トラブルはかくも重なる…2012年11月27日

先日、映画『009 RE:CYBORG』を観に行きました。
アニメ『サイボーグ009(ゼロゼロナイン)』です。
石ノ森章太郎さん原作のこの作品、
サイボーグ戦士の対峙する敵は、何と“神”。
非常に見ごたえのある作品だと新聞で読んでいたのでした。
もちろん、子供の頃に観たテレビアニメがどんなに進化したのか、
それを観たかったのが大きいのですが。

3Dはしんどいので普通に2Dで観るほうが好きなのですが、
3Dしかかかっていない時間帯にしか映画館を訪れることができませんでした。
やむなく400円多く払っての鑑賞です。
えっ?400円?
この劇場では3D代金300円に3Dメガネ代100円をプラスするのでした。
そして3Dメガネを持ち帰ることができます。
次からはこれを持ってくれば300円でOK。
別に要らんのやけど…って思ってたら『009』の3Dはかなり自然な仕上がり。
これなら3Dもええな、と思いました。

と、久しぶりの3Dを楽しんでいたら、
お手洗いがどうしても我慢できなくなり、
中座してトイレに飛び込んでしまいました。
開映までにちゃんとトイレを済ませるので、
映画の最中に行くなんて、何年ぶりでしょうか?
数分のストーリーがすっ飛んでしまいました。

サイボーグ戦士が核ミサイルの着弾を食い止めるクライマックス。
009がミサイルに取り付こうとする寸前で、
急に画面が暗くなり、
逆に会場が明るくなりました。
すぐに停電だと分かりました。
かなり前ですが、同じことが起こったことがあるのです。

以前は、停電後も自走したフィルムを巻き戻すことができず、
約3分の映像を飛ばしたところから再開することしかできませんでした。
私は係員に危機管理がなっていないと噛み付いたものです。

その教訓が生かされたのかどうかは分かりませんが、
今回は約3分巻き戻したポイントから再開してくれました。

それにしても、
重なるときは重なるもんだな、
とつくづく思いました。