音色を変えてみると2020年4月7日

4月10日(金)に合奏再開の予定でしたが、
再開延期となりました。

スコア・リーディングして、
頭の中で音をイメージする。
これまではそんな読み方がメインでした。

最近は電子ピアノ(クラビノーバ)を弾いて音を確かめる、
という勉強時間が多くなりました。
生の吹奏楽の音を聴くことが出来ませんので、
特に重要な勉強方法だと思います。

ただし、「弾く」というのはおこがましい。
楽譜通りに鍵盤に指を乗せ、
「せーのー」で一斉に押し、
和音を確かめる。
そんな弾き方です。

スラスラ~っと弾けたらイイのですが、
中途半端な稽古しかしてこなかったもので、
こんな弾き方しか出来ません。

複雑なスコアだと、
すべての楽器をハ長調に直すコンデンス作業してからでないととても弾けませんが、
ある程度の難易度のスコアまでは、
その場で読み下して音を確かめることが出来ます。
長年、移調楽器だらけの吹奏楽の指揮をしてきた強みかなぁ~と思います。

さて、クラビノーバですが、
ピアノ音色のままだと音の減衰によって和音確認の時間が短く終わってしまいます。
平均律のため響きにも違和感を感じてしまいます。

そこで音色をオルガンに変えることが多いです。
減衰しないのでじっくり聴くことが出来ますし、
ペダルを踏んでおけばある程度の時間は音を持続してくれますので、
その間に次の和音に指を合わせて、
準備出来たらペダルを離して弾く、
ということも出来て有難い。

また、音色を変えたところで平均律には違いないのですが、
オルガン音色の方が響きの違和感が圧倒的に少ないのです。

ホントに助かってます。