2009年07月
無題2009年7月25日
7/24(金)、本日は総会の日でもあります。
この先1年間の団費を決めるなど、大切な話し合いの場。
スタジオ借用時間の後半をそれに当てるため、
合奏は早めに切り上げました。
曲目は『ウルトラ大行進』のみ。
テンポを落とし気味にし、走らないように気をつけました。
私は、テンポ感には最低3つの感じがあると思います。
仮に4分音符=120という設定だったとして…
(1)ピタッとはまっている感じ
(2)メトロノームで計ると120なんだけど、
なんだか走っている感じの120
(3)やはりメトロノームで計ると120だけど、
なんだかもたって(遅れて)いる120
ちょっと走っている感じというのは、
ノリがよいというのとは違って、
聴いてて落ち着かない感じの「走っている」を指します。
アッチェレランドするので敢えてこの方法を使うのはいいのですが、
焦りや、曲の理解不足から転がり感が出たりするのはマズイな、と。
やっぱり、稽古を積んで、
演奏に余裕や深みが増していくようにするのが大切なのでしょう。
7/17(金)、28時。
会社のS先輩がとある雑誌に原稿が掲載され、
それを記念するささやかなパーティーが開かれました。
(名誉あることらしいのです)
ちょっと顔を出したら練習に行くつもりだったのですが、
S先輩がなかなか来られません。
仕事がなかなか終わらなかったそうで、
S先輩が来られて開会したのがなんと20時。
…この日はやむなく練習を欠席させてもらいました。
済みません。
このコーナーを臨時に執筆してくれる人を募集しましたが、
立候補ゼロ。
仕方ないと思います。
そこで楽団長に誰かを指名するよう依頼したところ、
ホルンのマミちゃんが物凄く快く引き受けてくれました。
どうもありがとう!
今回は「ホルン奏者のひとりごと」をお送りします。
今回『指揮者のひとりごと』を代理で書かせて頂きます。
ホルンのひろたにです。
指揮はしたことがありませんが、
いつもスタジオの真ん中あたりにいて、
右手からはパーカッション、
後方からはトランペット、
少し離れて中低音・木管の音が聴こえてきます。
そんな位置から合奏に参加する者の『ひとりごと』にお付き合いください。
7/17(金)の合奏メニューは
『ひょっこりひょうたん島』
『鉄腕アトム』
『ウルトラ大行進』
『川の流れのように』
『銀河鉄道999』
『天地人』
の6曲でした。
私が20時少し前にセンチュリーに到着すると、
基本練習がほぼ終わろうとしていました。
せせコン本番を終えて、練習の参加人数は少なくなりなしたが、
この日はほぼ全てのパート1人ずつは出席されていたので、
音が抜ける部分は少なかったように思います。
(ときどき、中低音のパートの方がいらっしゃらないと、
私はものすごく音が浮いているように感じ、
自分の音の居場所を探るのに必死です。)
合奏は、時間の関係もあり、
予定していた6曲をほぼ1回ずつ通して終わりました。
6曲とも過去にせせらぎでやったことのある曲なので、
半分以上感覚でからだが動いていた感じです。
それほど吹奏楽経験が長くない私は、
過去に演奏した曲をしばらくしてからもう一度吹くという経験が、
せせらぎに入るまでほとんどありませんでした。
いつも新しい楽譜が配られると、
歌えるようになるまで楽譜を読み込み、
頭の中の音を何度も練習して形に・・・
とできれば良いのですが、
そんな余裕がなく、
いつも合奏で試してみては間違ったり自信がなくて
頭から出られなかったりを繰り返して、
なんとか本番までには吹けるようになればいいなという感じです。
このように時間をかけて1曲1曲こなしていっている私にとって、
1回の合奏で感覚で吹けてしまうというのは、
なんだか不安になります。
吹けているといっても、実際には指は回るのに音がついてこなかったり、
反対に指は回っていないのに何となく音は合っていたりするので
余計に不安です。
感覚で流している分、
気づかないところでもっとミスがあるかもしれません。
それらのあやふやな部分を一つひとつ見つけて修正していくのが、
当面の私の課題になりそうです。
過去に演奏した曲を今また吹いてみて、嬉しい発見もありました。
『ウルトラ大行進』は、
私がせせらぎに入団して初めてのせせコンで吹いた曲で、
ホルンのオクターヴ上がるグリッサンドが何度も出てきてかっこ良いんですが、
私はたいていどの曲もホルンのかっこ良い部分が苦手です。
(聞くのは好きですが)
なので、『ウルトラ大行進』のグリッサンドは
周りの皆さんに隠れてごまかしていました。
それが3年と少し経て、かなり鳴るようになっていました。
相変わらず高音は苦手ですが、音が当たる確率は確実に上がっているようです。
合奏についてお話しするつもりが、
結局自分のことばかり書いてしまいました・・・。
来週は定例総会ですね。
私は総会を含め、しばらく仕事で欠席することになりそうですが、
これからもこつこつマイペースにやっていきたいと思います。
皆さん、よろしくお願いします!
