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12月10日(金)は、
フルート × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 3
アルト・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 3
ホルン × 2
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 2
そして私の計16人で合奏しました。
今回も『ロメオとジュリエット』。
一週前の練習から今回の練習までの間、
自分を缶詰めにして「モンターギュー家とキャピュレット家」は何とか読み切りました。
それから、
音型が割とパターン化している「ティボルトの死」に取り掛かりました。
が、
今回のメインであった「メヌエット」には手が届きませんでした。
合奏にはそんな私の状態が反映しています。
譜読みを焦っちゃいけないと思いつつも、
一週ごとに合奏は巡ってきます。
追い付かない。。。
プロコフィエフ作曲の『バレエ音楽「ロメオとジュリエット」』から、
数曲抜粋して練習し始めています。
中学1年で吹奏楽部に入ってから44年経ちますが
(ということは K ☆ さんと知り合ってからも44年)、
プロコフィエフとは殆ど馴染んできませんでした。
音楽の授業で『ピーターと狼』を習ったという方が多いと思います。
私もその一人なんですが、
この曲の記憶が全くと言っていい程ありません。
プロコ(マクドみたいな感じで、業界ではこう称する人が多いと思います)作品では、
『行進曲 作品99』を最もよく聴きました。
プロコフィエフは吹奏楽作品を2曲だけ書いたそうなのですが、
そのうちの一つが『行進曲 作品99』。
私が勝手にそう呼ぶ「プロコ節」が聞こえる名作です。
(他のプロコ作品をろくに知らないくせに。。。)
私に馴染みのあるプロコ作品はこの一曲だけと言ってもいいくらいでした。
が、数年前に、『ピアノ協奏曲第3番』が好きになりました。
映画『蜜蜂と遠雷』がきっかけです。
私の愛聴盤のひとつに、
指揮:小澤征爾、
管弦楽:パリ管弦楽団、
ピアノ:アレクシス・ワイセンベルク
『ラヴェル&プロコフィエフ:ピアノ協奏曲』というのがあります。
トラック1~3のラヴェルのピアノ協奏曲はしょっちゅう聴くのです。
高校3年くらいからずっとです。
トラック4~6がプロコフィエフのピアノ協奏曲なのですが、
トラック4の冒頭を聴いたらそれでお終いにするばかりでした。
ですが、
先述の『蜜蜂と遠雷』に登場するプロコのピアノ・コンチェルトを聴いて、
ようやくその面白さに気付いたのです。
さて、『ロメオとジュリエット』。
吹奏楽コンクールで、
腕に覚えのある団体が演奏するのをよく耳にしましたが、
非常に現代的な響きのある箇所だったり、
超絶技巧系な箇所の印象が強く、
バレエ音楽全体をまるで知りませんでした。
練習スタートを機に、
組曲版はもちろんですが、
全曲版の CD も購入して聴いてみました。
プロコの『ロメジュリ』と言えば、
難解な作品だと思い込んでいましたが、
全くの思い込みだったことに気付かされました。
コンクールで聴く「一部分」の印象が強烈過ぎたのでしょうな。
全曲を聴けば、
とてもロマンチックな音楽だと思います。
12月3日(金)は、
フルート × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 2
ホルン × 2
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1
そして私の計17人で合奏しました。
合奏の話はちょっと置いておいて、
見納めが近づいてきている相国寺の紅葉の写真を載せます。
12月3日の朝の撮影。


昨日の時雨で濡れた葉が朝日に映えるのでは、と思い、
いつものように相国寺に行ってきました。
フォーカス2021年11月27日
11月26日(金)は、
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 3
ホルン × 2
ユーフォニアム × 1
テューバ × 2
そして私の計17人で合奏しました。
※※※
朝イチで『リスペクト』を観に行きました。
アレサ・フランクリンの伝記映画です。
ミュージシャンにまつわる映画ですぐに思い付くのといえば、
何と言っても『ボヘミアン・ラプソディ』でしょうか。
圧巻でしたな。
私としては、
クリント・イーストウッド監督の『ジャージー・ボーイズ』が大好きです。
ほかにも、
エルトン・ジョンを描いた『ロケットマン』など、
実在のミュージシャンを扱った映画は枚挙に暇がないのですが、
共通しているなぁと思うのは、
成功までの雌伏のとき、
成功後の絶頂期、
その後の転落、
そして復活という流れです。
という視点から語ると、
ジュディ・ガーランドの晩年に絞り込んだ『ジュディ 虹の彼方に』は異色作かも知れません。
「転落」に絞り込んでいると言っていいかと思うのです。
映画作りに潔さを感じた作品です。
こういう姿勢は大いに学ばなければなりません。
今日の合奏で採り上げたのは、
新譜の『ロメオとジュリエット』。
プロコフィエフ作曲の大変難しい楽譜です。
初回ということもあり、
とにかく多くの小節を経験してみようとしたのですが、
やはり漫然としてしまいました。
何を練習しようとしているのか、
私からのメッセージは伝わらなかったのではないかと思います。
どこにフォーカスするかというのは、
とても難しいです。
定点観測2021年11月26日

