽譜を確認しながらの感覚だとかは、
コンピュータでは難しいのでは?

それよりも何よりも、
紙の楽譜をめくるときの指先の感覚がとても好きなのです。
画面スクロールでは得られないものです。

ってなこと言ってる私は、
もう古いんでしょうか …

スピード練習2019年4月6日

4月5日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 3
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 7
アルト・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
トランペット × 3
ホルン × 3
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 1
パーカッション × 4(エキストラの方お二人を含む)

そして私の計30人で合奏を行いました。

突然、楽器演奏が上手くなるマジカルな指導法など、
私は持ち合わせていません。
ゆっくりしたテンポで基礎固めすることが重要だという信念は揺るぎません。

が、異業種を勉強して、
具体的には野球の技術に関する書物を読み漁って、
スピードを身に付けるには、
やはり速さに対応する練習も必要なのだと分かってきました。

例えば、筋力を付けようと重いバットを振っているだけだと、
筋肉がゆっくりした動きしか覚えないそうです。
速いスイングを身に付けるには、
軽いバットを振ることでスピード感を体に覚えさせることも必要です。

『バイバイ・ヴァイオレット』の、
本来テンポが速い箇所。
これまでちょっとだけテンポアップしてみたことはありますが、
本番を見据えての本格的なテンポアップには未だ取り掛かっていませんでした。
ゆっくりでの基礎固めもかなりこなしてきましたので、
昨日はスピード練習に挑戦してみました。

楽員の皆さんが真剣に取り組んでくれたおかげで、
20時30分くらいにはハイ・テンポ練習を終えることが出来ました。
この練習だけで時間を使い切ると読んでいたのですが。

そんな訳で残り時間で『バイバイ・ヴァイオレット』を通してみることにしました。
この日はアンダンテの箇所を殆ど採り上げていなかったので、
緩いテンポの箇所では出間違いやミス・トーンもちょこちょこありました。
が、主眼はスピード練習だったので、
細かいことには目を瞑り、
とにもかくにも通すことに専念。

私が抱いてきた『バイバイ・ヴァイオレット』のイメージに、
かなり近づいたように思います。

速い箇所のテンポ設定は、
あまり速すぎると楽曲の味わいを損ねてしまいそうな気がするので、
作曲者の指定よりは遅めがいいように思うのですが、
まだちょいと迷ってます。

とにかく、プレイヤーの皆さんには、いろんなテンポで練習して、
テクニックの更なる深化を目指してもらえればと思います。

今週の私は、電車の中でのイメージ・トレーニングしかしていませんでした。
動かすとしても指先だけという、小幅なトレーニングでした。
これからは、指揮棒を握って、体全体を使っての練習を積んでいこうと思います。

2019年4月4日

「平成最後の」という枕詞をあちらこちらで聞かされましたが、
今年の選抜高校野球が終わりました。
平成の最初に優勝した東邦高校が、
平成の最後にも優勝するなんてことが、
本当に起こるんですな。
驚きました。

気温が低かったり、
冷たい雨が降ったりと、
このところ冬に逆戻りしたような天気が続きましたが、
ようやく春らしくなってきました。

京都御苑を歩いていたら、

桜の花が咲いているんですが …

お分かりいただけるでしょうか?
幹が横になっているのが。

このように折れてしまっているのです。
おそらく昨年の台風21号で倒れたのでしょう。

日陰なので分かりにくいと思いますが、
先ほどの花は、
この写真では奥のほうになります。

生命力に驚かされました。

イザベル・コイシェの映画2019年4月3日

映画を観る際の基準として、
監督は誰かというのがあります。

山田洋次監督とか、
クリント・イーストウッド監督とか、
ウェス・アンダーソン監督とか、
外すことが出来ない監督が何人かおられます。

イザベル・コイシェもその一人。
2005年の『あなたになら言える秘密のこと』でバッチリ嵌ってしまいました。

先日観た『マイ・ブックショップ』も、コイシェ作品。
『メリー・ポピンズ リターンズ』にも出演していたエミリー・モーティマーを観たかったのも確かですが。

コイシェ監督の映画は、決してハッピーではないのです。
観ていて、とても息苦しくなる作品が多いように思います。
『死ぬまでにしたい10のこと』も、
『エレジー』も、
ずっと追い込まれるような感覚に襲われたという記憶があります。