7/10(金)、本番後初めての合奏。参加者21名。
合奏曲目は
『鉄腕アトム』
『ウルトラ大行進』
『川の流れのように』
『銀河鉄道999』
『天地人』の5曲。
7/5のせせらぎコンサートで演奏した曲や、かつて演奏したことのある曲ばかり。
とはいえ、さっとできるかどうか分からないと思っていたのですが、
これが意外とさっとできてしまいました。
もちろん、個々には引っ掛かった箇所は多々あったでしょうが。
私として気を付けて欲しいなと思ったのは、裏拍の取り方です。
ちょっとはやくなる傾向にあります。「転がる」というやつです。
聴く人にイライラ感を与えてしまうものなので気を付けたいものです。
今回は全曲サッとさらった感が強かったですが、
次回からはもう少し粘っこく取り組んでみたいと思います。
さてさて、なかなか良かった『真夏のオリオン』以来、
ここのところ映画を観ていなかったのですが、
7/14はお久しぶりって感じで、
『愛を読むひと』を観ました。
ケイト・ウィンスレットが米アカデミー賞主演女優賞を受賞した作品です。
今週末には終わってしまうと書いてあってので慌てて行きましたが、
観ておいてよかったです。
終映13時。
なんだか本が読みたくなりました。
真夏の真っ昼間ですが、河原町三条から歩いて岡崎の図書館へ。
真夏の本番に耐えられるよう普段から鍛えていたつもりだったのですが、
さすがに今日の暑さにはまいりました。
公式発表で最高気温35.3度だったそうです。
脳が発熱しているような感じで、
さすがに岡崎からは市バスで帰らざるを得ない状況でした。
でも、これが30度ちょっとだと言われたらもっとへばったでしょうね。
だって、もっと強烈な暑さが来るってことですから。
このコーナー(こういうのをブログというのでしょうか?)をスタートするにあたり、合奏報告が基本であるということが担当者間で話し合われました。
毎週行っているのは合奏、つまりクローズドな練習であって、公開練習や聴衆を前にしての本番を行っている訳ではありません。
(もちろん見学は受け付けておりますが)
一般の方々に「せせらぎ」を知っていただくのに、週一回の合奏がどんな風だったかを紹介するのが肝心だろうと。
また、仕事や学業を抱えながらの活動だから、楽員全員参加は難しい。
参加できなかった人はどんな合奏だったか想像する一助となり、参加できた人には振り返りの場となるように。
楽団内外の皆さんに読んでいただくことを心掛け、稿を重ねて参りました。
『ひとりごと』というタイトルはとてもありがたく、好き放題脱線させていただくこともしばしば。
特に映画ばなしは「何じゃ、こりゃっ!」だったことでしょう。
(きっとこれからも書きますけど)
前回の稿を、せせらぎコンサートの聴衆の皆さんへのご挨拶とさせていただきました。
いつもホームページにアップしてくれる「こばやしひでき」君には連チャンになって大変恐縮ですが、今回は楽員さん向けのメッセージを認めたいと思います。
6月になり、休日の臨時合奏で全曲採用したのは普通かもしれませんが、レギュラーの金曜合奏でも全曲マイナス数曲のペースでどんどん通しました。
これは経験頻度を上げてもらうのが目的だったからです。
先述の通り、全員参加で合奏するのが理想ですが、そうはならないのが現実。
5月までにある程度は音造りしてきているので、6月から本番まではジャンジャン通し稽古し、
本番のシミュレーションを何度も何度も行う方が現実的なんじゃなかろうか、と。
これだけ何回もやれば、プレイヤーひとりひとりが修正を入れてこられる筈なので、小返しは必要最小限にとどめました。
つまり、7月5日には何度目かの本番を迎えた、と私は感じました。
やるべきことをやるだけ。
いよいよお客さんの目の前だというほどよい興奮と、何だけ照れくさいなあという感覚はありましたが、緊張で硬くなるでもなく、もちろん無気力な訳でもなく。
楽員の皆さんはどうでしたか?
