2014年09月
『るろ剣』完結編の上映がスタートした9月13日(土)。
やっぱり凄い人が劇場に詰めかけていました。
私は観ませんが。
『舞妓はレディ』もスタート。
観たいけど、これも混んでるやろな…
ってことでパス。
そこで浮上してきたのが『イン・ザ・ヒーロー』。
スーツ・アクターを描いた映画。
あまり興味なかったんですが、まっ、何となくこれに決定。
(土)午後、しかも『るろ剣』人気の窓口行列を避けるべくネット予約。
すると、予約画面がエラーを起こしました。
他の人に一瞬の差で席を取られてしまったのです。
(後ほど劇場でどんな人に負けたのか確認)
ははぁ~、(土)ってのはこんなに混むんですな。
ままっ、別の席が確保できたので問題ないのですが、平日大好きの私にはビックリな現象です。
観始めて数分、笑ったり泣いたり、まぁ映画に引き込まれることこの上なし!
あっという間の2時間!
仕事への誇り、思い通りにいかない仕事に対する葛藤、家族への愛情、仕事仲間の友情、師弟愛、武士道、若者の成長、兄弟愛…
とにかくいろんな要素が詰め込まれているのに散漫になることなく、見事に収斂していました。
主演の唐沢寿明さんのブレない姿勢が反映されているのだと思いました。
いやぁ~、見事に裏切られました!
もしかすると、今年観た最高の一本かも(あくまで主観)
勤務変更2014年9月13日
毎週一回は夜勤をするというのがこれまでの勤務シフトでした。
夜勤というときつそうなイメージがあると思いますが、慣れるとそうでもないのです。
仮眠時間が3時間「はある」と思えばどうってことはないです。
(徹マンして5時寝8時起きで日勤するほうがしんどい)
ありがたいのは自由に使える昼間が沢山あること。
例えば、木曜日に夜勤だとすると、(木)18時~(金)10時の16時間が夜勤タイムなので、(木)(金)昼間は空いている訳です。
(土)=時短休日、(日)=公休日だとすると、4連休と言えなくもない。
一サラリーマンである私がなぜこんなにも「ひとりごと」を書いてこれたかというと、この勤務体系のおかげかも。
映画鑑賞にしたって、泊まる前に1本観て、夜勤明けでバッチリ辛いカレーを食べて目をパッチリさせて1本観て、時短休日と公休日に1本ずつ観て、なんてことができました。
しかし、このところ夜勤がしんどくなってきました。
つい居眠りしてしまうことが多くなってきていました。
仮眠時間が3時間「しかない」と感じられるようになりました。
それでも明けの映画鑑賞は楽しみだったのです。
が、8月に京都シネマでかかっていた『麦の穂をゆらす風』(巨匠ケン・ローチ監督の名作)のリバイバルを明けで観た際、いつも通りの大辛カレーでバッチリ体調を整えたにもかかわらず、途中何度か落っこちてしまったし、疲れすぎて逆にじっとしていられなくて(体を伸ばしたくなる)途中退席しようかと何度も思いました。
もうそろそろ夜勤も限界かと思い始めていたところで、勤務変更により週一回の泊まり勤務をしなくてよいことになりました。
ようやく自然なリズムのもとで働くことができるのです。
と同時に、この歳になってようやく普通のサラリーマンさんのように出勤することになり、ちょいと疲れています。
ホントに情けない話ですが、毎日毎日昼間の勤務(日勤)するのが苦痛なのです。
当たり前のことですが、毎日毎日浴びるように呑んでいては翌日がしんどく、疲れがたまっていくばかりです。
食生活に気を付けないといけません。
休みの前に多くの人が呑みに行く理由が今更のように分かってきました。
かと言って、休み前に暴飲暴食すると、せっかくの休みが台無しになってしまいます。
いい休日を過ごしたければ、そこんとこもちゃんと考えんと。
まっ、それでも夜勤しなくていいのはありがたいことです。
また、自由な昼間が少なくなったことで、スコアを読む姿勢が少し変わりました。
これまでは「また次の自由な昼間に読んだらいいや」とさぼったらそのまんま、ということも多かったのです。
が、「今読んどかんといつ読めるか分からんし、読も」となるのです。
まだまだこのリズムに慣れませんが、きっとこのほうがよいリズムな筈なので、早く慣れようと思います。
長時間合奏をしていると、手のひらが汗にまみれてベタベタになってしまいます。
せせらぎコンサートはいつも7月初めですから、本番に向けての6月は特に練習が長時間に及ぶことが多いです。
手のベタベタは相当なものになります。
梅雨時ですから尚更です。
休憩時間、手を洗います。
水だけでもいいのですが、できれば石鹸で。
すると、スカッとします。
手がそんなだから体中に汗が纏わりついているのですが、手を洗っただけで全然気持ちが違います。
もちろん、合奏を再開すればまたベタつくのは分かっています。
それでも一瞬の解放感!
