映画『サウンド・オブ・ミュージック』を観る2013年6月10日
いや、初めてではないです。
既に2~3回観ていると思います。
けれど、前回いつ観たのか思い出せません。
今回の演奏会にプログラムされているのにあたり、
もう一度観ておかなくっちゃ、
という訳でツタヤでDVDを借りました。
同じ山でも、
ヨーロッパの山と、
日本の山とでは、
不思議と印象が違うものですね。
先日の長野出張で、
木曽路や信州の山々を眺めてきたのですが、
どうしても『サウンド・オブ・ミュージック』のイメージと繋がらないのです。
やはり映画を観てよかった。
主役マリアを演じたジュリー・アンドリュース。
素晴らしい歌声でした。
劇中、彼女の夫となるフォン・トラップ大佐を演じたクリストファー・プラマー。
彼の歌う『エーデルワイス』は実に味わいがあった。
祖国オーストリアを思う気持ちに溢れていました。
そう、この映画で描かれているのは、
男女の愛、家族愛だけでなく、
祖国愛が重要でした。
その心を理解しないと、
『サウンド・オブ・ミュージック』は表現しきれないと感じました。
(調べてみると、史実とは一致しない面もあるようですが…)
全く個人的な感想なのですが、
『エーデルワイス』には『上を向いて歩こう』に通じる精神を感じます。
というのは、
『上を向いて歩こう』は、
困難な時代を生きる日本人の心の支えだと思うからです。