内幕を少し…2025年7月7日
7月6日(日)。
呉竹文化センターで「第37回せせらぎコンサート」を開催いたしました。
どうもありがとうございました。
いつものように参加メンバーから。
ピッコロ、フルート × 4
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 10
アルト・クラリネット × 1(B♭クラリネット持替)
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 2
トランペット、コルネット × 8
ホルン × 5
トロンボーン × 6
ユーフォニアム × 3(ストリング・ベース持替)
テューバ × 4
パーカッション × 3
そして私の計54人。
以上は合奏形態での編成で記載しています。
また、
あくまでも本番の舞台に上がったメンバーで記載しています。
言い訳めいた書き方をしておりますが、
これまで頑張ってきた楽員の一人が熱中症のため出演できなくなりました。
大変残念であるとともに、
具合はどうでしょうか?
本番に向けてはパート割を考え直さねばならなくなりましたが、
この日に至るまでひたすらスコアを読み、
暗譜振りできるようにしておいたことが功を奏しました。
速攻で対策が練り上がったからです。
私の対策はドライ過ぎる批判があるのも承知です。
「その音はなくしたらあかんやろ」と思われる音も、
平気でカットしてしまったので。
しかし、
コロナ禍の「せせらぎコンサート」でカットした音は、
その比ではありません。
あの時期に「無いものねだりをしたらあかん」ことを刷り込まれました。
ということを分かってゲネプロに臨んだ筈なのに、
「ああ、あの音がなかったな~」と物思いに耽りながら振っていたら、
『エル・カミーノ・レアル』の中間部、
7拍子であるべきところを8拍子にしてしまいました。
「あれ、タイミングがズレてるな」
と思ったのですが、
私が間違ったせいです。
何とか2~3小節間違えたあとは修正できたのですが、
ビックリさせてしまったと思います。
申し訳ありません。
さらに『エル・カミーノ・レアル』の終結部、
3拍子が2拍子に変わるのに、
3拍子のまま振ってしまい、
ホントに曲の最後なので胡麻化しました。
済みません。
どちらもシレっとやり過ごしました。
常々、
奏者の皆さんに、
「ミスしても知らん顔で次に進もう」と言っているので。
さらに『幻想交響曲』でも、
フーガ風の中間部でどの小節にいるのか分からなくなり、
内心かなり焦りました。
いずれも本番では修正できたので事無きを得ています。
それとは別に、
本番で、
1小節すっ飛ばしたように感じた箇所が『幻想交響曲』でありました。
私がすっ飛ばしたのを、
奏者の皆さんが「間違った私」に合わせてくれたのでは?
と思ったのですが、
録音を聴いたらセーフでした。
ちゃんと楽譜通りの進行でした。
いやはや、
危ないところでした。
指揮者目線だとこんな感じで綱渡りしていました。
プレイヤー目線だとまた違った綱渡りがあると思いますが、
それは伏せておきましょう。