また頑張ろうという気になれるのです。
※※※
さて、映画を観る楽しみの一つに、全く知らない世界に触れることができるというのがあります。
最近観た映画『クライマー パタゴニアの彼方へ』は、そう、全くかかわったことのないクライミングの世界のドキュメンタリーでした。
南米パタゴニアにそそり立つ標高3,102m の「セロトーレ」。
山と言うより「岩でできた尖塔」と言うほうがしっくりきます。
その「セロトーレ」にフリー・クライミング、つまり素手で登ろうというのです。
(安全確保のためのロープは使うのですが)
挑戦するのはデビッド・ラマという若者。
オーストリア人の母とネパール人の父の間に生まれた彼は、幼少期から類稀なる身体能力を持っていたそうです。
でも、人懐っこい笑顔の青年で、どことなくネイマール(ブラジルのサッカー選手の)に似てるなと思いました。
素手で岩にしがみつきながら、よじ登っていくシーンが延々と続きます。
「その岩、脆そうやな。剥がれ落ちてしまうんちゃうか…」と思いながら画面に食い入ります。
ふと気がつくと、私の手のひらはじっとり濡れていました。
そもそも高いところが怖い私にとり、ホラー映画以上の怖さに打ちのめされました。
作り物じゃありません、ドキュメンタリーですから。
終映後、手を洗って少し落ち着きましたが、ホントにドキドキしました。
中学1年生で吹奏楽部に入部。
当たり前のことですが、入部即合奏参加ではありません。
来る日も来る日もマウスピースをブーブーやる練習が続き、ようやく楽器を持たしてもらったと思ったら今度は何日もロングトーン練習、何とか音が安定してきたので音階を教えてもらい…
こんな日々を経てやっと上級生たちの合奏に少しずつ混ぜてもらうことになります。
(トランペットのK星くんとはこの時以来の付き合いだから、もう30年以上、いや、そのうちに40年になるなぁ~)
6月に円山音楽堂で開催の吹奏楽祭。
これが私にとっての初本番でした。
演奏した曲はオリヴァドーティ作曲『序曲「イシターの凱旋」』、ともう一曲(忘れました…)
8月には吹奏楽コンクール。
課題曲はジェイガー作曲『ジュビラーテ』。
(せせらぎコンサートで演奏した『シンフォニア・ノビリッシマ』の作曲者)
自由曲はアルフレッド・リード作曲『序曲「インペラトリクス」』。
(こちらは『第5組曲』の作曲者)
いずれも吹奏楽オリジナル曲。
すなわち、最初から吹奏楽という編成で演奏することを想定して書かれた曲です。
管弦楽編成を編曲したものでも、ポップスを吹奏楽に編曲したものでもありません。
吹奏楽オリジナル曲には、『序曲「ホニャララ」』という曲名の作品がなぜか多いのです。
形式は「急・緩・急」の3部形式。
曲の前半部はテンポが速く、中間部でゆったりし、後半部はまた速くなるという形式です。
序曲と付かなくても3部形式の曲が不思議と多いのです。
有名な『吹奏楽のための民話』も、確か序曲は付かなかったと思いますが、やっぱり3部形式でした。
(ちなみに、序曲=3部形式とは限りません。
逆に、オペラの序曲で3部形式のものが思い浮かばないくらいです。
序曲とは本来、「序」の曲、すなわちこれから始まる物語の導入を成すか、物語全体を短く集約した曲、である筈です)
それじゃ、どの曲も似たりよったりで飽きてしまうんじゃないか、というとそうじゃない。
他の人のことはわかりませんが私は飽きたりしませんでした。
いや、むしろ好きだったと言えるでしょう。
特に柔らかい中間部がいいかな。
妙に哀愁を帯びた旋律が少年の心の琴線に触れたのかもしれません(⇒恥ずかしいこと書いてしまった!)
