2014年10月

12/8拍子2014年10月31日

『プレバト』をご覧でしょうか?
芸能人のいろんな能力を試す番組ですが、
その中にリズム感を試すコーナーがあります。
フィギュアスケートの羽生結弦選手がオリンピックで使用した曲(曲名は忘れました)が、
12/8拍子らしいのです。
その曲を聴いて12/8拍子を感じ取ることができるかどうかを試すのですが、
結構な人が感じ取れません。
普段から音楽活動している者からすれば、
「えっ!こんなのも感じ取れへんの?」と思うのですが、
果たして自分がその場にいたとして感じ取ることができるかは…?

『モンスターハンター』の曲の練習を始めました。
12/8拍子です。
いやはや、難しいのなんのって。
変則的なリズムも挟み込まれるので、
羽生選手の曲より難しいのではないかと。

かなり長丁場となりそうです。。。

恵解山古墳2014年10月27日

数日前だったか数週間前だったか、
長岡京市に前方後円墳の史跡公園が開園するという新聞記事を見ました。

その時は「また、いつか行ってみたいな」と思っていたのですが、
10月26日(日)の朝、
「今日、観に行こう」と急に思い立ったのでした。

新聞は見つからないし、古墳の名前も忘れてしまっていたので、
長岡京市のホームページで調べてみると…
ありました、恵解山(いげのやま)古墳です。
そして何と、10月26日(日)が開園日だったのです。

阪急電車の西山天王山駅から徒歩約15分。
住宅と学校と JR 東海道本線に囲まれた場所に見えてきました。
きれいに整備されています。

20141026恵解山古墳・入口

まずは「前方」の左端のほうから、全景を撮影してみました。

20141026恵解山古墳・全景

やはり空撮でないと形は捉えづらいですね。

今度は「前方」と「後円」のつなぎ目である「くびれ部」。

20141026恵解山古墳・くびれ部

まだまだ分かってもらいにくいかと思いますが、
ちょっとはマシでしょうか。
グルリと一周すれば、前方後円墳であることが実感できるのですが。

もちろん復元作業を施したものであるのは確かですが、
これほど見事な形の古墳を観たのは初めて。
感動しました。

俺は野球が大好きなんだけど… ~その2~2014年10月26日

日本のプロ野球をどうするか?
全く持って無責任ながら、私からの提言、というのは恐れ多いので、
勝手なひとりごと第2弾です。

まず、リーグを3つに分けるのは前回と同じ。
具体的でないとイメージが湧きにくいので、
適当にリーグ分けしてみます。

Aリーグ 北海道日本ハム・東北楽天・埼玉西武・東京ヤクルト
Bリーグ 読売・千葉ロッテ・横浜DeNA・中日
Cリーグ 阪神・オリックス・広島・ソフトバンク

で、あるシーズンの成績(勝率)が以下のようになったとします。

Aリーグ
1位 北海道日本ハム .600
2位 東北楽天 .558
3位 埼玉西武 .400
4位 東京ヤクルト .300

Bリーグ
1位 読売 .600
2位 千葉ロッテ .538
3位 横浜DeNA .400
4位 中日 .300

Cリーグ
1位 阪神 .600
2位 オリックス .518
3位 広島 .400
4位 ソフトバンク .300

話を単純化するため、
2位チームの勝率だけ違う数字にしてあります。

各リーグの1位は日本シリーズ進出決定。
ここまでは前回の意見と同じ。

今回、さらに面白く、さらに多くの人が納得できるようにするため、
ワイルドカードについて考え直してみました。

前回は、
各リーグの2位のうちの最高勝率チームが日本シリーズ進出と意見しました。
つまり、上記の例だと東北楽天が日本シリーズ進出となります。

が、今回はもう一捻りしてみました。
各リーグの2位のうち、
勝率が高い2チームでワン・デイ・プレーオフを行い、
勝ったほうが日本シリーズに進出するのです。

上記の例ならば、
.558の東北楽天と.538の千葉ロッテで一試合だけのプレーオフを行い、
勝ったチームが日本シリーズ進出です。

で、仮に東北楽天が勝ったとしましょう。

ここからいよいよ日本シリーズ。
北海道日本ハム・読売・阪神の3チームに、
ワイルドカードでの進出となった東北楽天を加えた4チームでの開催。

まずは2チームに絞るための第1ステージ。

Aリーグ2位ながら進出の東北楽天の対戦チームは、
Cリーグ1位の阪神。
というのは、
東北楽天の所属するAリーグでもなく、
ワン・デイ・プレーオフを争った千葉ロッテの所属するBリーグでもない、
Cリーグの阪神とまずは戦うべきだろうと思うからです。

