色即是空2009年8月26日
8/7(金)、仕事で参加できず。
8/14(金)はお盆休み。
8/21(金)、またまた仕事。
ご無沙汰して申し訳ありません。
「ひとりごと」もだいぶ飛ばしてしまいましたので、
近況報告を兼ねて、
今回は久しぶりの映画ばなしにしたいと思います。
普段、特に仕事に追いまくられている訳ではありません。
が、週末の金曜日、
どうしてもやり終えなければならない仕事には追われてしまうことがあります。
今月はそれがたまたま続いてしまったのでした。
ですので、馴染みの店にはやっぱり呑みに行くし、
映画も週一本は観に行きます。
演奏会が終わり、少し余裕ができたので、
楽譜を読むだけでなく、
久しぶりに小説も読んでいます。
(山崎豊子著『沈まぬ太陽』)
さて、最近観た映画で面白かったのは『色即ぜねれいしょん』。
原作:みうらじゅん(東山高校出身)
監督:田口トモロヲ(『プロジェクトX』のナレーター)
みうらじゅんさんの自伝的小説(高校時代)を映画化したもので、
「面白い」というのは、本当に腹を抱えて笑う「面白さ」。
そういやボクらの頭の中も、あんな感じだったなぁ、と。
つまり、煩悩に満たされていた訳ですよ。
今でもあんまり変わらないですが…
東山高校は仏教系の学校。ボクも仏教系出身。
どちらの学校でも「三帰依文(さんきえもん)」という歌を
月一回の仏教行事で歌います。
映画を観るまでこんな共通点があることを知りませんでした。
劇中、文化祭でロックに編曲された「三帰依文」が出てきて
ぶっ飛びました。
この映画には登場しなかったのですが、
私の出身高校にはもう一つ、
「四弘誓願(しぐせいがん)」という歌がありました。
月一の行事で「三帰依文」とともに歌います。
ボクたち吹奏楽部は伴奏します。
「四弘誓願」のイントロはファースト・ホルンのソロ。
高一の時、三年の先輩が奏でるソロが美しく、
いつか自分もあんな風に吹けるようになりたいと憧れました。
音は単純ですが、その分、音を外したら致命的。
また音色いのち!なソロですので、汚い音は問題外。
自分が三年の時は冷や汗タラタラだったのを思い出します。
いい思い出ですけどね。