信じ難い2019年7月20日

9月、11月と本番が決まっているにもかかわらず、
7月19日(金)の練習に参加出来ませんでした。

私の仕事も、
京都アニメーション放火殺人事件の影響を受けました。

命を奪うだけでなく、
表現の自由までをも奪いかねない、
恐ろしい事件だと思います。

ヨハン・ヨハンソンの『メッセージ』2019年7月17日

ヨハン・ヨハンソンが作曲した、
映画『メッセージ』のサントラを久しぶりに引っ張り出しました。

確かに、
主人公とその娘の日常を描くシーンで、
マックス・リヒターの『イン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト』が使われていると書いてありました。
このサントラには収録されていませんが。

残念なのは、
ヨハン・ヨハンソンは昨年の2月に、
48歳という若さで他界しているのです。

彼の生み出す音楽を、
もっと聴きたかったのですが。

マックス・リヒター2019年7月16日

マックス・リヒター。
ヨハン・ヨハンソンと並び立つ、
ポスト・クラシカルの巨星。

知ったようなことを書いてますが、
実は覚えたての人物です。

ヨハン・ヨハンソンの映画音楽はこれまでもよく聴いていました。
私の尊敬する音楽家の一人です。

マックス・リヒターの映画音楽はというと、
その名前を意識していなかっただけで、
実はこちらも多く聴いていました。

そのうちの一つ、
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』サウンドトラック。
また、オリジナル・アルバムの、
『フロム・スリープ』
『インフラ』
『ソングズ・フロム・ビフォー』
以上4種類が梅田のタワレコで売られていた(コーナーが作られていた!)ので、
買って聴きました。

が、肝腎の『ブルー・ノートブック』が売り切れ。
「これがいいのよ!」と教えてもらったのが『ブルー・ノートブック』なので、
これを聴きませんと!

取り寄せてもらい、早速、
仕事しながら(殆ど仕事の手を止めて)聴きました。

マックス・リヒターの音楽、
難しいと思われるかもしれませんが、
さにあらず。
とても耳馴染みのよい楽曲ばかりです。

(『フロム・スリープ』なんて、
眠りながら聴くことを意図して作曲されたそうです)

『ブルー・ノートブック』に収録されている『オン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト』は、
ヨハン・ヨハンソンが音楽を担当した映画『メッセージ』のオープニングとラストで使われたそうです。
マックス・リヒターの楽曲が、
ヨハン・ヨハンソンの楽曲をサンドイッチしていたことになるのでしょうか。

ライナーノートを読むまで知りませんでしたが、
物悲しげな『オン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト』を聴いていると、
時の回廊を巡るような『メッセージ』の世界が蘇ってくるような気がします。

私に大いなる幸福感をもたらしてくれた時間と空間までも蘇ってくるようです。

しとしと降る雨2019年7月15日

私の住む京都は、今、快晴です。
蝉も鳴いています。

昨日、一昨日は雨が降ったりやんだりでした。

最近、雨が降ると恐怖を覚えます。
暴力的な降り方をすることが多いから。

が、昨日と一昨日の雨はしとしと降る雨でした。
こんなに優しくて風情のある雨を感じたのは久しぶりのような気がします。

静寂2019年7月14日

映画の何が好きなんだろう?
ふと、そんなことを思いました。

予告篇が終わって、
本編が始まるまでの僅かな時間。
真っ暗闇。
静寂。

レンタルや配信では味わうことのできない、
映画館ならではの醍醐味。

指揮の醍醐味って何ですか?
社内の呑み友達に聞かれました。

そのときは体裁のいい答えを返したのですが、
よくよく考えてみると …

曲を始める前の一瞬の静寂。
曲の途中でゲネラルパウゼして次の音を始めるまでの一瞬の静寂。
これが堪らないのです。

例えば、
『第2組曲』のクラリネット・ソロが始まる前の静寂。

『よさこい節』でユニゾンの全合奏が終わり、
ピッコロ・ソロが始まる前の静寂。

本番から五日後の金曜日2019年7月13日

7月12日(金)は、

E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 7
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 3
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1

そして私の計23人で合奏しました。

来年の演奏会に向けて、
新しい実行委員会で選曲作業がゆっくり進んでいるのか、
あるいはこれからなのか、
私がタッチするとよくないと思うのでお任せ。

それとは別に、
9月と11月の本番が決まっています。

こちらは依頼演奏なので、
役員会が主になって選曲します。
まだすべてを決めた訳ではありませんが、
とりあえず決まった新譜2つを初練習しました。

まず、『 Stand Alone 』。
MHK スペシャルドラマ『坂の上の雲』のテーマ音楽です。
7~8年前にも演奏したことがあります。
大変難しい楽曲ですが、
久しぶりにスコアを眺めただけで涙がにじんでくる、
美しい曲です。

そして、『カーニバルのマーチ』。
いわゆる「コンクール・マーチ」の一つですが、
あまりコンクールっぽくない(← ってどんなんや?)楽曲です。

しばらくはこの2曲の稽古がメインになると思います。
第32回せせらぎコンサートで演奏した楽曲の再演もいくつかあるし、
さらに新譜が加わるかも知れません。
追い追い取り組んでいこうと思います。