もう一つの日本シリーズ第1ステージは、
もちろん北海道日本ハムvs読売。

で、第1ステージの勝者同士がファイナルステージを争い、
日本一を決める。

どうですかな、このシステム。
私はかなりイケてると思うんですがな。

まぁ、何にしても、
音楽団体の指揮者のひとりごととしてふさわしいテーマなんですかな?

10月24日(金)の合奏を聴く2014年10月25日

この日はまたまたトチッてしまいました。
どうしても仕事が終わらず大遅刻。
しかもスタジオに到着してすぐお手洗いに駆け込む始末。
まずはそこで合奏の様子を聴いていました。
それからスタジオ入りして、この日最後の通し稽古を聴きました。

プレイヤーとしてではなく、指揮者としてでもなく、
全くの「外」で聴いたのは久しぶり。
その印象は、なかなかしっかりした音が出ていたこと。

※※※

バンビオLIVE!は台風のため中止となってしまいましたが、
そこで披露しようとしていた『レリゴー』の突貫工事に追い詰められていました。
短い準備期間で難曲を仕上げようとしていたので、
ある程度の無理は仕方ないことだとは思います。
にしても、基本練習をしなかったり練習曲をカットしたりなど、
あまり望ましくない練習スタイルが続いていたと思います。

当座は来年7月のせせらぎコンサートまで本番の予定が確定していませんので、
長期的視野に立った練習ができます。
スパーク作曲『ハンティンドン・セレブレーション』は、
本番使用曲でありながら基礎固めにも適した見事な選曲!

プレイヤーの皆さんからしたら、
さっさとテンポアップして気持ちよく吹きたい、叩きたいという気持ちになりそうな感じ。
でも、それをグッと堪えて、
もう少しスローテンポの中での練習を続けて、
リズムの噛み合わせであったり、
和音の成り立ちであったり、
旋律と対旋律の関係であったりとかを身に沁みこませた方がいいのではないでしょうか。

長期的視野からの意見です。

書法2014年10月23日

今、せせらぎでは『ハンティンドン・セレブレーション』という楽曲に取り組んでいます。
フィリップ・スパークの作品です。

スパーク作品には調号を用いない書法が多いです。
でも、「調を示さない」=「調がない」という訳ではありません。
確かに、調号がないので読みつかえることが多いのですが、
落ち着いて調べてみるとちゃんと調性に支配されているケースが殆ど。

『ハンティンドン・セレブレーション』もそんな作品の一つです。

思うに、頻繁に転調する作風のスパークさんにとって、
調号の付け替えが頻繁になるのを避けたいのとちゃうかな、と想像します。
確かに『ハンティンドン・セレブレーション』も転調のある曲ですが、
スパーク作品としては少ない部類に入ると思います。

こうなると、調号を用いず臨時記号で示すやり方は、
もはや癖と言ったほうがいいのかも知れませんな。

愛のテーマ2014年10月21日

以前、ひとりごとで、
中学1年生で初めて本番の舞台を踏んだときのことを書きました。
演奏した曲はオリヴァドーティ作曲『序曲「イシターの凱旋」』、ともう一曲。

偶然にも、忘れていた「もう一曲」を思い出しました。
ポール・モーリア・オーケストラがよく演奏していた『涙のトッカータ』でした。

母がポール・モーリアの音楽が好きだったので、
我が家にはそのレコードが何枚かありました。
母は特に『恋は水色』を好んで聴いていました。

私は昔からへそ曲がりなので、
母が好きなのとは違うものを探してしまうのです。
それで好きになったのがカラベリ・グランド・オーケストラ。

演奏する曲目もスタイルも、
今思えばどちらもよく似ています。。。

※※※

1970年代、
いわゆる「イージー・リスニング」というスタイルの音楽が流行っていたと思います。
私がカラベリを聴いていたのは単なる反発心からだったと思いますが、
バリー・ホワイト&アン・リミデット・オーケストラの『愛のテーマ』は、
本当に好きで好きでたまらない曲でした。
小学生だった私は、
ホルンの柔らかい響きの虜になりました。