9月5日にスティーヴン・ライニキー作曲『セドナ』を初めて合奏しました。
ライニキーの曲にせせらぎが取り組むのは2回目です。
1回目は10年くらい前になると思いますが、『ホープタウンの休日』という曲でした。
本番使用の予定のない練習曲として取り組んだのでした。
そして、3部形式の曲でした。
で、『セドナ』。
やっぱり3部形式。
たった一つ(だと思う)主題を、よくもこれだけ展開させたな、と感心します。
『セドナ』は練習曲ではなく、10月13日に開催する「バンビオLIVE!vol.3」で演奏する予定です。
9月5日の初合奏は油断なくテンポを抑え気味でやってみましたが、テンポを上げても大丈夫のような感触がありました。
この手の曲は私だけでなく、長年吹奏楽に親しんできたせせらぎのメンバーにとり、楽譜情報が読み取りやすいのかもしれません。
次回は本番想定のテンポにアップしてもいいでしょう。
NHK の連続テレビ小説『花子とアン』。
左利きの吉高由里子さんが翻訳家の村岡花子さんをどう演じるのか。
(おそらく村岡花子さんは右利きだろうと思われるので)
それが気になって何とはなしに観ていたら、鈴木亮平さん演じる村岡印刷さんとの恋愛のくだり辺りから観る頻度が高くなっていきました。
とにかく高視聴率を稼いでいる人気番組で、勤め先の近所の丸善ジュンク堂には村岡花子さん翻訳の『赤毛のアン』が平積みしてあります。
その全12巻セットを衝動買いしてしまいました。
実はそれだけでなく、村岡花子さんの訳とは知らなかった『フランダースの犬』も買っちゃいました。
まずは『フランダースの犬』を読みました。
私はアニメすらも観たことがなく、全く初めてこの物語に触れ合いました。
ただし、アニメの最終回だけは『アニメ名場面集』みたいな番組で観たことがあります。
今になって思えば、そうやってエンディングを知っていて助かったなと思いました。
というのは、『フランダースの犬』を読み終えたのは、朝の通勤電車の4人掛けシートで、だったのです。
何度も何度も読みつかえ、上を向いて目を乾かさないことには先に進めないのでした。
ここのところ、どうしようもなく観に行きたいと思える映画が少ないのです。
というのも、あまりにも観るペースが速すぎて、凄く楽しみな映画の公開のほうが追い付かないからかも知れません。
あるいは、いわゆる大作が多過ぎて、私が観たいようなこじんまりとした映画(人はそういうのをB級映画と呼ぶのでしょうか)が少ないのかも知れません。
そんな中、『リトル・フォレスト 夏・秋』はとても楽しみにしていた映画でした。
映画を観てから数日経ちますが、今でもじんわりと良さが沁み渡っています。
夜勤明けの次の次の日、バッチリ体調を整えて観に行きました。
大正解でした。
夜勤明けなんかで観たら、せっかくの映画時間をたんなる睡眠の時間にしてしまったことでしょう。
それほどに静かで何の事件も起こらない映画でした。
それだけに生きること、食べること、じっくり考えさせられました。
映画の舞台は岩手県奥州市衣川(ころもがわ)の農村。
平泉の、川を挟んだ北側です。
我が家の伝承では、千年前には彼の地で暮らしていたとのこと。
「この風景、なぜか知っている」などということはありませんが、不思議と惹かれるものがありました。
