九州、秘湯巡りの旅~その1~2012年12月4日

社員旅行の幹事を10年間続けてきました。
10回目の今回は九州へ行ってきました。
またしても脱線しておりますが、
いろいろと見聞を広げることは大切だと思いますので、
ちょいとこのネタでいかせてもらいます。

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馴染みやすいように「社員旅行」という言葉を使っていますが、
実は私の勤め先では、
社員旅行のことを「全舷」と呼びます。
これはそもそも海軍用語でして、
左舷の乗組員も右舷の乗組員も、
全舷側の乗組員が陸に上がって休息することを
「全舷休息」というのだそうです。
軍艦なので「全舷休息」という訳にはいかず、
半数の乗組員は艦内に居残りと言う場合は
「半舷休息」というそうです。

我が社の「全舷」、
全社の「全舷」ではなく、
部署単位の「全舷」です。
また、半数の部員が居残りとなるケースでも、
「半舷」とは呼ばず「全舷」と言い習わされています。
もやはローカル用語といっていいかと思います。

この、我が社の「全舷」、
かつては会社からの補助があったのですが、
それは古き善き時代の話。
現在では一銭も出ません。
なので公的には社員旅行を意味した「全舷」は消滅しているのですが、
完全自腹で「全舷」を続けている部署もあります。

で、私が幹事を続けている「全舷」とは、
10年前は同じ部署だったものの、
今では人事異動で異なる部署に在籍していたり、
定年退職でOBとなっていたりする人たちが、
温泉好きという共通項で繋がって一緒に旅をするという、
「全舷」という名を借りた、
部署の親睦などとは関係ない温泉好きのグループ旅行なのです。

で、毎回毎回どこを旅するか?
メンバーの皆さんに相談することもあるんですが、
殆んど私が行きたいところへ引き摺りまわすことになります。

今回の大目標は、
秘湯を巡ると同時に、
帰路は鹿児島から大阪まで乗り換えなしで新幹線で帰ってくる。
これです!

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12/2(日)、新大阪駅からまずは博多に向けて「のぞみ」で出発です。
と、ここからが本題であるにもかかわらず、
温泉疲れが出てきました。
瞼が重くてしようがないです。
続きは次の機会とさせてください…