それでも何故か、観たくなるのです。

最後にはハッピーエンドが待っているのかというと、
そうでもありません。
かと言ってバッドエンドでもありません。

現実はそんなに甘くはない、
という感じもするし、
未来はそんなに捨てたもんじゃない、
という気もする。
そんな終わり方。

どことなく青みがかった灰色な世界が提示されて終わる。
私にはそんな感じに受け取ることが出来ます。

不思議と心地よいのです。

ユニークな映画との出会い2019年3月28日

『サムライマラソン』をはじめ、
このところ唯一無二な映画をよく観ているように思います。

『サムライマラソン』は、
これまで観たことのない時代劇と言えるでしょう。

『ウトヤ島、7月22日』は、
2011年7月22日にノルウェーのウトヤ島で起きた連続テロ事件を描いているのですが、
ほぼ全編をワンカットで撮影。
姿なき銃撃犯から逃げ惑う様を疑似体験させられます。
ヒヤヒヤとかドキドキなんてもんじゃありません。
恐怖です。

『ソローキンの見た桜』は、
日露戦争で捕虜となったロシア兵と、
日本人看護婦の物語。
おおよその想像がつきますね。

音の処理がかなり残念なレベルの映画だったのですが、
内容にひきこまれて、
そんなことなんかどうでもよくなりました。
音にはうるさい筈なんですが …

三作品とも、
史実(事実)に基づいているか、
着想を得た映画でした。

文章を書くということ2019年3月27日

子供の頃は、作文が嫌いでした。
何を書いたらいいか思い付かない。
面倒くさい。
時間がかかる。
とにかく嫌でした。

今でも型にはめて書けと言われると、
結構しんどいです。

が、「ひとりごと」はあくまで「ひとりごと」なので、
自由気ままに書くことができます。
楽団からも許可をいただいています。
もちろん、だからこその責任や制約を感じ取ってもいますが。

話し言葉も混ぜたりして書くのはリズムも良く、
割とスラスラ書けてしまいます。

というのを何年か続けさせてもらって良かったなと思うのが、
書くことによって考えがまとまるようになってきたことです。

そう言えば小学校の先生が、
そのために作文するんだよと仰っていたのを思い出します。
この歳になって分かってくるんですな。

メゾフォルテって難しい2019年3月25日

3月24日(日)は、
右京ふれあい文化会館の創造活動室をお借りして合奏を行いました。

参加メンバーは以下の29人。

ピッコロ × 1
フルート × 2
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 6
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 2
ホルン × 3
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1
ストリング・ベース × 1
コンダクター × 1

『翔べ!ガンダム』
『スーパーマリオブラザーズ』
『美空ひばりメドレー』
『よさこい節』
の4曲に集中した合奏にしたいと思っていましたが、
ホントにそうなりました。
この一か月は、この4曲を頑張りました。
その総ざらいになればいいなと思っていたのです。

ところで、メゾフォルテって難しいなあと思いました。

『美空ひばりメドレー』の中の「お祭りマンボ」。
メゾフォルテと書いてあっても、
ついつい吹き過ぎてしまいます。
軽いタッチに変えるように苦労しました。

『スーパーマリオブラザーズ』のサックスを中心としたメロディ。
やはりメゾフォルテの指定なんですが、
ここではフォルテシモくらいでやってほしいくらい。
意図をうまく伝えることが出来ませんでした。

何度でも何度でも2019年3月23日

3月22日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
トランペット × 2
ホルン × 3
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 2
パーカッション × 1

そして私の計21人で合奏しました。

月に一回の日曜練習が入ってくると、
日曜練習で主に何をするかを考え、
毎週金曜日はそれに繋がる何かを考えます。

『バイバイ・ヴァイオレット』に力を注がなければ本番が大変なことになる、
というのは間違いありませんが、
本番は『バイバイ・ヴァイオレット』だけではありません。

前回の日曜練習で、
いわゆるポップス系の楽曲で、
メドレーや変奏曲になっているために頻繁にテンポが変わるものが、
あまり上手くいってないと感じたので、
このところの金曜練習はそれらに絞っていました。

昨日は『美空ひばりメドレー』。
やはり「繫ぎ目」が難あり。

何度も合奏に参加している人。
仕事の都合等で今回が初参加だった人。
いろんな段階の人がいるのは仕方ありません。
また、
誰がどの段階にあるのか把握しきれません。

そんな訳で、
毎回毎回の合奏の「音そのもの」が頼りです。
合っているなと思えばスルーするし、
「ん?」と思えば繰り返します。
何度でも同じことをリクエストします。

練習で合わない音が、
本番で突然合う訳がないのですから。

『サムライマラソン』の音楽2019年3月21日

このところドタバタしていて、
いつの間にやら見逃がしてしまった映画がタントあります。
『サムライマラソン』もそうなりかけた一本でした。
私が観ることが出来たのが、
MOVIX 京都での最終日だったか、
その一日前かだったと思います。

これが面白くて面白くて!
見逃さないで良かったと思いました。

ほんでもって音楽も素晴らしかったのです!
胸に迫ってくる感じが何とも言えませんでした。

音楽を担当したのはフィリップ・グラスと方で、
名作をタント担当してはるそうです。