おそらくお墓参りに行く大阪・能勢町の雰囲気にも近いから、というのが理由だと思うのですが。
「冬・春」編は来年の2月に公開だそうです。
私は勝手に一月ずらしの10月くらいから公開だと思い込んでいました(るろ剣のように)
ちょいと先ですが、楽しみに待つこととしましょう。
私、常々申しているかと思うのですが、殊更に大きい音が必要だとは思っておりません。
よく通る音は必要だと思いますが。
大切なのは美しい音色で、揃っていること。
それで充分に音が通るのです。
大きくても音が汚かったりパートでバラバラだったりすると、よく聴こえないものなのです。
私の経験がそう言っています。
何年も前ですが、『ディスコ・キッド』を練習していた時の話。
ホルンはY﨑さんとH谷さんの二人だけでしたが、
音色が美しく揃っているのでよく聴こえるのです。
なかなか信じてもらえないかも知れないのですが、ホントです。
一度、演奏を一休みして指揮者の位置で聴いてみたらよく分かります。
人手不足でパワー不足を嘆いているパートがあると思いますが、二人の音色が美しいので実はよく聴こえています。
音量を求めて力んでしまうことなく、今のペースで音色を磨いていってほしいなと思っています。
北野天満宮のすぐ東側にある上七軒歌舞練場。
夏の間、ここでビアガーデンをやっていると知ったのが数年前。
(実は昭和30年頃に始まったそうです)
一度行ってみたいなあと思っていました。
先日、通勤途上で、社の同期のK林M典くんとばったり出会いました。
もともと吹田市に住んでいたので、大阪に通勤するにはそのほうが便利なのに、
訳あって今は京都の松ヶ崎に住んでいます。
京都で暮らすのが長年の夢だったそうで、
自転車で京都中を走り回っているそうです。
「こりゃ、ええ相方が見つかったわい」ということでK.M.を誘ったら二つ返事でOK。
てな訳で二人で繰り出してきました。

何度か散歩中に通ったことがありますが、
夜に、しかもビアガーデン営業中に来たのは初めて。
なんだか『千と千尋の神隠し』の世界に迷い込んだかのようです。
猛暑が過ぎ去ったので予約なしで大丈夫やろと思っとったんですが、
なんのなんの、ビア「ガーデン」にあたる中庭は満席。
私たちは通常の室内に案内されました。
暑さ厳しき折は、ガーデンよりも冷房の効いた室内のほうが実はありがたいのかもしれませんが、
ちょっぴり残念。
生ビールに枝豆、冷奴といった定番でスタートしたら、
程なくして舞妓さんが挨拶に来てくれました。
そういうサービスがあるらしいというのはホームページやら新聞記事とかで知ってはいましたが、
実際に来てくれるとやっぱり嬉しいもんです。
華やぎます。
訊くと、岡山出身の15歳。
凄いね、ホント頑張るね。
もうすぐ公開の周防監督の『舞妓はレディ』も楽しみですな。
呑み始めて1時間ほど経った頃でしょうか、
「縁側の席が空きましたけど、移らはります?」と聞かれたので、
ジョッキを抱えて喜んで席を移動。
ガーデンもいいけど、ガーデンを望む縁側も格別。
ってな訳で、縁側から中庭に向けて1枚パシャ!

池を吹き渡る風がとても涼しくて快適。
と、程なくして今度は芸妓さんが挨拶に来てくれました。
K.M.の隣に座ってひとしきりおしゃべり。
おいおい、K.M.、喜び過ぎとちゃうか?
