夏の甲子園、ベスト・ゲーム2019年8月24日

と言えばやはり、
3回戦の「星稜 vs 智弁和歌山」ではないでしょうか。

延長タイブレークに突入しているのに、
両者譲らず、
1点も入らないイニングが続くのが凄い。

ノーアウト1、2塁。
送りバント。
両投手ともナイス・フィールディングで3塁フォース・アウト。
これが何度も繰り返されるのです。

最終的には後攻めの星稜にスリーラン・ホームランが飛び出し、
星稜のサヨナラ勝ちで決着するのですが、
いつまでも見続けていたい、
そんな試合でした。

試合終了と同時に、
勝った星稜の選手からも、
敗れた智弁和歌山の選手からも、
緊張の糸が切れたかのように噴き出す涙。
テレビで観ているだけの私も感極まりました。

智弁和歌山の投手が、
負けはしたけれども楽しかった、
インタビューでそんなニュアンスのことを言っていたと思います。

ゾーンに入っていたのでしょうね。

野球と音楽ではまるで違うかもしれませんが、
無の境地で、
無我夢中で演奏すること、
ありますわな。

きっと似た感覚なのではないかと思います。

久しぶりの合奏が、大雨に見舞われる2019年8月24日

8月23日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 3
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 8
アルト・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 5
ホルン × 2
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 1
パーカッション × 2

そして私の計27人で合奏しました。

ぼちぼち退勤しようかと思って窓の外を見ると、
隣のビルが見えないくらいの大雨。
気象レーダーを見てみると80ミリを超える表示です。
傘が役に立ちそうもありません。

小振りになった瞬間を見計らって社を出ましたが、
阪急電車に遅れが発生していました。
JRでなくて私鉄に遅れが出るくらいですから、
尋常ではない振り方だったのでしょう。

それでも何とかスタジオに到着することが出来ました。

合奏が2週ありませんでしたが、
そんなに違和感なく合わせることが出来たかなと思います。

『美空ひばりメドレー』にいたってはコンサート以来なので約1か月半ぶり。
技術的にはやや「?」なところもありましたが、
初見の楽曲に取り組んでいるかのような緊張感があって良かったと思います。

一度作り上げた楽曲を、
時間をあけてやってみるのも悪くないですな。