私はステージの上で皆さんの表情を見て、昨年までと違い、舞い上がっている人がいないと見受けました。
やるべきことをやるだけだ、と。
それが合奏の進め方によるものなのか、皆さんの日々の鍛錬をおかげなのか、あるいはその両方か、はたまたもっと違う要因があるのか?
合奏のあり方には本当に迷い続けています、正直なところ。
でも、とにかく、良かったところ、悪かったところを真摯に受け止め、良かったことに驕らず、悪かったことに腐らず、ただひたむきに精進していく。
それしかないのかな、と思う、本番後二日たった夕方です。
本番2009年7月7日
2009年7月5日、日曜日。
京都こども文化会館大ホール。
今年も沢山の方々にご来会賜り、ありがとうございました。
楽員一同、日頃の鍛錬の成果を発揮し、お客さまに楽しんでいただけるよう力の限りを尽くしました。
しかし、至らぬところも多々あり、お聞き苦しい思いをさせたかも知れません。
今日良かったところ、悪かったところを真摯に受け止め、良かったことに驕らず、悪かったことに腐らず、ただひたむきに精進してまいりたいと存じます。
皆さま、今後とも「吹奏楽団せせらぎ」をよろしくお願い申し上げます。
指揮棒を振らせていただきました 木村 晋
6/28(日)、右京ふれあい文化会館の創造活動室で合奏を行いました。
本番前に広い場所で合奏する最後のチャンスでした。
いよいよ近づいてきたな、という感じです。
この日感じたことをいくつか。
まず、アタックの難しさについて。
やわらかい曲調での音の立ち上がりには、とても気を遣います。
音を出すのがコワゴワになってしまうこともしばしば。
出るべきタイミングで鳴らないこともしばしば。
しかし、あるべきタイミングで発音しないと
テンポもリズムも訳が分からなくなります。
次に、音量について。
かなり慣れてきたせいもあってか、
ついつい鳴らし過ぎになっていないでしょうか?
表に出るべきところ、裏方に回るところの
メリハリが大切だと思います。
全体練習はあと1回だけ。
あまり大きな変更は混乱の元なのでやめておこうと思いますが、
微調整はしておかないといけないな、と思いました。
さて、練習後の打楽器運搬に関わっていただいた皆さん、
暑い中ありがとうございました。
そんな皆さんには申し訳なかったですが、
花園にある右京ふれあい文化会館から
私たちが本番を行う北野の京都こども文化会館までどれくらいの距離なのだろう?
という疑問がフッと頭をかすめました。
「超高速散歩」という変わった趣味を持つ私としては
「歩いてみなくちゃ!」と思い立ったのです。
妙心寺の南側をかすめ、
花園高校を過ぎたところで北上すると、
ある団地にささかかりました。
木立が多く、まさに『木蔭の散歩道』といった風情。
ちょうど西日が街に美しいコントラストを描いています。
練習後の疲れがふっ飛ぶような気持ちよさです。
知らない道を歩いて素敵なカフェに出会ったり、
素晴らしい風景に出会ったり。
(全く突然に凄い美人とすれ違い、何度も何度も振り返ったり…)
いやいや、歩き回ることの醍醐味はまさにここにあります。
で、結局35分かかりました。
きっと3キロくらいなのでしょうね。
喉が渇きました。
ちょいと一軒立ち寄ることに。
運搬の皆さん、本当に済みません。