(私も…)
かくして幻想的な夜は更けてゆくのでありました。
今や縁側のあるお家は少なくなってしまったかも知れませんが、
縁側っていいなと思います。
安らぎます。
近所の酒房「たなかや」は京都の古民家を改装したお店ですが、
現在カウンターとなっている場所はもともと濡れ縁だったそうで、
その向かいの厨房は中庭だったそうです。
いつもなんだか落ち着くなと思っていましたが、
そういうことだからかも知れません。
また、縁側の下の空間って不思議です。
子供の頃は怖くて潜ることなんてとてもできませんでした。
『トトロ』のメイちゃん、凄いなって思います。
唐突ですが、宇宙戦艦ヤマトは宇宙船であるのに、なぜ船の形なのか?
『宇宙戦艦ヤマト2199』でも明確な答えはありませんでしたが、
おそらく目的地であるイスカンダル星に「着陸」ではなく「着水」するためだったからではないでしょうか。
ヤマトがイスカンダルの海に辿り着いて、
沖田艦長が佐渡先生(医師)とともに夕焼けの甲板に佇むシーンがあります。
私にはそれが縁側でのんびりするように感じられたのです。
このように家の端っこであるとか、艦の端っこであるとか、
あるいは湯端(ゆばた)っていうのも大切かも知れません。
そんなところでボーっとするのはとても大事なことなんじゃないかと思います。
そういえば、信じられないことですがホントに秋めいてきました。
お湯に浸かるのにちょうどいい季節になってきました。
湯上がりもさっぱりして気持ちよいし。
どこか遠くへ出掛けたいなぁとウズウズしてきます。
吉川英治著『黒田如水(じょすい)』。
吉川英治さんの全作品を網羅した「吉川英治文庫」の91冊目。
かつて講談社から刊行されていました(おそらくもう絶版ではないでしょうか)
昭和51年3月10日に第2刷発行されたものを、
私は昭和53年4月1日から5月3日にかけて読んでいました。
ネームスタンプ、蔵書印とともにタイムスタンプも押してあるので確かです。
中学1年生になりたての頃。
中学校に入学し、吹奏楽部を見学し、やがて正式入部する、
という正にその時期に読んでいた本です。
この本を読んだ記憶は確かにあります。
が、内容は全く覚えていません。
今ちょうど大河ドラマ『軍師官兵衛』を放送しているので、
少年時代に読んだ小説『黒田如水』を読み返してみたくなったのです。
ちなみに、「如水」という号をいつから、どのようなきっかけで名乗りだしたのか知りませんが、
とにもかくにも黒田如水=黒田官兵衛です。
『黒田如水』は官兵衛30歳から36歳の頃に絞り込んだ小説でした。
織田と毛利に挟まれ、明らかに毛利の影響下に置かれている播磨の地で、
必ず織田の時代が来ることを説いて回り、
竹中半兵衛とともに秀吉の麾下として戦い、
織田を裏切った荒木村重の奸計により伊丹城に一年以上囚われ、
忠臣によって救出され復活する。
特に囚われの身になってなお強じんな精神力を失わなかったことを中心に描かれていました。
なので、中国大返しとか、
現在放送中の九州攻めとかには話が至りません。
そりゃ、小学7年生とも言っていい時期に読んでも頭に残りませんわな。
今ならありがたいことに、
官兵衛=岡田准一さん
栗山善助=濱田岳さん
母里太兵衛=速水もこみちさん
秀吉=竹中直人さん
竹中半兵衛=谷原章介さん
荒木村重=田中哲司さん
などとイメージするとスラスラ読めていきました。
大河ドラマを観ていると、
やっぱり官兵衛役の岡田准一さんが凄くいいと思うんですね。
鍛えてるな、研究してるな、っていうのがよく伝わってくるし。
また、黒田家の家臣団の結束たるや、これまた凄いですわな。
昔から好きな濱田岳さんの味わいたるや素晴らしいし、
意外にも速水もこみちさんの武者振りがとてもいい。
小説を読みながら彼らの姿を思い浮かべると、
さらに深みを増すような感がありました。
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