すぎやまこういちさんの音楽に惹きつけられる2022年3月5日

梅田のタワーレコードで、
『ニュー・サウンズ・イン・ブラス2021』のCDが棚にあるのを見かけました。
「購入済み?それとも未だ?」
ハッキリ覚えていないので、
その場では買わず、
家に帰って確かめてみると、
『NSB2020』までしかありませんでした。

後日あらためてタワレコに行ってみると、
私より先に吹奏楽コーナーを物色している人が。
棚を見ると『NSB2021』はありませんでした。
その人が買って行ったのかどうかは分かりませんが、
一足遅かったようです。

店頭でのCD入手が難しい時代になってしまいました。
ネット購入ならすぐに手に入るのは分かっているのですが、
頭の古い私はやはりお店で買いたいのですな。

『NSB2021』は日を改めましょう。

それでも梅田のタワレコは広くて品数も豊富。
これまた数日前に買いに来たけど見つからなかった、
『宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち』のサントラ盤が、
この日は店頭にあったのでゲット。

せっかくアニメコーナーに立ち寄ったので、
ちょいと視野を広くしてみると、
驚いたことに、
すぎやまこういちさん作曲の『伝説巨神イデオン総音楽集』4枚組が陳列してあったのです!

昨年10月9日の本稿(すぎやまこういちさん追悼)で、
『交響曲イデオン』の音源を探し続けていることを書きました。
4枚組のこのCDに、
『交響曲イデオン』も収録されています。

テレビシリーズのサントラも、
映画版のサントラも、
主題歌『復活のイデオン』も、
戸田恵子さんの歌う哀切な『コスモスに君と』も収録されています。
「総音楽集」ですから。

どうやら2009年に発売されたCDのようです。
私が気付いていなかっただけなのか、
改めて店頭に並べられたのかは分かりません。
いずれにしても、
長年探し続けてきた音源にようやく巡り会うことができました。

『伝説巨神イデオン』というアニメ作品。
放送当時、
部活に明け暮れていた私は、
ちゃんと観た記憶がありません。
にもかかわらず、
強烈な印象があります。
敵も味方も何もかもが滅んでしまう結末だったからだと思います。
(結末の記憶もあやふやなのですが)

サントラを聴いて、
あるいは『交響曲イデオン』を聴いて、
その世界観が伝わってくるかというと、
私にとってはそうでもありません。

ただひたすら、
私にとっては何度も聴きたくなる音楽なのです。

何が私をそうさせるのかよく分かりませんが、
確かなのは、
すぎやまこういちさんの音楽は素晴らしいということです。