仲間を探す2019年11月25日

合奏で大切なことの一つに、
自分の担当する楽譜と同じ動きをする他の楽器を探すことがあります。
私が事前にスコアを読んで合奏の準備をする際にも、
そのことに一番気を付けています。

『トリトン・デュアリティ』では、
こういった仲間探しがとても難しいのです。
スコアを見てもなかなか分からないのですから、
奏者の皆さんが全員合奏だけで仲間を見つけるのは、
もっともっと難しいだろうと思います。

そこで役立つのが、
コラールの練習だと思うのです。
ゆったりした流れに身をゆだねつつ耳をすませば、
仲間の音がよく聴こえると思います。
感覚を磨いてもらえればよいなと思います。

(ただし、
『トリトン・デュアリティ』は難し過ぎるので、
すぐに役立つとは期待しないでほしいのですが)