しかし、当時の私は『愛のテーマ』という曲名を知らなかったのです。
だからでしょうか、中学生でホルンを始めたとき、
『愛のテーマ』のことをすっかり忘れていたのです。

中2か中3だったと思います、『愛のテーマ』を演奏することになりました。
それで初めて曲名を知り、
小学生の頃からの記憶も甦りました。

高い音を出すのが難しかったです。
アン・リミデット・オーケストラのような柔らかい音も出ませんでした。
それでも『愛のテーマ』を演奏することができて、とても嬉しかったのを覚えています。

皆さんにも、そんな思い出の曲、ありまへんやろか?

見つけにくくなる前に2014年10月20日

映画を観て、その時は読みたいと思わなかったパンフレット。
気になることがあって買いに行ってみると売り切れ。
あるいはその映画の公開自体が終わっているので販売終了。
よくあることです。

映画を観て、ああ、いい音楽だったな、サウンドトラック聴きたいな。
でも、買うのはまた今度でいいか、となって延び延びに。
年月が経って CD ショップに行ってもなかなか見つからない。
店員さんに調べてもらったら既に廃盤になっていた…
これもよくあります。

映画好きの音楽家の端くれとして、
特にサントラが入手できないとガックリきます。
なので、気になった CD は迷わず買って帰ることにしています。
間違いなく音の財産になりますから。

クリント・イーストウッド監督の『ジャージー・ボーイズ』が素晴らしくて、
パンフに載っていたサントラと、
フランキー・ヴァリ&ザ・フォー・シーズンズのベスト・アルバムを買おうとしたら、
MOVIX 京都のショップで見つからないのです。
(私の探し方が悪かっただけかもしれないし、
 2つあるショップのうち片方しか覗かなかったのが悪かったのかも)
しかし、近所に JEUGIA 三条本店があるので、慌てずそちらへ。
ところが、映画コーナーでも見つからないのです。
「えっ!何で何で?」とやや焦りだしてウロウロ…
そしたらエスカレーターのすぐ横に『ジャージー・ボーイズ』コーナーができていて、
目的の CD が平積みしてあるではありませんか!
灯台下暗しとはこのこと。。。

『ジャージー・ボーイズ』で描かれたポップ・ロック・グループ(と言う括りでいいのかな?)
「ザ・フォー・シーズンズ」の音楽に魅了されてしまいました。
映画を観るまで彼らの名前も存在も知りませんでした。
しかし、『シェリー』や『君の瞳に恋してる』など、
超有名曲を沢山世に送り出したグループだったんですな。
不明を恥じます。
今はほぼ毎日、CD を聴いて楽しませてもらっています。

(それにしても、『関白宣言』の間奏と『君の瞳に恋してる』の間奏、似てるなぁ~
 昔から思ってたけど…)

映画を1回観て、
さらにパンフを読んで俳優さんたちの顔もやっと覚えたし(私にとっての洋画の難点)、
CD で音もバッチリ身に付けました。
『ジャージー・ボーイズ』は久々にリピートしたい映画です。

俺は野球が大好きなんだけど…2014年10月19日

プロ野球セ・リーグでレギュラーシーズン2位だった阪神タイガースが、
優勝した読売ジャイアンツをクライマックスシリーズで破り、
日本シリーズ進出を果たしました。

「やったぜ下剋上!」
と思う反面、
「ホントにこれでいいのかな?」
とも思います。
1年かけて掴み取ったジャイアンツの優勝は、
一体何だったんでしょうか?

セ・リーグ6球団、パ・リーグ6球団の合わせて12球団、
というのが日本のプロ野球のチーム構成。
各リーグ6球団のうち上位3チームもがクライマックスシリーズに進出するというのは、
ちと多過ぎないでしょうか。
せめて上位2チームだけで決戦する、
しかも優勝チームにはもっともっとアドヴァンテージがあっていいと思いますな。
もし、そういうルールのもとでのタイガース4連勝だったなら、
私もごちゃごちゃ言いますまい。