ほぼ毎日観察し続けている相国寺の紅葉。
11月25日の朝です。
かなり朱色寄りのグラデーションになってきました。
最近やたらと「スピード感」という言葉を耳にします。
「スピード感をもって政策を実行」だとか、
「社の方針をスピード感をもって決定」だとか、
何だか聞こえはいいですな。
私自身どうかというと、
日課に関しては「スピード感をもって実行」するのを旨としています。
指揮の基本練習にしても、
ピアノの音階練習にしても、
忙しくて今日は出来なかったという言い訳を自分に対してしたくないので。
お手洗いに行ったり、
着替えたりという、
朝起きてすぐのルーティーンを済ませた上での日課ではありますが、
寝坊してしまって家を出るまでの時間が足りないというときは、
服を着ていようがいまいが、
お腹が痛かろうがどうしようが、
とにかくタクトを握ることにしています。
腕・肩のストレッチをプラスしても15分もかからないので、
とにかく振り始めます。
という感じの「スピード感」は心掛けるのですが、
政治や企業の方針決定に「スピード感」と聞くと、
耳に心地よいものの、
本当に大丈夫か?
「拙速」に陥ってないか?
と心配になります。
これまた私自身、
仕事に関してですが、
その日一日で終わる仕事の場合、
物凄い集中力で早く終わらせようとすることが多いです。
一刻も早く仕事を終わらせ呑みに行くぞ、
という体内時計が未だに動いているからです。
(呑みに行く店もない状態なのですが。。。)
が、長いスパンで取り組まなければならない仕事の場合、
「スピード感」をもって取り組むと、
独りよがりに陥ったり、
何度も何度もやり直しが発生したりと、
何かとうまくいかないことが多いんですな。
こういうときは「拙速にならないよう」心掛けます。
今の世の中、
何でもかんでも「スピード感」優先になっていないか、
心配です。
紅葉2021年11月20日
近所の相国寺の紅葉を毎年撮っているので、
今年もアップします。

連日10度以上の寒暖差があるので、
今年の紅葉は割と早いのかなと思ったのですが、
1年前の写真と見比べると、
今年の方がほんの少し遅めかもしれません。
朱の入り具合はというと、
これまた微妙。
葉によっては茶枯れしてしまっているようなのもあるし、
あるいは先端部が灰色になってしまっていたり。
はたまた歯の隅々まで綺麗に朱が入っているのもあります。
今年の紅葉の出来映えはどうなんでしょうか。
このところ、金曜日はテレワークというのが殆どでした。
が、11月19日(金)は久々の出社日でした。
もしかすると練習に遅れるか、
欠席せざるを得ないかと思っていました。
有難いことに割と早めに退勤できて、
京都に戻ってきたのが18時頃。
ふと空を見上げると、
なにやら月が変なのです。
「あっ、そうか、月食は今日やったか」と気付きました。
空を見上げているのは私だけではありませんでした。
部分月食らしいのですが、
殆ど皆既月食といっていいくらい欠けていました。
※※※
空を見上げて思い出したことがあります。
指揮棒を振る基本練習をする際、
高さを変えることを自らに課しています。
具体的に言うと、
目の前のオーケストラを指揮するイメージで振るときはノーマルの高さ、
客席奥のバンダ部隊を指揮するイメージの際は中空の高さ、
三階席のソリストを指揮するイメージでは高空、
というように振る位置を変えます。
このイメージでも充分練習になるのですが、
最近、ちょっとマンネリ化してきていて、
腕の動きが小さくなっているように思えます。
それで、もっとデカいイメージに変えることにしました。
ノーマルの高さの時は、
クイーンが10万人の観衆の前で演奏しているイメージ。
高空は、
渡り鳥を指揮しているイメージ。
中空の時は何をイメージしてたかな?
ちょいと忘れました。
いずれも、こじんまりしてたら気持ちが伝わらないだろうから、
自然と腕の振りが大きくなります。
きっと実際の指揮に役立つことと思います。
11月19日(金)は、
そんなこんなで、
フルート × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
トランペット × 3
ホルン × 2
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 2
テューバ × 2
そして私の計21人で合奏しました。
2週間ぶりに20人突破です。
以前から気になっていた『ミュジコフィリア』という映画を観ました。
TOHOシネマズ二条にでかでかとポスターが貼り出されていたのをきっかけに、
ネットで調べたところ、
京都を舞台にした音楽にまつわる作品とのこと。
そんなこんなで京都先行上映となったようです。
山崎育三郎さんがピアノを弾くのは当然かと思いますが、
主演の井之脇海さんもピアノを弾きこなすのには驚きました。
きっと私が知らなかっただけなんですが。
そして何より度肝を抜かれたのが、
松本穂香さんのパンチ力のある歌声でした。
お腹に響きましたな。
劇中で『小石のうた』という楽曲を歌われるのですが、
「小石」という歌詞が、
「恋し」とも受け取られて、
作品の世界観をさらに広げているように感じられました。
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