土讃線完乗 その22019年7月12日

出張二日目の仕事が始まる前に、
市電に乗って「はりまや橋」に行ってきました。

第32回せせらぎコンサートのアンコールでお披露目した『よさこい節』。
その歌詞が、
「土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うを見た」。
是非とも、はりまや橋を見ておきたかったのです。

そして散歩がてらに「こだかさ更生センター」というところへ向かいました。
ここで作っている鳴子を買うためです。

パーカッションの K リーダーに、
「出張のついでに本場・高知で買ってくる」
と約束していたのです。

いくつか試してみて、
私の耳に最も心地よく響いた、
ケヤキで出来た鳴子を選びました。

『よさこい節』で使われた2セットのうちの一つです。

二日目の仕事を終えた後、
高知からさらに西へ。
特急あしずりで窪川へ向かいました。

宿の迎えの車で、四万十川沿いを遡っていきます。
途中、一斗俵(いっとひょう)沈下橋を見学させてもらいました。

四万十川流域で最古の沈下橋だそうです。
車で送ってくれた方は、
この一斗俵沈下橋の近所に住んでいて、
夏になると子どもたちと一緒に橋から飛び込んで遊ぶんですって。

宿泊は、四万十川の奥座敷・松葉川温泉。
ここでいただいた仁井田米が絶品!
こんなに美味しいご飯を食べたのは初めてです。
ご飯を肴にお酒を呑んでしまいました。

※※※

最終日。
窪川から特急あしずりで高知へ。
高知で特急南風に乗り換えて岡山へ戻りました。
これで念願の土讃線完乗を達成しました。
(土讃線は多度津~窪川)

あしずりも南風も、
カーブをフル・スピードでゴリゴリ飛ばす振り子式特急でした。
気動車独特のエンジン音が唸りを上げて走る様は圧巻。
ヤマトが七色星団のイオン乱流を乗り越えていくみたいでした。

土讃線完乗 その12019年7月11日

6月第4週の週末は、
近畿・中四国ブロックの会議に出席するため、
南国土佐への出張でした。

台風になりかかっている熱帯低気圧、
あるいはもう台風になってしまったのか分かりませんが、
梅雨と一緒で、
そんなの人間の決める基準に過ぎません。
要するに嵐に向かって突っ込んで行くことになりました。

当社からは4人が乗り込むことになっていました。
I は前日入りしていたので問題なし。
H は高知行きの飛行機を松山便に振り替え、
そこから高速バスで高知入り。

私と O は岡山まで新幹線で、
岡山から在来線の特急南風5号で高知入りすることになっていました。

岡山駅を定刻の10時05分に発車。
土砂降りですが、
風は大したことないので、
瀬戸大橋を難なく渡ります。
見晴らしはよくありませんが。

四国に入るとお腹が減ってきたので、
岡山駅で買っておいた「あなごめし」を美味しくいただきます。
琴平駅を過ぎて、
いよいよ四国山地に差し掛かってきたかと思われる頃、
唐突に「本列車は次の阿波池田で運転を打ち切ります」のアナウンスが!

これからがいよいよ本番、
振り子式特急の本領発揮と思っていた矢先、
あっけにとられながら列車から降ろされました。

後で分かることですが、
土讃線のどこかで降水量が基準値を超えたため、
自動的に運転取りやめになったそうです。
土砂崩れに見舞われたら大変ですからな。

代行バスを手配する阿波池田の駅員さんの対応も慣れた感じ。
こういうことが割としょっちゅうあるというのが想像できます。

それでも計算外の事態は起こるもの。
バスに乗りきれない人が8人いたのです。
実は私もその一人。

代行バスの、そのまた代行のタクシーが2台手配され、
私が一番最後に乗り込むことになりました。
その直前、取材のカメラとマイクを向けられ、
「めざましテレビですが、よろしいですか?」
しかし私は「急いでますから」とかわしてしまいました。

※※※

さて、
私たちが乗ってきた南風5号は阿波池田で運転を打ち切りましたが、
広島からの参加者 T は、
少しでも早い方が安全だと思って一本前の南風3号に乗りました。
高知県には入ったものの、
山の中の大杉駅でやはり運転取りやめとなりました。

南風5号は大杉には至っていないのでその時は分かりませんでしたが、
帰路に分かったことがあります。
大杉は美空ひばりゆかりの地なんだそうです。

※※※

タクシーに乗ってしまうとあっという間。
と言っても高知まで1時間ちょっとかかるのですが、
もっと時間がかかると思っていたので。
高速道路を走ってくれたのですが、
通行止めでなくて助かりました。
濃霧の中をハイ・スピードで飛ばすのは怖かったけれど。

