合奏をどう進めるか?2012年11月17日

一週間に一回の合奏でどうやって演奏会に臨むか?
悩ましい永遠のテーマですが、
10月に開いたミニ・コンサート「バンビオLIVE」の手法を
来年のせせらぎコンサートに向けても採用してみようか、
と考えているところです。

一つの曲に対して、
通して(全体像の把握)、
小返しして(要チェック・ポイントの練習)、
もう一度通す(確認作業)。
本当はこれくらいやりたいんですが、
時間がない。
(A)という曲にこれだけの時間を費やすことで、
これまで積み上げてきた筈の(B)という曲を忘れてしまう、
ってのはよくあることです。

そこで、演奏会まで時間のある今の時期に、
通すのをやめ、
各曲とも小返しだけで進めていく。
どの曲にも浅い入り方しかできないかもしれないけれど、
多くの曲が身についていくような気がします。

深く音楽を作っていくのは演奏会の少し前から。
(A)に集中的に取り組んでも、
もはや(B)を忘れてしまう危険は減っているでしょうから。

しかし、良いこともあれば良くないこともあると思います。
演奏会の少し前には楽譜そのものの習熟はできている前提ですが、
そうとは限らないのが音楽作りってものですから。

いろいろ考えていきたいし、
また、
ご意見もお待ちしております。