九州、秘湯巡りの旅~その2~2012年12月5日

博多に到着した私たちは、
特急「ゆふいんの森」に乗り換えました。
博多から鹿児島本線を走って久留米に至り、
そこからは久大本線で由布院に向かう観光列車です。

グリーンをベースに、ゴールドのラインが入った素敵な車体。
乗降口から階段を二段上がるハイ・デッカーなので見晴らしがよく、
ウッディーな内装は落ち着きを与えてくれます。
ずっと乗ってみたかった憧れの特急でした。
あいにくの曇り空で、
雄大であろう山並みが殆んど見えなかったのですが…

豊後森駅で下車、
そこからタクシーで壁湯(かべゆ)温泉「福元屋」に向かいました。
筑後川の源流、町田川のほとりに佇む一軒宿です。
民芸調の素敵な旅館です。

建物から出て、川沿いにある混浴の露天風呂は、
岩肌をくりぬいたような半洞窟状態で、
壁湯の名の通り、
岩肌からお湯が湧き出しています。
(湧出ポイントを探ってみましたが、私には分かりませんでした…)
おそらくお湯の温度は37度くらいだと思います、
なかなか体が温まりません。
なので長々と浸かっておりましたが、
女性の方はいらっしゃいませんでした。。。

…おっと、本論からはずれました。
長く浸かっても湯から上がってすぐは寒いのです。
「これでは風邪をひいてしまうかな?」
と少し心配になるのですが、
一旦建物の中に戻れば、
実は体がホカホカになっているのが分かります。
温泉パワー、恐るべし!

やっぱりこれでは女性客の方、お風呂に入りにくいですね。
だからだと思うんですが、女性専用風呂が用意してあります。
私はそのことに全く気付かず、
ガラガラッとその戸を開けてしまいました。
すると、浴室から女性の声が!
あっ!間違った!
と一瞬で気付いて出たから良かったものの、
あやうく、
幹事逮捕、全舷途中中止、
ひいては指揮者逮捕でK君にまたもや迷惑をかけてしまうところでした。
ああ、危なかった~