高知駅で特急料金を払い戻してもらい、
高知の系列会社に入ったのは会議が始まる15分前!
なんと間に合ってしまいました。

が、特急南風に乗りきることが出来ず、残念。

中央本線完乗 その22019年7月10日

なんだか食べ物をアップしているブログみたいですが、
あまりに美味しかったので書かせていただきます。

翌日、マイクロバスで大月駅まで送ってもらった私は、
駅前にある「月カフェ」というお店に飛び込みました。
ランチタイムでしたので。

あまりに素敵な店構えに惹かれたのですが、
ここで頂いた和風ハンバーグが絶品でした。

列車に乗るまで少し間があったので駅前をぶらついていたら、
大月市の一般の吹奏楽団の演奏会を宣伝するポスターが目に留まりました。
やっぱり『美空ひばりメドレー』が選曲されていました。

大月から再び特急「あずさ」に乗り、
上諏訪で途中下車。
その上り線ホームにある足湯に入るためです。

足を浸けていたのは10分程度だったと思います。
お湯に浸かっていた膝下から足先にかけて、
見事なピンク色に染まりました。

タオルで拭いて、靴下履いて、靴を履いて。
リュックを背負って下り線ホームに戻り、
ベンチに座ったとき。
足がすごく楽になっているのに気付きました。
上半身までポカポカになったかというと、
それには気付きませんでしたが、
足だけでなく体全体が楽になっているのは分かりました。
全身の血行が良くなったのでしょうか。

足湯って効果があるんだというのが身をもって分かりました。
(しかも上諏訪温泉のお湯が、源泉かけ流し!)

普通で一駅進み、
下諏訪駅で改札を出ます。
タクシーで約10分、
毒沢鉱泉「神乃湯」へ。

5月に須川高原温泉へ行った時ほどではありませんが、
やはり九十九折の山道を登っていきます。
京都でいえば、
鷹峯の然林房への坂くらいの急勾配の場所も。

鳥のさえずりを聞きながら、
「武田信玄のかくし湯」とも伝えられる鉱泉に身を浸そうとするのですが、
源泉温度は2度。
足を浸けただけで断念しました。

この源泉の湯(いやいや、冷水)舟へそそぐ鉱泉は、
飲泉することが出来ます。
まるでレモン水(もちろん砂糖抜き)。
これまで飲泉した中で最も酸っぱいと思います。

そして加温した湯舟でゆっくりしたのですが、
鉄分が多いからだと思いますが、
赤、というかオレンジ色のお湯。
じんわりと沁みました。

翌日は下諏訪から塩尻へ普通に乗り、
そこからは特急「しなの」で名古屋に向かいました。
一応、中央本線完乗と相成りました。

中央本線完乗 その12019年7月9日

話を6月に戻します。

6月第3週の週末、
そして第4週の週末と、
出張が続きました。

本番前に練習に参加できず申し訳ありませんでしたが、
「日本見聞」させていただきました。

まずは6月第3週。
関東甲信越・北陸・東海ブロックの会議に出席するため、
山梨に行ってきました。

東海道新幹線で品川まで行き、
山手線外回りに乗り換え、
新宿から松本行きの特急「あずさ」で大月へ向かいました。

タイトルで「中央本線完乗」と謳っているのに、
東京・新宿間は乗ってへんのかい!
というのはご容赦を。
姉が世田谷の豪徳寺に住んでいた頃、
東京から中央特快(というのが当時あったかどうか定かではないのですが)で新宿へ出て、
そこから小田急線で豪徳寺へ行くというルートは若い頃に散々利用したので、
今回は割愛させていただいております。
(当時は、新幹線の品川駅がまだありませんでした)

さて、この「あずさ」。
新宿を出発したあと、
恐ろしくゆっくり進みます。
特急なので停車はしませんが、
スピードそのものは普通列車より遅いのではないでしょうか。
ダイヤ過密路線ゆえの制約なんでしょう。

が、武蔵野に差し掛かる辺りから、グンとスピードアップ。
特急らしくなりました。

大月で富士急行に乗り換えます。
乗車するのは「フジサン特急」。

ボディにはいろんなデザインの富士山が描かれている、
とても可愛い電車です。

見晴らしの良い指定席車両・1号車1番のシートを予約しておりました。
手前の運転台は飾りです。

この「フジサン特急」。
武蔵野までの「あずさ」以上にゆっくりゆっくり走ります。
特急なので停車駅は少ないですが、
富士急行は単線なので、
ドアは開かないけれども行き違いのための停車はちょこちょこあります。
でも、それが嫌な訳ではありません。
長閑やなぁ~、非日常やなぁ~と思うのです。
(これから会議なんですが)

終点・河口湖駅の手前、
その名も「富士山駅」で下車。
迎えのマイクロバスで山中湖畔の小高い丘の上にあるホテルに向かいます。

えっ?ホテルで会議?
いやいや、私がそうした訳じゃありませんから。
山梨の系列会社が決めたことですから。
会議しながら分かったことですが、
名古屋の系列会社の Y さんが、
山梨の系列会社の K さんに、
「山梨で会議するなら富士山が間近に見える場所がいいなぁ~」
と散々吹き込んだそうなのです。

というものの、
雨こそ降らなかったものの雲に遮られ、
今回の出張中は一度も富士山を見ることはありませんでした。。。