でも、正直な私の意見としては、まだ不満。
おそらくこれ以上球団を増やすことは難しいと思うので、12球団はそのままにして、
リーグを3つにする。
各リーグ4球団で勝率トップを争う。
ただし、同一リーグでの対戦ばかりだとあまりに面白くないから、
殆どの試合をリーグをまたいだ交流戦(インター・リーグ)にする。
3つのリーグの優勝3球団が日本シリーズ進出。
さらに各リーグの勝率2位チームのうちの最高勝率チームも日本シリーズへ。
(ワイルドカード方式)
計4チームで日本一を争う。

どうです?面白そうじゃないですか。

リーグの組み方にしたって、
一度組んだら永遠にそのまま、じゃなくていいと思うんです。
アメリカは地区ごとに分かれているから動かしにくいと思いますが、
日本なら数年ごとに見直すというのもアリだと思います。

とにかく、今のシステムは納得がいきません。
阪神ファンであるにもかかわらず、です。

10月17日(金)の合奏風景2014年10月18日

っていうのは「せせらぎ人語」の専売特許かも知れません。
が、100回を迎えた人語にならい、
たまには真面目に合奏リポートを書いてみます。
(ちゃんと書けるか分かりませんが…)

バンビオLIVE!が台風でお流れとなったため、
この日の練習は来年の定期演奏会の演目として選曲されている
フィリップ・スパーク作曲『ハンティンドン・セレブレーション』の初合奏。

ここ数日、譜読みしながら思ったこと。
それは、この曲にはバス・ドラム(大太鼓)が編成されていないこと。
「軽やかな感じの楽曲やなぁ」と思いながら読んでいましたが、
その要因はバス・ドラムが組まれていないことが大かも知れません。

その効果を知るのはもっと後かも知れませんが、
とにかくゆっくりしたテンポで初めての合奏を進めていきました。

ベテラン揃い、かつ、若々しくフレッシュなプレイヤーも多くいるせせらぎなら、
楽譜に指定されている通りのハイ・テンポで合奏を始めても良いのかも。
が、それをしていいのはプロフェッショナル、
またはセミ・プロの集団ではなかろうかと。

せせらぎのプレイヤー諸氏もきっとハイ・テンポで合わせてみたいと思っている風情はあります。
が、それで得られる結果や如何に!
おそらく、かなり荒れた音となることでしょう。

丁寧に音を配することができるようになってからのテンポアップを目指したいですな。

遂に!2014年10月16日

各映画館のホームページを並べて、
「映画鑑賞週間スケジュール」を作るのはとても楽しいものです。
仕事や練習の合間を縫って如何に映画を観るか。
時刻表をめくりながら旅気分に浸るのと少し似ています。

8月から公開されていて気になっていたにもかかわらず、
私の鑑賞スケジュールにどうしても引っ掛からなかった映画、
それが 3DCG アニメーションの『 STAND BY ME ドラえもん』です。
さすがに私にとっての優先度は少し下がるので、
どうしても後回しになっていました。

ところが、午後出勤となったある日。
「よ~し、午前中に1本観て出勤しよう。
 さあて、13時出社に間に合う映画、何があるかな?」
と思って調べたら、遂に『 STAND BY ME ドラえもん』がヒットしたのです。
他の観たい映画はいずれも13時出社できないスケジュールだったのでした。

TOHO シネマズ二条の切符売り場は、自動発券機です。
導入された当時は何だか味気ないなぁと思っていました。
が、慣れてしまうと、タッチパネルで座りたい席をパッと押さえられるので、
なかなか便利なもの。
で、『 STAND BY ME ドラえもん』の切符をタッチパネルで買ったとき、
私より前に座席をキープしている人が2人いることが分かりました。

しかし、いざ上映室に入ってみても、私以外に誰も来ません。
あの2人がどうされたのか皆目見当もつきませんが、
遂に、我が映画鑑賞史上初めての劇場独占が実現しました。

かつて、私ともう一人の2人という状態は経験があります。
『河童のクゥと夏休み』という、これもアニメ映画。
確か最終日だったと思います。
私と、見ず知らずのもう一人が、遠く離れた席で観たのでした。

たった一人での鑑賞がいつか実現したらいいな、と思ってました。
が、いざ実現してみると、
「ホントにこの部屋であっているのかな。
 一人で観させてもろてええのかな。
 誰もいないと思われて途中で止められてしまわへんかな」
などと不安になってくるのです。
ホント、気がちっちゃいですな。